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電子書籍

LONESOME隼人 ローンサム・ハヤト みんなのレビュー

  • 郷隼人 (著)
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みんなのレビュー1件

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紙の本

LONESOME隼人 ローンサム・ハヤト

どう言えばいいのかわからないけど

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:冬可 - この投稿者のレビュー一覧を見る

短歌を読むわけでも詠むわけでもないので、短歌のことはまだよくわからないけど、エッセイの部分は何度読んでも心に響くものがある。どう言えばいいのかわからないけど、わたしにとっては迷ってる事の答えがこの本の中に全部在るって感じ。特にいろいろな人たちとの関わりがとても凝縮されていると思う。刑務所という閉ざされた場所にいて人とのかかわりは極端に少ないはずなのに、その悩みや悲しみ、喜びは塀の外にいる私たちと同じ。つまり塀の外の私たちだって、結局はたいした数の人達と関わっている訳じゃないし、自由がある分、個々の関わり方が薄いのかもしれないなんて思ったりした。郷さんの気持ちを考慮せずに言えば、殺人を犯した人が、人間って素晴らしいって事、生きるって素晴らしいって事(楽しさも喜びも悲しみもむなしさもあるって事)を教えてくれている不思議。短歌に何の興味もなかった人にも十分読めると思う。短歌のことを知らない私が読んでもすごいなって思った。短歌に詳しい人が読むとどうなんだろう。でもいちばんわかりやすい表現としては「すべての人にこの本のこの人の存在を知ってもらって読んでもらいたいと同時に誰にも知らせたくないという気持ち」それから、同じ本を読んでも同じ物を見ても聞いても個々によってその感じ方が大きく違うことは当たり前だし、自分以外の人の事は、今まであまり気にしたことはなかったけれど、他の人はこの本を読んでどう思うのかを今までになく強く感じた本でもある。私が気づかなかったこと、感じなかったことを教えて欲しい。そんな気持ちになった。今、この本を私は枕元に置いている。夜、寝る前に、朝起きたときに手に取る。そしてその日の自分の戦いの場に出かけていく。

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