悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東 みんなのレビュー
- 中川右介 (著)
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2020/04/10 20:12
三大悪人の本
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
スターリン、ヒトラー、毛沢東という世界史上まれなほどの三大悪人の本。
平易で大変読みやすかった。
しかし、「この時ヒトラーはこのようにしたが、スターリンならきっとこのようにしただろうし、毛沢東ならこうしただろう」というような,【if】を加えると、三悪人を一冊の本に並べた効果が出てくると思う。
三人の話の中では、ヒトラーが第一次大戦後の世界で最も進歩的と言われたワイマール共和国において、どのように【合法的に】政権を取ったか という話が一番面白かった。今の日本において、スターリンや毛沢東が再現する可能性は低いが、ヒトラーがまた現れる可能性はあると思う。
2015/08/24 00:45
とんでもないヤツらがいたものだ
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投稿者:ところ点 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中川右介氏の本は、複雑な時代状況や人間関係を解きほぐして、大変わかりやすく、一気に読める。権力が人を自己中に変えるのか、そういうヤツが権力を得てしまうのか、翻弄される国民はたまったものではないのがよく分かる。時折、現代の会社の組織にたとえて述べているところなども面白い。個人的には、文化大革命あたりの蛮行をもう少し詳述して欲しかった。
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