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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.9

評価内訳

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紙の本

大人が読んでも面白い塾の本。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

首都圏学力上位層には、鉄緑会とサピックスって当然の選択肢なんだそうです。東大医学部合格者の6割以上が鉄緑会出身、進学校の築駒の合格者の7割以上がサピックス出身って…。一番頭いい子はZ会の通信教育っていうのが私の世代です。あ、年、ばれるわ。

でも奥さん、知識詰め込みなんでしょ?って思っていたら、東大にも記述式の問題があり、ちゃんと論理構成力が必要な問題があり、一昔前の「暗記でOK」ってのは無理だとわかります。サピックスは暗記科目の社会でも、教材は親が読んでも「なぜこうなったの?」が示されていて、確かに面白い。

『歴史が面白くなる東大のディープな日本史』とか、「東大 歴史」で検索したら確かに順序だって話の流れがわかる面白い本が書店にありますもんね。

今まで、東大合格出身校ランキングみたいなのが毎年、週刊誌に出てきますが、実は学校歴×塾歴という多様性があるんだよ、って教えてくれる本です。高校進学率がアップし、教育の平等化が果たせたと思った瞬間、誰かが早歩きになっていたから、知らない間に周りのみんながいつの間にか全力疾走になっていたってのが、国民的教育競争が始まりました。

少しでも隣の子よりかはちょっと優位になりたいっていう個々のニーズの集約が世の中のニーズとなり、塾は急成長します。

塾は民間教育であり、自ら求める教育である自由がある。その意味で塾は学校教育を陰で支えるパートナーで、対立構造のものではありません。

そんな塾では、「エリートの集まり」だから「そこそこ」でも合格できるという安心感。切磋琢磨できる相手が身近にいることでモチベーションが高まる。学校とは違ったコミュニティを形成できる。学校では人間関係があるけど、塾は適度な距離が保て、純粋に学力だけの「ものさし」は楽というメリットがあります。

デメリットは、結果にコミットするスポーツジムみたいな感じなので、自分で勉強法を考える手間が省けたため、大量の課題をこなす処理能力と忍耐力だけしかいらなくなった。立身出世であるために、教育を受けたことによる利益は本人のみが享受する商取引のようになります。

「社会の成熟化が進み「正解」が多様化し常に変化する中で必要になるのは、早く「正解」に辿り着く能力ではなく、問いを問いとして抱え続ける力なのではないか。簡単には「正解」を出してしまわない胆力なのではないか。」

動的な問題、つまり、社会の変数が変わると結論が変わる問題とか、トレードオフな問題はあえて、経過を診ることも必要になります。正解やクリアカットな基準がない状態に私たちは耐性が弱くなっています。

回り道とか、無駄を極力排除したい効率至上主義を私たちは望んでいます。ランキングや順位付けは私たちの生理に関わってきます。死というリスクを極力減らしたいOSを古代から持っていましたから。特に、社会がしんどい今の時期は、その人の本性が表面化しやすいです。

「大卒プレミアムは、高いお金を投資として支払って将来高い賃金を得る資本なんだ」という考えに陰りが見え、低所得層は金銭的理由から手を引きはじめています。教育の不確実性のため、逆にがんばる親は「もっと投資したらできるんじゃね?もっと頑張ったらそこそこ行くんじゃね?」って思います。だってうちの国は再チャレンジには冷ややかな国ですから。

塾は子どものことだろ?って思っていたら、私たちの生き方、考え方に跳ね返るわけです。「子どもは親の鏡」とは、よく言ったもんですね。

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紙の本

人間教育と異なる方向に

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和60年ころまで受験は人間性が求められていた。どのような対策を立てるのか、それ本人にかかっていた。しかし、情報化社会が進展する中、受験生は塾の言う通りにすれば良くなった。ここが大きく異なった点である。昭和50年代ころまで繁栄していた「入江塾」のような人間教育を行う塾の時代は来ないだろう。

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紙の本

すごく興味深い内容

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投稿者:ぼくぶうくんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る

サピックスや鉄緑会を中心に受験生、親の立場からも書かれていて、塾の世界を知ることが出来、は勉強になった。本当に学歴社会を支えてるのは、進学校ではなく、塾であるという考えには、同感だった。

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紙の本

塾社会

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投稿者:pansan - この投稿者のレビュー一覧を見る

東大の学生の多くが、サピックス、鉄緑会を経由して大学に入学しているという事実を知り、驚愕する。この本に影響され、サピックスの問題集を購入してしまうありさまである。

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