さきちゃんたちの夜 みんなのレビュー
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紙の本さきちゃんたちの夜
2018/04/05 18:50
さきちゃんという同じ名前を持った主人公の五つの短編
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
さきちゃんという同じ名前を持った主人公の五つの短編が収められている。いつものよしもとばななだ。作者は「鬼っ子」が一番好きらしいが、私は「さきちゃんたちの夜」が一番気に入っている。
紙の本さきちゃんたちの夜
2019/03/09 23:15
いろんなさきちゃんたち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メイチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなさきちゃんのお話。それぞれのお話に関連性はありません。
一人のさきちゃんがなんとなく自分の友達に雰囲気が似てて、楽しく読みました。身近な、あるいは知らない誰かの日常に、ちいさな奇跡があるから人生は美しいのかもしれません。そういうきらめく瞬間を書くのがこの作家のうまいところだと思いますが、ただそれが第六感とかスピリチュアル的なものに拠る時が多いので、正直またそれかよ…と思ってしまいました。
紙の本さきちゃんたちの夜
2017/04/07 23:58
私たちの夜
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ばななさんのファンで、『キッチン』から追っている。
たしか、『キッチン』が福武書店から出たのが1988年であり、『さきちゃんたちの夜』は2013年である。
その長い年月で、ばななさんは変わらないところは変わらない良さがあるし、変わったところは変わったかなぁと僕はおもっている。
ひとつに、ばななさんの著作に対するよくある批判として、人生はそんなにやさしいものではない、綺麗事ではないか、というものがある。
そして、ばななさんはそういった意見に真摯に向き合ってきたということが、近著から伺える。
この『さきちゃんたちの夜』でも、どの主人公も恵まれた状況にはいない。しかし、だからといって投げ出したり、絶望したりすることなく、強く優しい心で生きている人間ばかりである。
物語ではない人生でも、逆境と感じるときにおいても、僕たちもそう生きることができると、ばななさんはそう教えてくれているのではないか。
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