富士山大噴火と阿蘇山大爆発 みんなのレビュー
- 巽好幸
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2017/04/29 21:48
日本にある二つの巨大な火山
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の火山の入門書と違って、この本では「富士山大噴火」と阿蘇山で起こり得る「巨大カルデラ噴火」の二つに絞って解説しています。
細かいことはここに書きません。富士山が噴火すれば日本がやばいと思いますが、巨大カルデラが噴火すると世界がやばいと思います。この現実をより多くの人は認識するべきだと思います。
電子書籍富士山大噴火と阿蘇山大爆発
2016/11/27 20:30
地質学的な記述と、一般向けの記述と。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本列島の自然災害のリスク。
富士山噴火や山体崩壊。
例えば九州火山の巨大カルデラ噴火。
巨大カルデラ噴火は過去12万年に10回、日本列島を襲った。
7300年前にも、南九州の縄文人を絶滅させた。
今、発生したら、日本列島の広範囲で電気・水道・道路・鉄道が使用不能になり、
最悪1億人以上の死者が発生する。
発生確率は100年間で1%。だが、阪神淡路大震災前日1月16日時点での、
神戸の30年間の同地震の発生確率も、1%なのだという。
南海トラフ地震の年間発生確率は約4%で、推定死者数は32万人以上。
首都直下型地震も、年間発生確率が約4%で、地盤に歪みが蓄積しているという。
上記のような部分は興味深く読んだが、
一方で地質学的な火山の仕組みなどの記述が非常に多く、
そういう部分は個人的には退屈だったので飛ばして読んだ。
著者は専門家としての自負が感じられ、似非専門家とそれに乗るメディア記事に対する批判が
本文に何度も出てくる。
3.11以降日本列島が活動期に入ったとか、
今が平安時代の大地動乱期と似ているという俗説に対しても、慎重な立場を取っているようだ。
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