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電子書籍

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 みんなのレビュー

  • 辻田真佐憲
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争

現実を冷静に見極めないとこうなる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:素敵な楽園 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本は欧米諸国に追い詰められて太平洋戦争に追いやられたと言う人がいるが、そのことは正しいと思う。しかし、その選択をしたのは日本である。時の権力者及び中枢にいた軍の幹部が、日本の戦力・資源・経済力をもっと冷静に分析して、日本がアメリカと戦ったらどのような結果となるかなるかしっかりとシミュレーションすることができていたら、戦争という道を選ばず、多くの国民を死と貧困に追いやることはなかった思う。国民も軍の報道を安易に信じて浮かれた。その結果多くの犠牲が伴って民主主義の平和国家になったとは皮肉なことだ。軍民統制とは恐ろしいことだ。彼らは日本国民の将来よりも自分たちの立場の保全を優先し、不都合な事実のねつ造を重ねていった。勝てないことがわかってきても自ら止めることができない状態だった。 米軍の戦艦や巡洋艦の数を遙かに上回る数を撃沈したと報道を繰り返したが、敵国には愚かしさが手に取るようにわかったことだろう。 私の父親の兄は沖縄で戦死したが、勝てる見込みのない戦争を早く認め、その後の日本の立て直しをしてくれていたら死なずにすんだことだろう。沖縄の人と共に。  この本は戦争を起こした日本人の気質と反省を顧みるためのとても良い本である。

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紙の本

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争

マスコミへの疑問

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る

大本営発表といえば、でたらめ、誇張した発表の代名詞であるが、今のマスコミにそのような病理はないだろうか。

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紙の本

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争

関心、無関心事に関わらず注意したい

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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏の終戦記念日前後に戦争期をとりあげた本を読むことが最近の習慣だ。今年読んだ本の中では辻田真佐憲の「大本営発表」と江藤淳の「閉ざされた言語空間」が印象的だ。どちらも権力者側、支配者側が情報操作、検閲等を行い、国民の関心を集める、あるいは蚊帳の外に置く、さらに国民意識をある方向に向かわせようと行った活動記録を丹念に資料を収集し読み込んでまとめている。
 本書は、着眼点もおもしろく、太平洋戦争の著名な戦いを順追ってとりあげているので、戦史を概観できる歴史本としても読める。

 権力者側と国民との間には、マスメディアが介在し、情報を握っている者との関係も問われる問題だ。戦前、戦後を通じたこのような情報操作、検閲等が強力に行われたことは、表面的には過去の出来事となった。しかし、情報空間、言語空間がいびつにゆがんでしまっている現象は現在社会でも事例に事欠かない。広く国民に対して、両書は自覚と警鐘を鳴らしているようだ。
 現在ではインターネットという新しい情報ツールが普及し、草の根マスメディアが普及している。これはこれで別な問題はあるようだが、権力者側もマスコミ操作は容易ではなくなったとは思う。だが、公然とマスメディアに対して経営面等からの脅しを口にする権力者もいるので意識は変わらない人もいる。
 過去の経験から、いつも話半分と思って、マスメディアの記事やニュースを読み聞きしているが、専門外のことは案外信じてしまうこともある。注意したい。

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紙の本

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争

4回沈んだサラトガ

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投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る

馬之介がまだ子馬だった頃、「大本営発表」という遊びがはやった。みんなで遊んでいるとき、誰かが不意に「大本営発表ッ!」と大声を出す。「このたび馬男くんとヒン子ちゃんがケッコンすることになりましたァ」とか「馬次郎クンがボクのエンピツを盗ったので、牢屋へ入れられます」などとからかい合うのである。
 これは戦後まもない頃だが、そんな他愛もない遊びが本気でなされたのが戦時中の「大本営発表」だった。開戦当初の真珠湾攻撃やマレー沖海戦があまりにうまくいったので、その後の負け戦(いくさ)を正直に発表できなくなり、ミッドウェイ海戦では日本側の空母4隻が撃破されたのに対し「わが方損害1隻喪失、1隻大破」と発表する一方、敵空母は無傷だったにもかかわらず「2隻撃沈」と「架空の戦記小説」のような発表がおこなわれたのだった。
 同じような「勝った、勝った」の連呼はその後も続き、日本国民は広い太平洋海域が全面的に日本軍の手中にあると思いこまされていた。この状況を高松宮は日記の中で、「でたらめ」と「ねつぞう」であると痛烈に批判している。
 大本営の方も、みずからの発表が心苦しかったのか、発表の回数は目に見えて減少した。開戦時の1941年12月には90回もおこなわれた発表が、翌年1月は68回、3月は34回、5月は19回となり、ミッドウェイに負けた6月は9回に急落してしまった。真珠湾から半年で10分の1に減ったのである。
 以後9月と10月は各2回にまで落ちこんだというから、大本営発表の回数は日本の負けを如実に示していたといえよう。おまけに、発表のたびに「ヨークタウン」や「エンタープライズ」を沈めたというので、昭和天皇から「サラトガが沈んだのは、こんどでたしか4回めだったと思うが」と苦言を呈されたらしい。
 子馬たちの「大本営発表」は大笑いのうちに終わったが、本物の方は笑うに笑えぬ苦しい悲劇であった。
 真面目な面白い本である。

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