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「小池劇場」が日本を滅ぼす みんなのレビュー

  • 有本香
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紙の本

「小池劇場」が日本を滅ぼす

紙の本「小池劇場」が日本を滅ぼす

2017/08/31 23:54

自分ファーストにNO!

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投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

捏造、偏向はなはだしい昨今のマスメディアの現状をみると、いわゆるポピュリストが民衆の指示を得て権力の座につく仕組みがよくわかる。マスコミが自分と利害の一致する政治家と結託し、そのマイナス面は一切報じず、その人をもちあげるだけで、民衆はそんな虚像についてくるからだ。
 そんなマスコミをうまく利用して東京都という巨大な地方行政の首長の地位を獲得し、都政のみならず国政をも混乱させているのが小池百合子だ。本書では、昨年夏の都知事就任後の最大の暴挙である豊洲市場移転延期問題を中心に、いかに彼女が愚かでわがままな暴君であるかが論じられる。
 タイトルにある「小池劇場」とは、テレビ界出身の彼女が正義のヒロインを演じる劇場のことだ。自民党と決別して戦った知事選からしてドラマチックであった彼女の過ちは、知事になってからも同じ役を演じつづけようとしたことである。そしてドラマには、事件と敵役が必要だ。
 ドラマの舞台は築地からの移転が決まっていた豊洲市場、敵役は石原慎太郎元東京都知事。これらは架空のドラマではなく、現実に存在する場所と人間だ。自分が演じるドラマのため彼女が行ったことは、都の財源から何百、場合によっては何千億もの金を放出させる乱費と、84歳の病身の元都知事を公けの場で断罪しようという蛮行だった。
 著者の有本香は、政治信念も知識もない小池がただ自分の人気を持続するために飛びついたのが、豊洲問題だとする。豊洲移転を延期することで、行政の悪と戦う首長というイメージづくりをもくろんだ彼女にはしかし、それによる莫大な損失をめぐって批判も噴出する。そんな彼女にとって天の助けとなったのが、豊洲市場の地下空間に見つかった「盛り土の不在」と、そこに溜まったアルカリ水であった。市場で扱われる食材と何の関係もない空間のどうでもいい状況に小池は飛びつき、彼女と同調したマスコミもまた、まるで食品衛生上の大問題であるかのようにこれを報じた。豊洲移転そのものが悪であったというとんでもない論理が横行し、諸悪の根源のようにされた元知事の石原は、百条委員会に喚問された。
 だがごまかしは、すぐに化けの皮がはがれるもの。石原の無実は明白で、断罪計画は失敗。またその後、築地存続を決めた小池は、環境の劣悪さでは豊洲の比ではない築地の安全性について問われると、コンクリートとアスファルトでカバーされているから大丈夫などと矛盾にみちた回答をする。
 小池都政は3年後に迫った東京オリンピックにも悪影響をあたえると、有本は指摘する。まず築地を早急に解体できなくなったことで、五輪期間中の主要交通路と期待されていた環状2号線の五輪開催までの完成が絶望視されている。基本的に自治体が負担するとされている予算だが、東京については、逼迫していた都の財政を立て直した石原が、「4000億近い貯金ができたんで、オリンピックをやろうよ」という経緯で招致が決まったという。しかし市場移転延期による損害で、懐の怪しくなった小池は、今ごろになって国も負担をするよう言い始めたという。
 小池百合子の矛盾をつくのは簡単だ。しかしマスコミが彼女の側につき、彼女に有利な報道をおこなうかぎり、その悪を世に知らしめることは極めて困難である。いまだ日本人はマスコミの言葉を鵜呑みにする傾向があるからだ。
 それゆえ、本書のような正論は非常に重要だ。多くの都民、国民がここに書かれていることを知り、悪意あるマスコミの捏造、偏向をみずから排除してほしい。小池の都民ファーストならぬ自分ファーストには、NO!といえる東京都と日本をつくっていきたいものである。

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