爆笑問題の日本史原論 みんなのレビュー
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2009/10/26 22:25
文学はかっこわるい
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学することは、実はかっこよくないのかしれません。
かっこいいと思って、偉いんだと思って、
国語をやったり、読書感想文を書いたりしたけれど、
こと作家というヒトビトに関しては、
かっこわるいことがいっぱいです。
何回も心中しちゃだめですよ、ダザイオサム。
男としてはどうなんだ、オウガイ。
あんまり定職についてないのか、ミヤザワケンジ。
・・・。
でも、そんなかっこわるいところが、
すきなのかも。
だって、よんでる方も、かっこわるくてえらくないことが多いから。
文学はいったんかっこわるくなっていいと思います。
本以外にもおもしろいものがいっぱいあって、
爆笑問題の書いた文学者論がおもしろくて、
テレビもおもしろくて、映画もおもしろくて、
文学がおもしろいっていう人は、昔にくらべるとすごく少ないでしょう。
それは、偉くてかっこいいフリをしているからかもしれません。
さて、そのきっかけにこの本。
ギャップのある異性にドキッとするように、
今回のこの本では、
そんな文学のかっこわるさのギャップに、
少しドキッとできるかもしれません。
2005/08/29 20:59
爆笑問題の日本史原論
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：セイク - この投稿者のレビュー一覧を見る
この一冊で日本の偉人変人を網羅出来ると思ったら、大間違い！
むしろ爆笑問題の考える、日本の偉人変人がよ〜くわかります。
２人の掛け合いに笑いを求め、その後の解説で正しい出来事を理解。
我々の歴史が、良くも悪くも虚実交えて塗り替えられていきます。
だから面白い。
歴史上の人物をネタにされるので、そういうことが嫌いな方にはお奨めできませんが、これはおもしろいです。
是非一読を。
紙の本昭和は遠くになりにけり
2003/08/08 20:59
岩波派にも扶桑派にもおすすめできる昭和史読本。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：由良 博英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
好評の「日本史原論」シリーズは、何と日本史の授業の副読本に用いられもしているそうだ。ただ、昭和という時代は、まだ歴史に組み込まれていない政治的な思惑の残るところである。太田さんもそのあとがきのなかで、これを扱うことの困難さにふれている。もとより、これ一冊で昭和史を概観することはできないが、岩波派にも扶桑派にも受け入れられる均衡を保ちながら、自身の洞察をコミカルに盛り込む太田さんの才覚には驚かされる。
紙の本爆笑問題の日本史原論
2015/08/20 16:20
日本史
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵に惹かれて買ってみた(笑)。こういう芸能人が書いた本って普段殆ど読まないんだけど。ちゃんと日本史の話になってたし、これはまずまず。ただ、漫才を字面で読むとまだるっこしさがある。
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