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紙の本

孫子の兵法 ヒト・モノ・カネを自在に操る

敗北の法則

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投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る

孫子の兵法というよりは、孫子に名を借りた「飯島勲の兵法」ともいうべき本である。
 とりわけ有益で面白いのは、自軍を負け戦(いくさ)に導く「走、弛、陥、崩、乱、北」の六つの条件による敗北の法則で、走とは一の力で十の敵と戦う羽目になった場合、弛とは軍の幹部が弱い場合、陥とは兵卒が弱い場合、崩とは組織が崩れている場合、乱とは組織の統制がとれていない場合、北とは敵情を把握できない場合をいう。
 こうした条件が敗北を招くというのが孫子の教えるところだが、それを受けて著者は民主党政権の悪夢を想起する。2011年の東日本大震災にあたって、当時の菅直人首相は震災翌日の朝早くからヘリコプターで福島原発へ飛んで現場を混乱させたり、東電本社へ押しかけて怒鳴り散らすなど、上の「弛」の条件をそのままやって見せた。
 トップがこんな状態だから、民主党はまったく組織の統制がとれていなかった。震災対応が非難されると、新たに内閣参与を15人も任命し、対策本部や会議などの組織を次々と立ち上げた。その結果それぞれが好き勝手なことをいうばかりで、官邸の混乱はいっそう深まった。孫子のいう「崩」と「乱」である。
 具体的には「行政刷新会議」「行政改革実行本部事務局」「行政改革に関する懇談会」など名前ばかり大げさな会議を三つ、事務局組織を五つもつくった。しかし「国家公務員制度改革推進本部事務局」を除いては、法的根拠や権限のないものばかりというでたらめぶり。
 おまけに民主党内でも似たようなことが起きていた。議論をしても何も決まらず、たまに何かが決まると気にいらない人が組織を飛び出す。こうして政権を取ったあとの離党者は100人を超え、孫子のいう「崩」を実証してみせた。
 結果として孫子の兵法そのままに敗北の憂き目を見たのは、日本国そのものであった。
 同じようなことは政党や政治家ばかりでなく、民間企業でも十分に考えられる。社長から平社員に至るまで、組織として個人として、誰もが「走、弛、陥、崩、乱、北」に当てはまることのないような考えをもって行動してゆかねば、競争相手の前に敗北を喫することとなろう。

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