イラストでよくわかる カメラとレンズの疑問 108 みんなのレビュー
- HARUKI, Nagata Satoki, アキラ・タカウエ, 浅井美紀, 五十嵐健太, 泉谷玄作, 上田晃司, 上原ゼンジ, 魚住誠一, 内山 晟
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紙の本イラストでよくわかるカメラとレンズの疑問108 人気写真家50人がQ&Aでスッキリ解決
2018/01/28 11:43
Q&A
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポートレートに最適なのは50mmと85mmのどっちか。これについては、対角線画角が前者47度、後者29度で、背景を生かした撮影では前者、背景の大きなボケを狙うならば後者を選択すると良いようだ。また前進を入れるときのワーキングディスタンスでは前者3m、後者5mとなり、前者の方が指示が出しやすい。
並木道を奥行きを強調する一点透視図法の構図で消失点を上に撮ると印象的に撮れるようだ。作例では55mmのレンズにF1.8を使っている。強い日差しではコンクリートをレフ板代わりにして反射光を使い、光を全体にまわすポージングのため座ってもらって、綺麗な光が全身にいくようにするとよいようだ。脚を長く見せるには広角の24mmレンズでローアングルによる下からあおった撮影にし、顔をレンズの中心あたりに配置する。ダイナミックな写真が出来上がる。人が浮いている写真を撮るにはシャッター速度を1/500秒にし、高速連写する。
鉄道の疾走感を出すにはシャッター速度を1/8秒にして流し撮りをする。横方向に振るときは肩の力を抜いてカメラを肘で支えるイメージで持つ。撮りたい位置の正面に立って、肩幅ほど足を開き、列車の来る方向へ腰をねじる。肘や手ではなく腰を動かす。斜め方向では線路と並行に流すために両肘を列車が来る方向に向けた状態で待ち、列車が近づくにつれて腰を回しつつ開いた肘を閉じていく。腰や肘だけでなく、膝や手首のスナップも使うと良いようだ。シャッター速度を低速にし望遠にすると難易度が上がる。
星を取るときは比較明合成をする。画像処理ソフトなどを使って1枚1枚重ねたり、一括で合成するだけでできるとのこと。露光時間を短くでき、ノイズが出にくいようだ。「Photoshop」のファイルメニューで[スクリプト]→[ファイルをレイヤーとして読み込む]を選択肢、レイヤーパレットの描写モードを[比較(明)]にすれば完成するようだ。
作例と作り方が載っていて非常に参考になる本であろう。
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