ちょっとした勉強のコツ みんなのレビュー
- 外山滋比古
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紙の本ちょっとした勉強のコツ
2002/08/19 19:16
こどもに効果的な勉強を!と願う親たちに
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yachiman - この投稿者のレビュー一覧を見る
受験生を抱えている保護者ばかりでなく、『勉強とは何か?』に興味を持つあらゆる世代の人に読んでほしい本である。勉強する気にさせる、若者がその気になる環境とは?に答えている。例えば、まじめに勉強していても結果がでていない場合はどう改善するのか、など示唆に富んでいる。「集中力が勝負である」「空腹にしておかないと頭は働かない」「朝飯前」など、アドバイスは的を得ている。
頭がよく働く例として、著者は王陽脩の言葉を引いている。『馬上、枕上、厠上』の三カ所だと。今なら、『車内、就寝前、トイレ内』か。不十分な環境にある時ほど、意外にもアイディアは浮かぶものだと。
また、若者をその気にさせる特効薬は『上手にほめる』ことだと。著者は、大人から見ればすぐわかるような若者の欠点を指摘するのではなく、彼らの長所を見つけて(なければ作ってでも)ほめることの効用を説いている。いつ欠点を指摘されるかとビクビクさせるような状況では、決して若者の方から学ぼうとする気が出るものではないことも。大人の苛立ちをそのまま言葉にしてしまうことの愚かさも、また、それが招く危険性も明示している。
小学生や中学生を持つ大人には、『学ぶ環境』に関して示唆に溢れていると直感できるはずである。著者のアドバイスが実現不可能なものであれば読み捨てておけばいい。が、この本で示されている若者の育て方(教育)の観点は大筋でなるほどと感じられるものがほとんどである。私的には『独学』に関しては異論を持つものの、『若者を育てる環境論』をベースにしているので、多少気にかかる程度にすぎない。自分のこどもが小学生の間に読んでおくべきだった、と悔やんでいる。
電子書籍ちょっとした勉強のコツ
2022/11/13 20:48
読みやすい、わかりやすい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み物、エッセイとして面白く読める。確かになあと感じることも多かった。一方で、筆者の研究のせいかもあろうが、主観かなと感じる部分も多いので、話の種として読むのが良いと思う。
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