ビジネスマンのための「読書力」養成講座 みんなのレビュー
- 小宮一慶 (著)
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紙の本ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流頭をよくする読書法
2009/02/12 08:17
「自己啓発本」症候群
13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年(2008年)の夏に腰を痛めて立ち上がれなくなった。松田優作風にいえば「何じゃこりゃあ」みたいものである。
それで通い出した接骨院で「晒(さらし)」を巻いてもらって、爾来それをはずせなくなった。いつまでも治りきらないので病院を変えると、腰まわりの筋肉が落ちていることを指摘された。「晒(さらし)」に依存してしまったことで、筋肉が自ら強くなろうとしないようなのだ。
私にとっての「自己啓発本」ももしかしてそういう現象を起こしていないか、気にかかるところである。
経営コンサルタント小宮一慶氏が書いた本書にしても、おそらくターゲットとなる読書層は、あまり読書をしないビジネスマンか、もっと「頭をよく」したいと考えている人ということになるのだろう。だから、記述の仕方も丁寧だし、本書の中で小宮氏が薦める本も多種に富んでいる。
とはいえ、この本は喩えていえば「晒(さらし)」のような本であり、この本だけで自身の「頭がよく」なるものでもない。
要は、この本に書かれていることを参考にして、小宮氏が薦める本、あるいは(そして、これこそが大事なのだが)自身で「気づきやひらめきを与える」本を見つけ出し、読むことである。そのためにも、一体自分の知識欲がどのあたりにあるのかを見極めることが大事だと思う。
この本の中で、小宮流の「速読」「通読」「熟読」「重読」といった読書法が紹介されているが、それにとらわれすぎると自身の筋力は決して強くはならない。
むしろ、「読書法を決定するのは、速さではなくて、目的」(22頁)といったように、書かれていることの本質から自身の読書法を作り出すのがいいだろう。
私自身についていえば「自己啓発本」とはおさらばしたいのだが、不思議とこの種の本が好きでたまらない。
自らの筋力は「自己啓発本」ではつかないとわかっているのだが。困ったものである。
誰か「さらば 自己啓発本」といった「自己啓発本」を書いてくれないだろうか。
◆この書評のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。
紙の本ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流頭をよくする読書法
2015/12/19 11:26
読書で頭をよくするぞ!!
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投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書著者 小宮氏に興味があり
私が好きな読書の本ということで
本書を手に取りました。
今までいろいろな読書本や速読本を見てきましたが、
速読というのは 情報を速く取るための方法。
本当に頭を鍛えるのは
本書では
通読2や熟読、重読でないと 頭が鍛えられないと。
本当に 腑に落ちる内容でした。
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