親毒 なぜこんなに生きづらいのか みんなのレビュー
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紙の本親毒なぜこんなに生きづらいのか 自分が何者かわからない!
2016/01/28 22:19
表紙のデザインは怖いですが、そんな怖い本ではありません。
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投稿者:照月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒々しいタイトルなので、著者と親御さんのドロドロした確執のストーリー、と思われるかも知れません。
実際読んでみると、親御さんとの確執よりは、子育てへのアドバイス、また人はどう生きるべきかという内容に展開していきます。
確かに著者は母親と確執がありました。著者は小学生の時転校しましたが、そこでなじめず暗い顔をしていたところ、母親から「この子は死んだ魚のような目をして気持ち悪い」と言われたそうです。当時ショックだったとありますが、それは当然でしょう。
大人になってから、生きづらさの原因を突き詰めていくとそこに親との関係があった、と。著者だけでなく他の人も、生きづらさの原因が親との関係に原因があるケースが多いそうです。現役のカウンセラーならではの考察です。
「子どもは親の所有物ではなく、神様からの預かりもの」とあります。
しかし、子どもは自分の物だと思っている親がいかに多いことか。子どもの足を引っ張ることしか
しない親いますからね。
ただ、だからと言って
親に対する怒りを握りしめていると「親の道」を歩んでいることになる、とも指摘しています。
良い親もいますし、 悪い親もいます。
「親は親、子どもは子ども、という線引きが大切」
その通りですね。
親との関係に悩む人も、また悩んでいない人にもいいと思います。なぜなら、自分は親との関係に悩んでないから大丈夫、と思っている人も、逆に子どもに対して、不適切な態度で接していることもあるからです。
子育てしていない人にも、いいと思います。例えば、婚活がうまくいかない、友達が欲しいのに友達ができない、といった悩みがある場合、大抵その人の性格に何かあることが多いのですが、「何かある」原因は、親だったりします。
自分の人生でうまくいっていないところがあると思ったら、親との関係を見直してもいいかも知れません。
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