サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

修正:全商品最大20%OFFクーポン(1218-21)

修正:全商品最大20%OFFクーポン(1218-21)

電子書籍

漢字が読める みんなのレビュー

  • かじいたかし, 皆村春樹
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

僕の妹は漢字が読める

紙の本僕の妹は漢字が読める

2011/12/01 20:21

これが未来の姿か!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「おにいちゃんのあかちゃんうみたい」、通称「おにあか」は、2060年に発表された義妹文学の金字塔だ。そしてこの作品が、日本文学の、そして日本文化の方向性を決めた。23世紀における内閣総理大臣は、2次元の実妹キャラである。
 作家志望のイモセ・ギンは、もらわれっ子の高校二年生だ。だから、義妹のイモセ・クロハやイモセ・ミルは漢字が読めるのに、ギンはイモセの家系ではないから、多くの日本人と同じ様に漢字が読めない。いまや文学は、全てひらがなで書かれているし、分かりやすいように工夫がされている。

 そんなギンが尊敬する大作家オオダイラ・ガイの家に見学に行ったことから、歴史は大きく転換する。なぜか、ギンと義妹ふたり、そしてオオダイラが、21世紀へ時間移動してしまったのだ。そしてそこでギンは、「おにあか」のヒロインにそっくりな少女、弥勒院柚に出会う。

 未来の正統派文学が紹介されるページがいくつかあるのだが、それがすごい。全部ひらがななのは当たり前で、構成は文章というより脚本に近い感じ。説明しても絶対に伝わらないだろうことがもどかしい。
 とはいえ、全編がそんな、現代的視点でいえば崩壊した文体で書かれているわけではなく、それ以外の部分は、主人公の頭がおかしめなことを除けば、いたって普通の文章、むしろ少し硬めなくらい。
 未来の正統派文学という特殊なガジェットを除いてしまえば、よくあるパターンのラノベというところに落ち着いてしまうかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

僕の妹は漢字が読める 5

紙の本僕の妹は漢字が読める 5

2015/09/24 16:20

変態だけど懸命に考えた末の選択

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

38世紀から2.5次元繊維生命体デニール人のパンス党員イジィロとカブゥロは、イモセ・ギンが生み出す世界共通言語を守るため、それぞれの方法で歴史に介入し、正しい歴史を維持しようとする。それには、イモセ・ギンが弥勒院柚、実妹マコト・アマネコ、義妹イモセ・クロハのいずれの女の子を選ぶのかが大きく関わってくる。天才チョウマバヤシ・メグリ博士からその話を聞かされたイモセ・ギンは、いずれを選ぶべきか悩む。
 21世紀から23世紀に連れてきた弥勒院柚は、ギンの婚約者として認識され、ユズもギンに対して好意を隠さない。しかし実妹のクロハもユズに対する嫉妬をギンにだけは示し、ギンと二人っきりでクロハの背中に指で文字を書かせて執筆するにくたいかきっこで対抗する。

 このままギンとクロハが結ばれてしまえば、パンス党は未来から消滅してしまう。そう焦る未来の総理大臣であるイジィロは、クロハの存在を消すことで、正しい歴史を維持しようとするのだった。

 シリーズ最終巻。ハーレム展開になっているギンに対して、未来の歴史という大きすぎるカタをとって、ヒロイン選択を迫る構成となっている。誰かを選べば誰かが不幸になる。そんな風に相手に感情移入してしまっているギンは、簡単に答えを出すことができず、それが逆にヒロインたちを苦しめてもしまうのだ。
 そして悩んだ末、なぜ未来が漢字を失うのか、それが愛に基づく理由だと知ったとき、長い逡巡の末にギンは一つの答えにたどり着く。そこで選ばれるヒロインとは?

 ストーリーとは特に関係ないけれど、黒パンストを引き裂いて太ももに文字を書いたり、黒パンストを頭にかぶって犯したりする主人公は、かなり変態と言っていいだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

僕の妹は漢字が読める 4

紙の本僕の妹は漢字が読める 4

2015/09/16 16:10

ゆがみ始める未来の歴史

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

「おにあか」のホミュラに人生を救われたイモセ・ギンは正統派文学をこよなく愛する23世紀の高校生だ。天才チョウマバヤシ博士の作ったタイムトラベルマシュマロで21世紀に行き、ホミュラにそっくりな弥勒院柚を連れて戻り、正統派文学が生まれない未来改変を修正して、またまたその結果として発生した実妹マコト・アマネコと義妹イモセ・クロハにまつわる問題を解決して、日常が戻って来た様に感じていた。だが、彼らの関係性は待ったなしのところに来ていたのだ。
 ギンの家で同居することになったユズは、クロハの両親からギンの婚約者として扱われ、ギンに対する想いを自覚したクロハは、友人のユズとの関係の間で葛藤する。また、もう一人の義妹のイモセ・ミルやアマネコも事態を静観していない。特にアマネコは、ギンとの関係を深めるため、海への旅行を提案する。

 正統派文学の大御所オオダイラ・ガイらも連れて海へと遊びに行くギンたちだったが、何故か純粋には楽しめない。それは、事前に彼の前に現れた38世紀の2.5次元繊維生命体デニール人のカブゥロとイジィロが、ギンやクロハ、そしてアマネコに施した記憶操作の失敗に起因していた。

 ギンが偉大なる父とあがめられる38世紀から介入してくる人々が暴走した結果、ギンとユズ、クロハらの関係は歴史事実からのずれを発生させ始める。それはまるで、誰かからの要望によってクロハが推されているかのようだ。
 ユズの兄コウヤの壮絶な死に様にかぶせられるシュールな笑いなど、突拍子もない設定と真面目な展開が微妙にミックスされた展開となっている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

僕の妹は漢字が読める 3

紙の本僕の妹は漢字が読める 3

2015/09/10 15:59

実妹と義妹

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

23世紀に再び正統派文学を取り戻したイモセ・ギンたちだったが、全てが元通りになった訳ではなかった。旧来の日本文化を残す、ぶんかとっくという場所がアリアケに出来ていたのだ。そしてそこから、ギンの本当の妹だと名乗るマコト・アマネコがやってくる。彼女はギンの書く小説に、未来の日本語の形を見いだしたというのだ。
 ギンの義理の妹であるイモセ・クロハは、アマネコの登場に焦り、彼女が兄の小説を出版させると言うに至って、深い後悔に苛まれる。自分の気持ちを押し殺し、結局、兄に何もしてこなかったことに気づいてしまったのだ。そしてギンも、翻訳家としてデビューするクロハの負担にならないよう、アマネコの誘いに乗ってしまう。

 しかしそこで、もう一人の義妹であるイモセ・ミルが、正統派文学の大御所オオダイラ・ガイを操り、クロハとアマネコの一騎打ちの舞台を作り上げる。

 前巻のタイムトラベルのネタを伏線として引きずりつつ、今回は実妹と義妹の兄を巡る戦いが描かれる。そしてギンの出生の秘密、2.5次元生まれという事実も明かされ、23世紀の未来日本に吹き荒れる混沌の嵐を感じずにはいられない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

僕の妹は漢字が読める2

電子書籍僕の妹は漢字が読める2

2015/08/25 10:52

いるかいないか、それだけの違い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

23世紀の日本には漢字を読める人がほとんどおらず、ひらがなと擬音で表現される正統派文学が幅を利かせていた。ちなみに総理大臣は二次元の妹キャラだ。
 しかしその未来は、歴史の転換点を作った作品が出版されなくなってしまったために変わってしまう。漢字がある、普通の未来に変わったのだ。それを元に戻すため、イモセ・ギンたちは再び21世紀へとやってきていた。そして「あにマジまにあ」を奪った犯人を捕まえるべく奔走する。

 そんなわけで、ようじょ、とか、なめたい、とか、おばんつ、とか、ダメな四文字言葉が乱舞する物語な訳だが、今回のストーリーの主軸には、多数派の中で埋没し迫害されていく少数派の悲哀という、ちょっとしたテーマが埋め込まれていく。
 多くの普通の人とは違うものが好き。でもそれを誰も理解してくれない。それは辛いことだ。しかし、誰か他の人が、その思いを受け止めてくれるならば、そんな辛い境遇でも生きていける。そんなメッセージが込められているのだ。しかしこの場合、普通がいもうと好きで、異端が純文学好きという逆転現象が起きているのだが…。

 章末には23世紀を代表する文芸誌「ぶんげいっこ」の特集記事が紹介され、ラストには38世紀の文章も登場する。後者はもはや理解できないかも。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

5 件中 1 件~ 5 件を表示