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僕はやっぱり みんなのレビュー

  • 望公太, タカツキイチ
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みんなのレビュー6件

みんなの評価2.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本僕はやっぱり気づかない 6

2015/09/28 16:22

ついに気づくとき

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏休みの最後の日。神楽井もにゅ美は自分の宿題が終わっていないにもかかわらず、織野栞の誕生日を祝うサプライズイベントを企画した。会場は籠島諦の家で、栗栖・クリムゾン・紅莉亜ことクリエステリア・クリムゾン・クリードエンデ・クリストゥフーア、桔梗院柚希も参加する。
 翌日、眠ってしまったみんなを起こすために朝早く織野栞がやって来たのだが、籠島諦は気づいた。それが、篠瀬戒の知りあいである読賀衣里だということを。そしてついに、全てに気づいてしまうときがやってくる。

 シリーズ最終巻。打ち切りとかではないと思うが、6巻かけた割には予想を飛び越えることのない終わり方ではあった。

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紙の本僕はやっぱり気づかない 4

2015/09/14 16:23

任務と感情のはざまで

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

土御門仙三のツテで桔梗院柚希が夏の海の宿泊先を調達して来た。コンピュータ部の合宿ということにして、籠島諦や織野栞、栗栖・クリムゾン・紅莉亜、そして神楽井もにゅ美も一緒に合宿先へと向かう。
 女子陣は当然水着!みんなで楽しく浜辺で遊んだ一日目が終わったところで、奇妙なことが起きる。神楽井もにゅ美以外に、前日の記憶が無くなってしまったのだ。いや、他のメンバーは今日こそが合宿初日目だと思っている。そして世界も、今日が合宿初日だというのだ。

 ラノベの定番とも言うべきループする世界に取り込まれてしまったもにゅ美。自身の主戦場であるネットワーク世界に入ることもできなくなり、万策尽きて、籠島諦に自分が未来人であることを打ち明ける。それをあっさりと信じた籠島諦と共にループを抜け出す方法を探し始めるのだが、そこに、もにゅ美の上司だという石神井ヒヒ彦がやって来て、混乱をもたらしていく。

 いつもはヒロインたちの正体に全く気付かない籠島諦が、ループすれば前回の記憶を失うという特性があるせいか、不思議現象を現実のものとして受け入れる。それには、世界観と事件の原因に基づく、理解可能な理由があるわけだ。
 しかし、彼が不思議現象を受け入れることをこのまない人物も多い。またまた物語の最後に介入してくる篠瀬戒は、全てを台無しにして、それまで積み上げたものを何も成させず無かったことにしようとするのだが…。

 乙女の願望は、時間もせき止めてしまいます。

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紙の本僕はやっぱり気づかない 3

2015/08/27 10:25

ヒロイン個別のエピソード集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんな不思議な目にあってもスルーしてしまう鈍感な主人公・籠島諦と、4人のヒロインである栗栖・クリムゾン・紅莉亜、桔梗院柚希、神楽井もにゅ美、織野栞、それぞれの日常のハプニング・エピソードを描く。
 その裏では、機関の構成員である斎条睦月や、籠島諦の友人である謎の男・篠瀬戒と彼に従う読賀衣里などが、世界の秘密を巡って暗躍する。

 魔法薬を飲んでしまって犬になった栗栖と、彼を預かることになった籠島諦の調教イベント。呪いで籠島諦から3メートル以上離れられなくなった桔梗院柚希の恥辱の時間。ガク太と入れ替わってしまった神楽井もにゅ美が手を突っ込まれそうになる体験。やはり魔法薬で子どもになってしまった織野栞のお医者さんごっこ。
 そんな特殊な状況の中で、籠島諦は普段は本人には言わない心情を吐露し、それがヒロインたちを癒す…だけど恥ずかしい目にもあう。

 主人公が何も気づかない中で、周囲だけは刻々と変化しているらしい。

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紙の本僕はやっぱり気づかない 2

2015/08/21 14:34

蛇蝎のごとく嫌われる主人公

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

安達太良高校に通う籠島諦は、何も気づかない。彼の周りには、機関の超能力者・織野栞というクラスメイトがいたり、未来から来たエージェント・神楽井もにゅ美という先輩がいたり、異世界から来た魔法使いの栗栖・クリムゾン・紅莉亜ことクリエステリア・クリムゾン・クリードエンデ・クリストゥフーア・栗栖という後輩がいたりして、彼は彼女たちの物語に巻き込まれるわけだが、どんな異常な事態もスルーしてしまう。だから彼にとって、彼女たちは普通のどこにでもいる友だちだ。それが何より心地よい。

 今回転校生としてやってくるのは、陰陽師の桔梗院柚希だ。彼女が使役する玉藻前の娘・玉音を妹として紹介したことから、籠島諦に妹とオムツプレイをする変態と誤解されてしまった彼女は、徹底的に彼のことを嫌って遠ざける。しかし彼自身、彼女の本家筋である土御門仙三に10万円を詐欺られてしまったため、自然と事態に巻き込まれることになるのだが、霊力が0の彼には妖怪大戦争も全く見えない。
 一方、突如、籠島諦の幼なじみとして登場した男・篠瀬戒は、いつも神社の参道にいて、なにやら彼の周囲の異常事態について、思わせ振りな言動を取る。なぜ、全てを華麗にスルーする籠島諦の周りでだけ、不思議な人々が集まるのか?

 前回のヒロインたちはほとんど日常パートに顔を出すだけで、今回の事件には関わってこない。彼女たちの物語とは筋が違うし、日常に幸せを感じたいのが彼女たちの願望なのだから、それはそれで良いのだろう。
 そして新たに参加したヒロインは、蛇蝎のごとく主人公のことを嫌う。何も知らない知らないで通してきた彼もようやく、彼の回りに異常なことが集中しているのに気づくのだが、そのとき、彼の前に現れるのは、何でも知っている幼なじみだった。

 本来、相手の異常な言動をスルーするということは、相手のことに全く興味を抱いていないことを表明するのに等しい行為だと思う。だが作者は、相手の言動をスルーしても相手のことを思いやってさえいればALL OKだという考えのようだ。要するに、自分で抱えきれないことならば、スルーした方が相手のためになるのだ、という思想なのだろう。個人的には全く賛同できないが。
 今回、知らないということが事件を解決する上で有利に働いたこともあった。相手の理の外にいるから、その影響を受けないという論理だ。だが知らないまま放置するするならば、相手にとって彼は、理想の夢世界の住人という枠を超えることはない気がする。生身のままで共に歩むという、時には相手の重荷になるような、しかしそれで自分の気持ちが軽くなるような、そんな体験は決して起こりえないということだ。それは何か寂しい関係なのではないだろうか?相手が本当に大切であれば大切であるほど。

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