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精神科医はどのように話を聴くのか みんなのレビュー

  • 藤本修 著
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紙の本

精神科医はどのように話を聴くのか

少し変わった、精神科医療を紹介する本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

少し変わった本だと思う。
もちろんこの本が書かれた意図は本書の「はじめに」で、
「本書では、診療現場の流れに沿って、医師がどのような意図を持ってそれを行っているのかを解説」するとともに、「精神科医の話の聴き方を理解してもらうとともに、こころの病気についての知識と理解を深めていただき、精神科診療がより身近なものになることに役立て」たいと書かれている。
また、「あとがき」にも、
「執筆当初は、読者の方々に「精神科医の聴く技術」が日常会話や悩みの相談にどのように役立つのかといった観点から」書かれていたものだとある。
読んでみると確かに、(精神科)医療の現場で患者の話を「聴く」ことの重要性がどこにあるのか、どのようにして話を聴くのか、どう治療に結び付けていくのか、ということについて本当に臨床現場に即して書かれており、1つ1つの話がいちいち自分の臨床現場や聴き方のスタイルを振り返る時のポイントとなっていて、非常に参考になった。
そう、だからこれは先輩精神科医が後輩(特に若手)に向けて「聴く」という診察技術について話をしてくれているようなものと思えてしまう。それを医学書を専門に出している出版社が出すのならばわかる。あくまでも医学書であり、医学・医療技術書として読むことができるのだから。
だがこの本はそうした専門出版社でなく、平凡社から出ている。なのできっと、もう少し一般の人向けを意識した本ではないかと思う。思うけれど、やはりこれは一般の人というよりは専門家に向けて書かれているように思えてしまう。もし一般の人に向けられているのだとしたら、これは精神科医の手の内を見せてしまっているようにも思えてしまう。それはそれで、ある種驚きの本ではある。少し違うかもしれないが、外科手術のノウハウを著した本を一般の人向けに出しているようなものだ。この本を読んでから病院に来られてしまうと、「あっ、今こんなことを訊いたのは、あの本で書かれていたことと同じじゃないか」なんて思われながらする診察はややこしくなりそうだ。
それでも「第四章 事例を通して聴くことを考える」を読むと、著者の意図したことは単なる医療技術解説書ではなく、もっと精神科医療全般を一般の人に知ってもらおうということだということがわかってくる。
この章では、うつ病、統合失調症、境界性パーソナリティ障害という比較的代表的な精神科事例を通して、精神科医がどのように患者の話を聴き、どう治療をしていくのかが書かれており、こころの病がどういったものか、その治療にはどんなやり方があるのかが事例を通してわかってくる。
そう、この本は「話を聴く」という精神科医の医療技術を説明することを通じて、こころの病の実態も含めた精神科医療への理解を求めている本なのだということがわかる。そして「あとがき」にも、「本書は、精神科医が何を考え、何を知ることを求めて話を聴いていくのかを紹介するような内容になりました」とも書かれていることからもわかるのではないだろうか。
このような本の出版が企画されること自体が、まだ精神科医療の不明瞭さがあるということになるのかもしれない。それでもこの本を通じて、少しでも多くの人が精神科医療について理解を示し、旧来からの誤解や偏見を取り除いてくれると良いと思う

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