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甲子夜話 みんなのレビュー

  • 著者:松浦静山, 訳者:中村幸彦, 訳者:中野三敏
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みんなのレビュー16件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (11件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本甲子夜話 3篇5

2017/01/17 19:39

新しい発見。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻あたりがほぼリアルタイム大塩平八郎の乱だったのだが、この巻ではその後が述べられている。
大塩平八郎が大坂町奉行所の与力だったので、扱う司法実働レベル的には町奉行だろうな、大阪だけじゃ手が足りないから江戸の町奉行所とかも関わるんだろうなというところまでは納得していたが、メンツがものすごい。
のちに江戸町奉行にもなる遠山の金さんこと遠山左衛門尉やら、鳥居耀蔵が御目付で立ち会い、江戸ものの歴史小説では名前をよく見る青山因幡守とかがわらわら出てきたり、お白州で申し渡しした内容が出てくるのだ。
他にも大塩平八郎実は死んでなかった説が広まったり収束していったりする様がとってもリアル。今の炎上とあんまり変わんないところが特に。

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紙の本甲子夜話 3篇6

2017/01/06 21:09

天狗=天使?

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスと中国(清)の政治的関係などは正確なのに、「エンゲル」なるものは日本の天狗に相当するという記述にひっくり返りそうになった。
たしかに翼はあるけど……。
女性をさらった天狗の記載(大鷲の誤認?)も「正神に非ず」という存在=神じゃない天使のしわざ、としているのがなんとも。

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紙の本甲子夜話 3篇4

2016/11/01 18:09

リアルタイム大塩平八郎の乱後日譚。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

連座制が適用される当時なので、乱の参加者はもちろんのこと、その親戚に至るまで処罰を受ける様子が克明に描かれている。
足腰たたない寝たきり状態で、参加者の血判状にも血判がないという人なのに遠島とか。
それが軽い罰扱いなので、他は推して知るべし。

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紙の本甲子夜話 3篇3

2016/10/28 19:50

リアルタイム大塩平八郎の乱。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

山雀など見世物の諸芸から能や狂言の決めごとについての考察、家紋についてまで諸事多端。「馬に酒を飲ませていい馬にみせかける」方法については、おもわず笑ってしまった。
中でも一番生々しかったのは、大塩平八郎の乱についての詳細な記載。参加した人々の人相から旗印、その後に続いた乱についても記載されている。

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紙の本甲子夜話 3篇2

2016/10/15 20:30

怪力乱神を好んで語る。

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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸市中の見世物の話、瓶子から鹿ヶ谷の話が出たかと思えば赤穂浪士討ち入りの話が(たぶんほぼリアルタイムで)出てきたり。
中でも一番にやっとしたのは、時刻を知らせる役の者が間違えてしかられた時の話。オチがすごい。

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紙の本甲子夜話 続篇5

2016/09/03 22:03

足が六本の馬。

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足が六本あるという馬の素描が載っているが、それがまた実に写実的。
なるほどこういうこともあるのかと納得させられる。
北欧神話に出てくる八本足の馬・スレイプニルなんぞも、こういったものが発生したのを受けて想像をはぐくんだ結果なのかな、と思った。

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紙の本甲子夜話 続篇6

2016/08/30 17:38

妖怪墓磨き?

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墓石や狐の石像をぴかぴかつるつるに磨いた後に、文字や目玉に赤を入れるといういたずらというか、甲子夜話にしては江戸内限定の怪談めいた話に興味が出た。後日譚として語られている話の尻尾がさらに怪談めいていておもしろい。

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紙の本甲子夜話 続篇4

2016/07/02 12:59

本所七不思議。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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松浦家の屋敷も七不思議の一つだが、その七不思議の場所だろう屋敷の中で書かれただろう本書に、さらに別の七不思議について書いてあるというおもしろさ。
馬鹿囃子の章は非常に短いが、他にも芸人の見世物などに、わざわざ医者を見に行かせて種も仕掛けもないものか確かめさせるあたりが、実証の人らしい感じを受ける。

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紙の本甲子夜話 正5

2016/06/05 20:30

ジャンルを問わない博物誌。

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スケッチだけでも実に多種多様。
外国の弓に、蛸船(アオイガイという蛸の仲間が作る貝殻)。果ては日本最古の印刷物である百万塔陀羅尼の宝塔とその中に納められていた陀羅尼経。
それらに加えて「笹の雪」というとんでもなく良く斬れる刀のエピソードが入っているあたり、自ら剣談を編んだ松浦静山らしいなと感じる。

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紙の本甲子夜話 正6

2016/06/01 21:12

楽しい玉石混淆。

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渡り鳥の大きさや数からその冬の寒さをぴたりと推測する話。
残された手形からしても相当な大男と見られるのに、江戸は住みにくい、早く故郷に帰りたいと大泣きしたという釈迦嶽という力士の話。
そんな卑近な話に、情報が当時入りにくかっただろう中国の万里の長城についてつらっと正確な記載が挟まっているというのがこの本の魅力だと思う。

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紙の本甲子夜話 正3

2016/05/22 19:28

相撲年寄藤島。

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甲子夜話では相撲の話が散見されるが、松浦静山自身が朝雪という力士を抱えていたことが見られる。
なんだかすぐに消えてなくなりそうな名前に思えるが、その親方とでもいうべき藤島という相撲年寄の言葉が面白い。
相撲取りが弟子に身体を洗わせる理由もなるほどと思うが、度の過ぎる現状への批判がぴりりと小気味よい。

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紙の本甲子夜話 続篇3

2016/05/22 19:08

相撲の古法。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

正篇でも「かはずがけ」の語源についての一文があったが、行司式守某作の『相撲隠雲解』についても触れ、延享の谷風の立ち会いにあった「まった」の今昔を比較している。古法を守るべきという意見はさておき、今の大相撲の形も変化をへて定まったものなのかと思うと面白みが増す。

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紙の本甲子夜話 正4

2016/05/15 12:26

種々雑多。

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ロシアやイギリス船が漂着して農民の牛を解体、肉を取っていこうとした話など、正史では深くつっこんだところまで見ないとわからないような話も散見されるのがおもしろい。
それらと一緒に中将姫の話や曽我物語の一場面に出てくる杯の話などが出てくる。

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紙の本甲子夜話 正1

2016/05/07 20:35

加藤清正の名城。

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石垣の名手として知られる加藤清正自身が、築いたと言われる熊本城の石垣。
そこに実際に昇ってみたという人の話が伝聞として載っている。
「最初は簡単に昇れるが、気づくと天が見えないほど頭上にせり出して見える」というくだりに、なるほどとうなずける。
その一方、地震で崩壊した惨状を思うといろいろと物思わせられる。

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紙の本甲子夜話 正2

2016/05/07 20:28

高尾の文。

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「忘れないので思い出しもしない」という、シンプルで美しい、有名な仙台高尾の文と一緒にアメリカの捕鯨船が難破したのをいろいろ聞き取って書き記しているあたりがなんともカオス。
またそれが面白い。

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