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「ゆとり教育」から我が子を救う方法 みんなのレビュー

  • 和田秀樹 (著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

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紙の本

ゆとりとは階級社会の発想であることを銘記せよ

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

皆さんに見て欲しい映画がある。「炎のランナー」。この映画ほど
英国の階級社会と英国のエリート教育の光と陰を正しく表現した
映画は無い。ここでは「努力」を軸に英国の階級社会とその差別
構造に挑戦し続けるユダヤ人(ただしケンブリッジ大学に進学できる
大金持ちユダヤ人の子弟)と、その上昇志向を快く思わない英国人
エスタブリッシュメントの葛藤が小気味よく描かれている。舞台は
1924年に開催されたパリオリンピックでの陸上競技なのだが、英国の
上流社会は徹底したアマチュアリズムを説き、金銭で雇われたアラブ
イタリア混血の陸上競技コーチを「オリンピックの精神に反する」と
非難するシーンが出てくる。今でも日本では高校野球を含め「アマチュア
精神」があたかも神のご託宣のごとく神々しく語られているが、実は
この話には裏があるということを私は後に知って衝撃を受けた。
この時代、金にもならないオリンピック競技=スポーツに全身全霊を
賭けて打ち込めるのは莫大な資産を持ち膨大な地代収入を持つ貴族しか
なかった。かつかつの収入しかない一般庶民はスポーツなんかしている
余裕は無かったのである。だから19世紀は勿論20世紀初頭までスポーツ
とは貴族の独占物であり、スポーツとは貴族の旦那芸の世界だったのだ。
ところが19世紀末にアメリカで芽生えた大衆社会=資本主義
は大衆にも金を得る道を開き、それまで努力とは無縁の貴族が独占して
いたスポーツにも一般大衆の成り上がり者がカネの力と努力を通じて
参入してくる道を開いたのだ。貴族はそれまで一般大衆とは全く別の
世界の住人で、能力もDNAも全く別物の優秀な選ばれし者というウソ
をベースに人類に君臨していたが、同じスタートラインにたって
いっせいのせで競争したらそれまで数段下の存在と軽蔑していた一般
大衆にボロボロ負けるようになってしまった。この現実を貴族は憎んだ。
負けるはずの無い貴族が大衆と競争して負ける現実を認めたくなかった。
だから貴族は競争を憎んだ。勉強を憎んだ。ガリ勉を憎んだ。「ゆとりが
重要」という意見はこうして貴族サイドからがめつい庶民に対して発信
されたということを我々はきちんと認識しておく必要がある。既に
社会の上層部にいてその地位にしがみつき、地位に相応しい能力も
無ければ努力もしたくない「スーダラ貴族」が「努力することは卑しい。
人生はゆとりが重要」なーんて自分のホンネを隠して自分の主張を美化
したのだ。こういうことが分かれば失うものの無い庶民が社会の階梯を
上昇しようと思えば「ゆとりなんてクソ食らえ」と思うのは当たり前。
この当たり前の主張を和田秀樹氏は我々にもう一度思い起させてくれている。

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紙の本

ゆとり教育の功罪は?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かったん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゆとり教育、そして「学力低下」が叫ばれるこの頃。具体的な学力テストデーターを下にその危険性を述べている。日本の未来を担う子供達に、どのような力を持たせて行くかということを企画、保障していくのも国家の責任であることを痛感すると共に、親たちも共に考え、我が子だけではなく、日本の未来を創造するために、教育問題を考える必要があるとも感じた。最低の教育を保障するのではない。子供の発達を保障する教育が今必要である。

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