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NHK 100分 de 名著 みんなのレビュー

  • 日本放送協会, NHK出版
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みんなのレビュー133件

みんなの評価4.1

評価内訳

133 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

わかりやすい

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビ放送の講座のテキストですが、読みやすくわかりやすいです。カミュのペストをもう一度、読みたくなります。

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紙の本

もっと他の哲学書にも展開を!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

偶、以前放送していたのを見て、著者の國分氏を知りました。その放送での判り易さと言ったら、比類ありませんでした。
 スピノザに関しては、エチカよりも知性改善論を注目していました(本の薄さから)。立ち読みでパラパラ見た所、どうも今一つ判りにくい。よって購入を逡巡していました。
 ところが、です。國分氏のエチカの解説に仰天(著者と同い年な点にも)し、更に本書の存在を知り、即刻購入。一気呵成に読了。本書は例えや日常の具体内容への置き換えが絶妙です。
 スピノザって、なんと言うか、素晴らしい主張をしているなぁ、と感じました。
エチカのみならず、知性改善論まで読破したいと思います。

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紙の本

公共政策における「ショック・ドクトリン」と企業経営におけるそれとの違い

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ショック・ドクトリン』そのものは2度も購入しておきながら、ボリュームに圧倒されて手が出ていないのですが、本書(というか本番組)は裨益するところ非常に大。収められた具体例もそれなりに多く、大いに勉強になりました。

企業の場合、それまで出来なかった経営改革が「ショック・ドクトリン」で実行され経営の実が挙がることも多く、割とpositive imageみたいなところもありますが(例えば、COVID-19禍をテコにこれまで出来なかった生産性改革を実現し、業績が前よりも改善)、そうした事象との落差が、正に政治的なるものにおける公平性や公共性の存在(重要性)を示していると思う。

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紙の本

「文字を越えようとする文字」(7頁、柳宗悦の表現)

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

4福音書そのものはかつて岩波文庫版で読んでいたのだが、その際の理解がいかに浅かったかを教えてくれた番組のテキスト。山場は第4回。番組とテキストでは、細かいところで若干のズレがあるので、付き合うなら両者を是非。

「イエスにとっては、ユダは単に自分を嫌った人ではありません。イエスがどうしても最後に背負わなければならない試練を準備する人、それがユダだったのです」(102頁)。
「イエスは嘆きの言葉とともに逝った。私たちもまた、そのように弱い者としてこの世を後にしてもよいのではないでしょうか」(105頁、イエスは「神の子」であって「神」そのものではない。神の意図はイエスにもわからないのである)。
聖書には「マグダラのマリアが(復活した)イエスを見た、とは記されていません。何らかの姿をしたイエスが彼女の前に「現れた」というのです」(109頁、イエスの復活とは「3.11」後にみられた死者との対話現象のようなものか)。

次回の『精神現象学』も大変楽しみである(かつ、その次の『ショック・ドクトリン』も)。

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紙の本

社会の仕組みを通じて「私」について考える

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

社会の権力関係と不平等の構造、その背景にある思考と行動パターンを分析したブルデュー。彼の主著『ディスタンクシオン』を岸政彦さんが解説。個人の趣味は社会階層により規定されるという社会学。世の中を俯瞰するのに役に立つ。オタク同士は何故こんなに揉めるのかマウントしあうのか知りたい人は読んで!趣味とはなによりもまず嫌悪なのだ。趣味は社会階級で規定されるのでは、という文化資本の話。一見非合理な選択でもその集団の中では合理的な選択になっている。

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電子書籍

7月は

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

老いをテーマにするようですね。
私も、老いに対する恐怖を感じる年齢になってきたので、こういうテーマで話してくれると、なんだか心強い。
是非1ヶ月間学びたい。

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紙の本

今「三国志」を学ぶ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

三国志』は人気が高い。
NHKEテレの「100分 de 名著」の5月は『三国志』、書いたのは陳寿。

人気が高いと書きましたが、私はうんと初心者。
知っているのは2008年と2009年に公開されたジョン・ウー監督の「レッドクリフ」を観たぐらい。
金城武さんが諸葛孔明を演じていましたね。
この赤壁の戦いは「三国志」の中でも有名な戦いですものね。

そもそも「三国志」の三国というのは、魏、蜀、呉のことで、今から1800年も前の中国の争い。
それが今に続く人気なのは、諸葛孔明とか劉備とか、時の英雄たちが己の智慧をもって戦う姿がビジネスマンに受けたのでしょうね。

今回は映画「レッドクリフ」で日本語版の監修も手掛けた、渡邉義浩さんが指南役。第1回めで「動乱の時代を生き抜く知恵」が放送され、「曹操 乱世のリーダーの条件」「孫権 「信」がピンチを救う」「劉備の「仁」、諸葛亮の「智」」と続きます。

世界はいまでに厳しい情勢だし、ビジネスの世界だって厳しい。
そんな時代に「三国志」をさらうのもいいかも。

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紙の本

ショック ドクトリン ショック

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:太陽電池 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ショック ドクトリン ショック
私は「100分de名著」を見るまで、「ショック ドクトリン」の存在を知らなかった。ナオミクラインの著書も上下巻買いはしたが、あまりの分厚さにまだ読む暇が無い。番組テキストを読み、番組を全4回共見た感想を述べたい。一言で言うと、経済学に名を借りた国家的強盗殺人である。確かにミルトンフリードマンは、ノーベル経済学賞を受賞しているが、こんな無謀な搾取的殺人を経済学と呼んでいいのか?まず、各国にフリードマン経済学を学んだシカゴボーイズを送り込み、ブッシュ大統領のように政権を奪取し、その後行われる戦争や、戦後の復興予算を通し、軍需産業で大儲けし、戦後は、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官のように、元居た企業のCEOに戻ってその復興事業でまた儲ける。例えばイラク戦争の大義は、イラクに大量破壊兵器があるということだったが、現在では、イラクに大量破壊兵器は無かったとCIAなどが結論づけている。正当な理由もなしに戦争を仕掛け、軍需産業と復興事業で大儲けしたのが、このショックドクトリンの実態である。思えば、日本人は昔から「哲学無関心、経済小学生以下」と言われるが、アメリカには「経済学を学ぶ真の目的は経済学者に騙されないようにするためだ」と言うことわざまである。日本人は真面目だがお人好しと言われるのは、約20年前から続くオレオレ詐欺がいまだに終わらないことでもよく分かる。要するに政府を信用し過ぎているし、まさか政府が首謀者とつながっているとは思わないだろう。国営だった国鉄民営化の本当の目的は十数万人もいたと言われる国鉄の労働組合を解体し、結果的に野党の票を消滅させるのが目的だったし、郵政民営化は労組の解体に加えて、一千兆円近くあったと言われる郵貯の資金を海外、とりわけアメリカに移動させるのが目的だった。おかげで景気は悪くなるし、6%近くあった銀行の金利はほぼ0%になった。当時郵貯に1000万円預けると10年で倍の2000万円になった。今の利息は年間百円である。これは景気のせいではなく、国家的搾取と言えよう。その証拠に企業の法人税は大きく下がっているのに消費税などの一般市民の負担は倍増し、企業の利益の貯金である内部留保は500兆円以上ある。本来、儲かった企業が銀行に払うべき利子を極端に少なくしたために、企業の内部留保は増加し、市民の預けた預金に利息が全く付かなくなったのである。
また最近は日米同盟という言葉が頻繁にマスコミで流布されるが、日米安保条約は極めて従属的で、日本側に基地で起きた米国の犯罪人を取り調べる権利すら無い。昭和30年代に出版された本にはこうある。「日本の米軍基地は日本を守るためにあるのではなく、日本を監視し、いざという時は日本を攻撃するためにある。」これは当時、元日本陸軍参謀であった辻政信氏の発言である。
こうなると、日本政府が主張する核の傘理論もあいまいになって来る。核の傘があるとすれば、中国やロシアの核の傘なのかも知れない。私はかねがね何故北朝鮮の正式名称が朝鮮民主主義人民共和国と言われているのか疑問に思っていた。そう言えば、かつての東側陣営であった北ベトナムも東ドイツも、民主共和国であった。西側先進国と言われる国々に民主の文字の付いた国は無い。こうなると、民主主義とは一体何なのか?ということになる。アメリカがもはや軍国主義の国になった以上、日本もアメリカとの付き合い方を考え直す時に来ている。折りしもフランスの大統領がフランスはアメリカの下僕では無いと言って話題になった。今の日本人にその勇気はあるだろうか?

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紙の本

前回の『資本論』同様、非常に勉強になった。次回も楽しみ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

実に明晰でかつわかりやすい講義でした。充実の学習タイムを得られました。「哲学は自由の条件を概念的に明らかにしてくれるけれど、実際に、哲学が自由を実現するとは、ヘーゲルはどこにも書いていません」(131頁)。これって、柄谷行人が「交換様式D」について云うところの「Dは必ず来るけれども、それはこちらがつくるのではなく向こうから来る、としか言うほかない」(『柄谷行人『力と交換様式』を読む』、55頁)を想起させて感慨。斎藤幸平氏の解説は、若々しくかつ現代の問題意識に満ちており上々。次回も楽しみにしています。

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紙の本

不思議の人イエス

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田呂宋兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「新約聖書=キリスト教の聖典」という先入観から離れて、イエスという不思議に満ちた人物の生涯とコトバを追うのに、とても良いテキスト。
文字にとらわれるのでなく、言葉を超えた「コトバ」を感じ取っていこうという姿勢に共感が持てる。
テレビでの話し方もわかりやすく、親しみが持てた。

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紙の本

いや~、今月も大いに学ばせて頂きました(謝謝)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

4回分、課題図書とテキストと番組と、すべてこなしました。今回も大変勉強になりました。各回とも有益な内容でしたが、番組としては、テキストには書かれていない解説事項が多かった点で「人は何で生きるか」の回が、課題図書としては、「えっ、これって、こんなに深く広がりのある話だったの!」と驚かされた『竹取物語』が、評者の推しですね。

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紙の本

日蓮の生涯と性格、思いについて理解が大変深まりました。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

番組4回をすべて視聴するとともに、同時並行で本テキストも読了。その手紙の読解を通して、日蓮の生涯や性格、思いについて理解が大変深まりました。現代人とある意味変わらない思考や心情と現代にも通じる課題意識に驚かされました。手紙のそれぞれについても、名宛人のそれぞれの状況に応じた趣向が採られていることに感じ入りました。信者に寄り添うあるべき宗教者の姿を見た思いです。

「生きることが大切なのは当たり前で、特に珍しいことではないと思われる方もあるかもしれません。しかし、当時は必ずしもそうではなかったのです。ことに宗教的な面においては、「いま」「ここ」に生きていることよりも、死後の別世界の方が尊く有り難いという考え方があったのです。その最たるものが、法然らの浄土信仰でした。・・・ この考え方に、日蓮は意義を唱えました。われわれはいま、ここに、こうして生きている。なのに、なぜわざわざ死後の別世界(他土)に浄土を求める必要があるのか、と。」(89~90頁)
「そもそも「浄土」という言葉は、どこか特定の場所を指したものでもなければ、『阿弥陀経』のサンスクリット原典にも鳩摩羅什訳にも出てきません。もともとは「仏国土(ブッダのいる国土)を浄化する」(浄仏国土)という意味なのです。・・・われわれ人間が住んでいるこの国土に正法が行われ、清らかになることが、すなわち浄土です。」(90~91頁)
「時間といっても、「いま」(現在)しか存在しません。過去といっても、過去についての「現在」における記憶であり、結局、「現在」です。未来といっても、未来についての「現在」における期待や予想でしかありません。所詮、「現在」です。過去といい、未来といっても、「現在」を抜きにしてはあり得ないのです。」(91~92頁)
「我らの弟子壇那となる人は、一歩も行くことなくして天竺の霊山浄土を見、本来有りのままに常住する仏国土へ昼夜に往復されることは、言葉で言い表すこともできないほど嬉しいことです。」(94~95頁、日蓮のある手紙より)
「『法華経』に説かれた永遠・常住の境地(霊山浄土)に立ち還ることによって、自己に永遠・常住の境地を体現することになります。永遠は、決して死後の世界にあるのではなく、「いま」「ここ」で、この「わが身」を離れることはないのです。それを極めていけば、もはやこの世もあの世も分断されたものではありません。・・・ 生と死もひとつながりのものとなります。・・・ 「生」という在り方(法)も、「死」という在り方も、一つの生命(一心)に具わる不思議な働きの二つの現れ方であるということです。それは、ちょうど「水」と「波」の関係に似ています。風が吹けば波が生じます。風がやめば波は滅します。波の生と滅が、生と死に相当しますが、そこには「水」が変わることなく在り続けています。生命(一心)が条件に応じて「生」と「死」の姿を取っているということです。」(95~96頁、「生死=生命の二つのあり方」であり、霊山浄土(りょうぜんじょうど)にある生命本体は一貫している。生きている時にたえず霊山浄土(命の本源の世界)に往復していれば亡くなった時もすっとそこに入ることができる。)

今後も日蓮の思想と生涯をより詳細に学んでいきたいと考えているところです。

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紙の本

2021年12月にアンコール放送がされる100分de名著 「カール・マルクス/資本論」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容のより深い理解には指南役・斎藤幸平さんの著書『人新世の「資本論」』 集英社新書 がお薦めです。商品と富は別物とのこと。社会の富:図書館、公園、美しい自然などそれらは金銭的評価が全てではない。首相が「新しい資本主義」で成長し続けるとかよくわからないことを言っているから見ておいていいと思う.「新しい資本主義」なるものがそんなに簡単にできるのなら世界の問題はほとんど解決するだろう

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電子書籍

まさに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代社会、特に、このコロナ差別の時代に役に立つ本だと思う。 
初めて知った本だが、今月は、番組と共に楽しみたい。

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紙の本

良心の疚しさと屈折した自己主張が神、国家を生んだ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉本とニーチェの問立てに共通点を見出した部分に膝を打った。自分の価値観の機軸を持つには生活実感を大切にすること。リズムを乱されないこと。
情報への脊髄反射的反応、気の利いたことを言おうとしていないか・・。胸をつかれる思いにかられる。吉本はまさに現代日本に問い直しを求めている。
著者の今後の研究に期待します。日大はこの先生を大切にした方がよいと思うな。

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