にせもの公主の後宮事情 みんなのレビュー
- 著者：雨川 恵, イラスト：すがはら 竜
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電子書籍にせもの公主の後宮事情: 2 再会は絆を試すものです？
2014/10/16 12:56
みんな愛故に
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
淑蓉は後宮で「にせもの公主」等と揶揄される存在だが、国后が加担し淑蓉を巻き込んだ陰謀のおかげで幼い頃から慕っていた「義兄」第二王子天黎と想い合っていることが判明し、めでたく婚約をしたのだった。結婚のお祝いにと見知らぬ人から高価な贈り物をもらうが、天黎に相談するとあからさまな拒絶反応を示すのに淑蓉に対しては何も打ち明けてはくれなかった。淑蓉を守りたいが為に何も知らせないと言う天黎の態度に淑蓉はやるせない気持ちを募らせていくのだが----。
引込思案でいつもおどおどしていたヒロイン・淑蓉が愛の力で頑張るところがとても素敵でした。天黎の性格を理解したうえで最善を尽くそうとするヒロインに好感度上昇です。２巻になってますます人間臭いところを見せる天黎も良い味を出していました。
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電子書籍にせもの公主の後宮事情: 1 君子は豹変するものです？
2014/10/16 02:57
健気で一生懸命なヒロインに好感
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投稿者：レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
淑蓉は後宮で「にせもの公主」等と揶揄される存在だ。何故なら国主一族とは何の血縁関係も無い庶民の生まれであり、国主の寵を受け妃となった母の連れ子でありながら国主が後見となり後宮で育てられた、また美しく華やかな母とは正反対の凡庸な娘でもあったため蔑まされること日常茶飯事だった。そんな後宮暮らしで唯一淑蓉を優しく気遣ってくれたのは「義兄」第二王子天黎だけだった。淑蓉は「妹」でなくてはいけないのに日増しに天黎への想いを募らせていく。そんな折、国后から宮廷内の権力闘争から母を守る為に縁談を受けて欲しいと要請され----。
優しくて完璧な「兄」を演じていた天黎が、淑蓉の縁談話にブチ切れて本性を露わにするところからがこのお話が急加速で面白くなっていくところだと思います。
「兄」と「妹」と言う関係に捕らわれて一歩が踏み出せない、そんなもどかしさも楽しかったです。
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電子書籍にせもの公主の後宮事情: 3 淑女は大志を抱くものです？
2016/01/06 04:41
面白かった
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投稿者：edelweiss - この投稿者のレビュー一覧を見る
１巻の天黎の豹変っぷりと、読者にはその理由がわかるのにまったく気付けない淑蓉のとまどいが面白かった。２巻、３巻で起きる問題を解決していく話の展開もおもしろかった。ただ、３巻では淑蓉が１巻のころとは別人のようにしっかりしていて、作者さんはそれを淑蓉の成長として表現したかったんだろうな、と思いつつも成長過程がいまひとつ私には明確ではないように思われ、置いて行かれた感が否めなかったので★を減らしました。
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