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鈴木大介の将棋 力戦相振り編 みんなのレビュー

  • 鈴木大介
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紙の本

鈴木大介の将棋 力戦相振り編

紙の本鈴木大介の将棋 力戦相振り編

2009/12/10 23:01

珍しい形を集めた相振り本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ココちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

鈴木大介の将棋、最終巻は「力戦相振り」でした。
本書で解説される力戦相振りとは「相中飛車」と「相三間飛車」です。
ただ本書の「力戦」は序盤からの飛角が暴れる乱戦というよりは、
「いまだ定跡化されていない」という将棋が多いです。

第1章が相中飛車。
中飛車に対し中飛車で対抗する相中飛車はプロ将棋ではあまり見られません。
そのせいか、参考となる棋書も出ていません。
なのでアマ将棋では、後手が先手と同型に組み上げる「オウム指し」で対抗されることで、
先手側で打開に苦しんだ経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

本書では、打開するためにまず角交換する将棋が解説されます。
大雑把に言うと▲2二角成△同飛とさせることで中央から先攻できますよ、というわけです。
次に、それならと後手が角交換を阻止する駒組をしてきた場合が解説されます。
後手に形を決めさせたことに満足し、先手は駒組勝ちを狙っていきます。
次は、逆に後手が先攻を目指す展開です。
これは手強く、先手もポイントをきちんと押さえておかないと、
先手から角交換し打開に成功した将棋を逆に後手に指されてしまいます。
先手という一手の得を活かした指し方が見ものです。
最後に後手が手損をカバーするために早囲いで一手省略し攻めてきたケースで総仕上げです。

Aに対してB、それでダメならA’という解説に流れのあるいい構成になっていると思います。
特に逆に受けにまわる展開をしっかり解説してくれているので勉強になります。

第2章は相三間飛車。
最初は相三間飛車で同型(相高美濃)になるケースの解説です。
この形は「相振り革命3」や「戸辺流相振りなんでも三間飛車」でも解説されています。
この二冊では先手が一手得を活かして先攻したり駒組勝ちを目指しやすい、という解説でした。
本書では同型(相高美濃)はいろいろ指し方があるが難解ではないか、という結論になっています。
どちらが正しいかはぜひ読み比べてみてください。

そこで本書では、序盤早々に▲2二角成~▲6五角と打開する将棋をメインとします。
この指し方は先手あまり良くないとされていたもので、従来の定跡への挑戦といえます。
なかなか難しい乱戦が続くこともあり、個人的にはのんびり相高美濃に組み合いたいのですが(笑)、
自分の土俵に引きずり込むメリットもあるので研究してみると面白いかもしれませんね。

この後は後手が同型ではない相三間飛車を目指してきたケースを解説されます。
まずは△3五歩保留型、最新形です。
もともとは2手目△3二飛戦法からの相振りで発見されたものだったと記憶しています。
鈴木八段自身が後手の藤井九段にA級順位戦という大舞台で負かされた苦い経験があるので、
かなり気合を入れて研究したのではないか…とにらんでいます(笑)。
次が△5四歩型。
先手石田流に対し△5四歩から後手が相振り飛車を目指す指し方は有名ですが、
後手が向飛車でなく三間飛車にする将棋を解説したものは少ないはずです。
この2つは指し手よりも方針・目指す形を主に解説されているのでなかなか参考になりました。

本書で解説されている将棋は変則的な形が多いです。
初手▲5六歩なんて指さないよとか、石田流には居飛車(相振りなら向飛車)で対抗するよ、
という方が多いでしょうから、万人向けの定跡書では確かにありません。
しかしアマならではの珍しい形を真正面から取り上げてくれた事は評価してあげたいと思います。
今後類書は出ないと思うので、ひとつでも興味のある戦型があれば「買い」ではないでしょうか。

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