サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

修正:全商品最大20%OFFクーポン(1218-21)

修正:全商品最大20%OFFクーポン(1218-21)

電子書籍

きぼうのかんづめ みんなのレビュー

  • すだやすなり (文), 宗誠二郎 (絵)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

きぼうのかんづめ

紙の本きぼうのかんづめ

2017/01/20 23:43

読み聞かせに推薦します。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

> あの日、津波に流されずに残ったものがあった。
> それは、希望だった。

この作品のモデルは、木の屋石巻水産です。
宮城県美里町に缶詰工場、石巻市魚町に冷凍部門と乾燥煮干し
部門工場が、2013年1月に再建されました。

サバの缶詰が、主力商品の一つです。
金色の缶に、金華サバ・木の屋サバの帯がくるりと巻かれています。
石巻の漁港に缶詰のペイントをした大きなタンクがあって、工場の目印
でした。とうちゃん、おにいちゃん、おねえちゃん、おじちゃん、おばちゃん。
缶詰はみんなで作っています。

とうちゃんは昔バンドをやっていて、その時の仲間のパパさんが東京で
ラーメン屋を開いています。石巻サバ缶ラーメン。
日曜日、ぼくは工場のお兄ちゃんと東京に行って、パパさんのラーメン
を食べたのでした。そんな素敵な日曜日の後。

> 地震だ。津波だ。山に逃げろ!

夜が明けました。みんな流されました。
学校も、スーパーも、あの缶詰のタンクも。
晩御飯はポテトチップス三枚しかありません。
そんな時。ネコの缶吉が地面を叩いています。
泥まみれだけど金色の缶詰。開けてみると中身は無事です。
みんなで食べました。

残ったのは泥だらけの缶詰。
ぼくは、おにいちゃんと東京のラーメン屋さんに行きました。
もう工場はないですし、缶詰だってこんなですから。

> 缶詰ってなあ、大丈夫なんだぞ。絶対に中身は大丈夫だ。
> 缶詰を掘り返して持ってきな。石巻サバ缶ラーメン。
> 食べたい人がたくさんいるんだから。

石巻に返って、みんなで缶詰を掘り返し、せっせと洗いました。
ある日、パパさんのラーメン屋に行くと、新しいのぼりが立っていました。

> がんばれ石巻! きぼうの缶詰ラーメン

絵本は、絵が素敵な本もあるし、文章に心をいやされる作品も
あります。文章は題材と言葉の力のかけあわせで出来ています。
圧倒的な存在感を持つ希望の缶詰という題材は、読み聞かせに
向くのではと思います。

あの日、避難していた人たちの生命を支えた缶詰。
掘り出して東京に送ることで、生活を支えた缶詰。
そして何よりも、これがあれば僕たちは大丈夫と思っていられる、
心を支えた缶詰。

そんなお話です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示