勲章の社会学 みんなのレビュー
- 小川賢治 (著)
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紙の本勲章の社会学
2009/03/29 00:25
何か足りない点がありますが…。
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
興味深い内容だが、何故か伏見宮家や閑院宮家といった宮家を紹介する際に宮号を省略したり(昭和22年の皇籍離脱前の話なのに)、ドイツの勲章制度の紹介で戦後のソ連軍占領地域(その後のDDRを含めて)の制度が一言もないのが気になる。DDRも勲章制度があるのに。レジョン・ド・ヌール勲章の説明で復古王政期に何故、宿敵ナポレオン1世が制定した勲章なのにルイ18世が廃止しなかったのか、触れてほしいものだ。そして4人の王子(と135頁にあるが、ルイ18世には王子はいないし、名前が挙げられているアングレーム公は弟のアルトワ伯爵-後のシャルル10世の王子であり、アルトワ伯爵と次男のベリー公を含めても3人にしかならないから、もう一人は誰だろう?オルレアン公?)という記述やフランスの共和制が大統領が強大な権力を擁しているかのような記述(141頁参照。それは今の第5共和国からではないのかしら?第1共和国は権力の構造が8月10日事件からナポレオン1世の即位まで短期間で複雑に変化するし、第2共和国でも?だ。第3,第4共和国時代は大統領にそんな強大な権力はないはずだ)も気になる。
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