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電子書籍

ソヴィエト後の中央アジア 文化、歴史、言語の諸問題 みんなのレビュー

  • ジュリボイ・エルタザロフ (著), 藤家洋昭 (監訳), 小松格 (訳), 吉村大樹 (訳), 大阪大学世界言語研究センター (監修)
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紙の本

ソヴィエト後の中央アジア 文化、歴史、言語の諸問題

気合

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:消印所沢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書出版のため,専門家が書き下ろしたという,気合の入った一冊.
 おかげで情報量において,非常に充実した内容.
(類書が少ないということもあるが)
 また,「南トルキスタン」こと北部アフ【ガ】ーニスタンについても,僅かながら記述あり.

地理:
 1950-60年代,40-45%が沙漠に染み込み,無駄になっていた大カラクム運河の水(p.9)
 700以上造られたシルダリヤ川水系の運河(p.9)
 灌漑目的には利用できない,イリ川の水(p.10)
 灌漑農業が非科学的な方法で実施されたために起きた,アラル海の死(p.10)
 2期作可能な,ウズベキスタンやタジキスタンの平野部や谷あい(p.11-12)

概史(p.12-89)
 シルクロードの始まり(p.13)
 クタイバ将軍(p.15)
 ムカンナの叛乱(p.16)
 サーマーン朝の軍指揮官たちの裏切り(p.16)
 モンゴル帝国に唯一抵抗したホジャンド(p.18-19)
 ウルグ・ウルス(p.19)
 アミール・ティムール(p.19-20)
 クンドゥーズの戦い(p.20)
 oltin davri(p.20)
 ティムール帝国の内戦(p.21-22)
 「ジュズ」(p.22)
 シルクロードの地位低下(p.23)
 ベルコビッチの遠征軍の全滅(p.25)
 中央アジアへのロシアの標的変更(p.26-27)
 ロシアのトルキスタン侵略史年表(p.27-29)
 建国当初から複数民族の集合体だったアフ【ガ】ーニスタン(p.32)
 南トルキスタンの生活水準の「アフ【ガ】ーン化」(p.33)
 ブハラ・ユダヤ人(p.37)
 フェルガナ盆地での,赤軍による大虐殺(p.41)
 アラシュ・オルダ(p.41-42)
 TASSR(p.42)
 ウズベキスタンへの革命輸出(p.43)
 BSSR(p.45)
 民族境界策定(p.45-46)
 キャラバン掠奪⇒開戦(p.56-57)
 シルクロード再建(p.61-65)
 遊牧民社会の高尚な精神的風土(p.66)
 Tangri taolo(p.73)
 天空の宗教(p.83-84)
 ドゥクチ・エシャン暴動の基本的理由(p.87-88)
 過激原理主義に対抗するための,土着イスラーム支援(p.88)
 中央アジアでは対立していない,イスラームとキリスト教(p.89)
 横行する歴史プロパガンダ(p.136-146)

 p.92からは文化・言語に起因する,中央アジアの紛争の諸問題:
 民族主義は一過性のもの(p.92-93)
 民族紛争の分類(p.94-96)
 攻撃的民族主義と,防衛的民族主義(p.96-98)
 民族主義を生み出す危険性のある事象とは(p.99-102)
 民族紛争事例(p.102-105)
 スターリン主義下の「民族理論」とは(p.105-106)
 強制移住(p.115-119)
 トルキスタン構想(p.124-132)
 ロレンスの暗躍(p.131)
 現状,日本にもたらされる効果の少ない,中央アジア諸国と日本との交流(p.179)
 日本と中央アジアにおける活動の成果を無にしようとする組織でもある上海協力機構(p.179)
 水争い(p.180-188)

 p.190からは各国別のデータと論考(~p.265)
 北部アフ【ガ】ーンについての考察を含む.
 その抱える問題は,どの国も多く,かつ,深刻であり,ここに列記しきれないほど.
 アーリア人思想まで残っている(p.235)とは……
 キルギスの分裂危機(p.245-246)
 アフ【ガ】ーンにおけるウズベク語公用語問題(p.263)
 政治的に非パシュトゥン排除の進むアフ【ガ】ーン(p.264)
 民衆運動と政党とを互いに対立させるよう仕向ける中央政府(p.265)

 参考文献一覧(p.270-291)は,リンク集としても有益.
 また,訳者作成の文献案内(p.292-297)は,ネット書店の検索でも出てこなさそうなマイナー文献を含む.
 さらに索引まであり(p.298-302),これらの点では満点に近し.

 必ずしも政治的に中立とは言えそうに無い記述が,散見されるのが残念.
 けれども,4000円もしない低価格で,これだけの情報を得られることは,滅多に無し.
 お買い得.
【関心率76.16%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】

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