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神明解ろーどぐらす みんなのレビュー

  • 比嘉智康, すばち
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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本神明解ろーどぐらす 5

2011/07/07 20:14

下校家ハーレムエンド

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 三石留萌を刺し千歳キララを今も狙う連続殺人犯の東神楽当麻が、池田十勝の前に先輩として現れた。しかも東神楽は、大切な下校仲間の丹下まりもと一緒に下校しようとしている。
 その状況に危機感を思えた十勝は、千歳もまりも好きだから他の男と一緒に帰るな、とハーレム宣言する。まりもは、そんな十勝に引くこともなく、十勝にひとつの条件をだすのだった。

 まりもにも留萌の存在を明かし、連続殺人犯を捕まえるために奔走する彼らだが、他人の頭に意識を飛ばしている被害者からの証言などを警察が本気にしてくれるわけがない。そこでまりもは、十勝たちに内緒で、大胆な手に打って出る。
 そうして始まる文化祭。その最中にいなくなってしまう千歳。彼女の行き先を探るため、東神楽に電話をかけたまりもは、文字通り自分の命を賭けた伝言を残す。

 下校家大活躍の完結編。二股、三股をかける最低の男として有名になった十勝と、カッコイイ転校生としてちやほやされる殺人犯の対決が描かれる。
 だが、もちろん彼も活躍したのだが、事件解決に奮闘したのは意外なことにまりもだろう。十勝に恋する乙女は大胆な作戦を決行する。

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紙の本神明解ろーどぐらす 5

2011/04/18 15:01

「似合わないとか勿体ないとかって気持ちを恋愛に持ち込んじゃダメ」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 よくコミックやライトノベルに「帰宅部」というものが登場しますが、たいていの場合、それは“ありえないもの”の代名詞だったり、放課後の学校で遊ぶ口実にすぎなかったり、単に一般の定義通り“学校が終わって家に帰る”だけであったりします。
 しかし、この作品の場合、愚直なまでに“学校の門を出てから家に着くまで、いかに愉しく下校するか”を追求しています。その、今までありそうでなかった視点をとことん追求する姿勢に拍手。ここまで徹底されたら、素直に笑って受け入れるしかありません。
 また主人公の、不器用で鈍感かつ非力でありながら、常にまっすぐで躊躇わないで突き進む姿勢にも好感を抱きました。これならハーレム・エンドも仕方がないと思いますが、いかがでしょうか(4巻末のピンチを5巻頭でしのぐ行動には「その手があったか!」と脱帽。ぜったい無理か、泥沼になると思いました)。
 1巻目の第一印象に反して、全5巻を通じて伏線を張り、それを回収しつつ、序破急のしっかり組み立てた構成になっているので、読んでいて飽きず、5冊目を読み終わってあらためて1巻に戻ってしまいました。
 彼らの愉しい下校ライフが続くことを祈ります。

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紙の本神明解ろーどぐらす 4

2011/04/09 19:15

崩壊寸前の下校生活

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 千歳きららの頭の中に住んでいる三石留萌からの、キララを人質とした脅迫に従い、留萌のわがままに付き合うことにした池田十勝は、夏祭りから失意のまま帰った丹下まりもにも本当のことを言えず、真夜中に留萌に呼び出されて下校?したりする。
 4人での下校生活が崩壊してしはじめた頃、徐々に留萌の様子が変わり始め、十勝は留萌がきららの頭の中にいる真相を知ることとなる。

 3巻でも終盤に驚きの展開になったけれど、今回も中盤から予想外の展開になって来る。まさか、これまで続いて来た平和で楽しい下校生活が、あんなヤツを登場させるための布石だったなんて!という展開だ。
 題材的にかなりチャレンジングで、これまでの日常系の展開が好きだった人には嫌がる人もいるかもしれないが、個人的には意欲的な作品は大好きだ。
 まあでもこれ、一歩間違うとバッドエンディングにまっしぐらな展開だよね。

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紙の本神明解ろーどぐらす 1

2010/04/15 00:55

ある意味これこそ帰宅部の“部活動”という実に面白いお話

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

非常に面白かった、というか楽しかった作品。ノリとしては『生徒会の一存』シリーズ(富士見ファンタジア文庫)に端を発する数人でのお喋りモノ。かといって過剰にハイテンションでもなく『僕は友達が少ない』シリーズみたいに過激な変人揃いでもない。個性豊かなメンツだし、中には少し残念系の女子【千歳キララ】もいるにはいるが、何と言うか、適度で絶妙な匙加減とほのぼのとした感じが伝わってくる心地良さがある。ナルシストで唯一の放送部員な女子【丹下まりも】もちゃんと目標を持っており、それが例え自己中なものであっても、そのひたむきな一面を見せられると「全然良い娘じゃん」という感じになる。もう1人の女子、「さきっぽ」こと【富良野咲】の、少年っぽい元気の良さも程良いスパイスとなっており、要するにバランスも良いのである。そして、これを纏める(?)ツッコミ担当の主人公【池田十勝】という構成だが、この十勝がまたなかなかの好青年にして下校に憧れるという設定で話が進む。第1巻らしく人物紹介や状況設定が幅を利かせるが、いわゆる帰宅部が「部活動」と称するものだよなぁ、という下校時の楽しげな雰囲気がワイガヤで綴られており、各話が実に巧く出来ている。構成、展開、伏線の張り方と回収といったものが実に秀逸で読みやすい。各話できちんとオチがついており、仮にビミョーな空気が漂ったとしても話の中できっちり解決しながらプロローグの謎を第4話から第5話にかけて小出しに展開させ、これをエピローグで少し解明させつつ次巻への引きにも用いる見事さである。現状ではお友達感覚から脱しないが、時に千歳の大いなる後ろ向き発想から始まる実に可笑しな勘違いによって、ラヴらしきものの萌芽(まさに萌芽)が見え始めているので、これをどう料理するのか、作者の手腕に期待が高まる。千歳面白いよ。

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紙の本神明解ろーどぐらす 3

2010/10/10 23:59

シリーズ最初の山場到来か?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えてから改めて見る表紙に何とも切ないホロ苦さが残る。本シリーズが長期化すれば「最初の山場」となり、そうでなければ「最大のクライマックス」と称されるであろう大きな出来事が起こる第3巻は、その舞台となり、全8話のうち5話を占めた夏祭りのために用意されたと言っても過言ではあるまい。最初の3話は、実質的には前振りである。

アハハでウフフ、もしかしたらちょっぴりムフフ?という、いろいろと楽しげなイベントではあるが、多少強引ながらもこれを下校に絡めつつ、ゆっくり時間をかけて夏祭りを綴っている。いつもの4人による、いつも風景の中に、ほんの少しだけまりもの思惑を滲ませた流れを“表の展開”とすれば、突発的に行われた千歳の行動を“裏の展開”とすることができよう。そして、そこに現れる千歳の“心の友”が驚きをさらに助長することになる。三石留萌。そう、本巻で初登場を遂げた留萌が本巻最大の見どころであり、同時に今後の行方を大いに悩ますのである。

登場の仕方も驚きなら、その後の言動も驚き。ここまでの作風からすると、かなり毛色の違うキャラだけに、読み手としては少々戸惑うところだが、「せっかく良い雰囲気だったのに不穏な空気が漂ったなぁ」になるか、「これまでがちょっとユルかったから、これはこれで面白くなりそう」になるかは、読み手の好みもさることながら、今後の展開をどのように運ぶかで大きく変わってこよう。人の話をあまり聞かず一人で思い込むタチのまりもには「まず、千歳や十勝の話を聞きなさいよ」という気がしないでもないが、これをどういう形で収束させるのかが不安でもあり楽しみでもある。この仲介役としてさきっぽが意外な活躍をするかもしれない。どちらにせよ、これまでの下校仲間から一歩進んだ関係に発展するのか、やはりお仲間同士の関係は維持しようとするのか。この波乱の行方に注目である。

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紙の本神明解ろーどぐらす 3

2010/09/19 17:04

夏休みにも下校をする方法

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 夏休み前に池田十勝が丹下まりもについていた小さな嘘の内容とは。そして、夏休みも下校をするために十勝が繰り出した秘策とは何か?

 3巻目だからそろそろ出しても良いかなという感じで、千歳キララが抱えていた秘密が十勝に開示される。中盤ではそういうキャラで行くんだ、というくらいだったけれど、ラストはかなりエグい展開になっていた気がする。
 色々かき回されたけれど、次はどういう話になるのか。夏祭りに行くのは下校じゃないじゃん、という点はおいておいて、意外にシリアス要素のあるストーリーになってきました。

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紙の本神明解ろーどぐらす 2

2010/06/29 18:03

現状の関係に変化も訪れるのかな?という予兆を残す終わり方

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

・第一話 目標を掲げるの回
・第二話 買い食いナンバー1フードを決めるの回

1学期の終わりまでに何か目標を見つけようとなったり、下校時の寄り道先で最も美味しい食べ物を探したりするのだが、これが何故かあまり面白くない。決して悪い話でもないのだが、ノリが悪いというか十勝のツッコミのキレが悪いというか、極めてフツーなのである。展開も盛り上がりもフツーの話が淡々と進む感じ。

・第三話 尾行の回

これまで以上に挙動不審な千歳を心配する話だが、この辺りから面白くなってくる。やはり千歳のへんてこりんなボケが決まらないとツッコミも冴えないのだろうか。メインヒロインらしからぬおマヌケな顛末も可笑しいが、何と○○○で鼻血を拭く主人公という珍しい展開が待っている。

・第四話 放課後デートコースプランを考える回
・エピローグ
・二つの目標を叶えた女の子の回

おそらくここが本巻のメインかと思われる。若干青臭いところもあるし、女性陣の気が利き過ぎにも思えたが、最後にナイスな結末が用意された良い話である。こんな友達関係っていいよね、と素直に憧れたいし、逆に羨ましくもある。しかし、それだけに気持ちの変化を自覚したまりもの今後が気になる引きをも見せている。今回は僅かながらまりもを中心に動いたところがあって、終盤には本巻のヒロインにもなっているのだが、場合によっては仲良し4人組の今の関係にさえ変化を与える要因になりかねない、そんな予兆にも感じるのである。シリーズ第2巻としてまりもにスポットを当てるのは順当だと思うし、序盤の小さな事柄を伏線に用いる手法は今回も冴えていたのだが、これからは少し波風が立つようなこともあるのかな?という次巻以降への伏線となっている。

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紙の本神明解ろーどぐらす 2

2010/06/26 20:06

夏休み前のちょっとした変化

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 下校4人組のメンバーは下校の目標を立てることになります。

《千歳キララ》高校三年間の目標を見つける。
《丹下まりも》リスナーから寄せられた相談を全て答える。
        誰かを好きになってみたい。
《富良野咲》迷い猫を見つけ、猫探しの張り紙よりいい写真を撮る。
《池田十勝》女の子三人の目標を、必ず確実に叶えさせてみせる。

 下校関係なくなってるじゃん、というツッコミは置いておいて、この目標を達成するために繰り広げられる物語は、読んでからのお楽しみ。

 一学期最後の日の下校も終え、次巻は夏休み以降の物語になるはず。果たして夏休みに下校はあるのか、下校と関係なく遊びに行く話になるのか。そのあたりも楽しみです。

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紙の本神明解ろーどぐらす 1

2010/04/29 20:41

楽しい下校風景

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高校生活のうち、下校という部分にだけスポットを当てて、ひたすら寄り道の様子だけを描いている。それというのも、主人公の池田十勝が下校時に遊ぶということに強烈な憧れをもっていて、入学式の下校時にデパートの催事場で偶然出会った少女三人と意気投合、それからは一緒に下校するようになったからだ。
 この少女たちがいずれもかわいいのだけれど、基本的にマイナス思考に陥っている千歳キララ、放送部に所属して学校のアイドルを目指すおしゃべりな丹下まりも、セミプロの写真家でちょっと性格が黒い富良野咲という、それぞれの個性がある。

 下校という狭い領域に特化し、ハーレム的な展開に持ち込むところは、柳の下に二匹目のドジョウを狙ったようにも見える。それに、お互いあまり良く知らないのにいきなり意気投合して、帰る方向が違うにも拘らずほぼ毎日一緒に下校するという展開は、性急に過ぎるような気がしなくもない。
 しかし、スポーツ漫画などを見ても、同じ部活に所属しているというだけでお互いのことは良く知らない場合もあるし、描かれるのは部活風景だけで日常の様子が描かれないことも多いのだから、"帰宅部"の活動風景を描いていると割り切ってしまえば、こういうのもおかしくはないのかもしれない。
 ただ、こういう風に理解したとすると、いくつかの疑問が残る。例えば、丹下まりもはみんなから好かれたいのだから、特定の誰かとばかり一緒に遊ぶよりも、色んな人と遊んでいる方が彼女の目的に適うはずだ。富良野咲は、生徒のいろんな面を写真におさめたいのだから、学校に残って自ら部活の様子を撮りに行っても良いはずだ。つまり、彼女たちがあえて"帰宅部"を選ぶ動機が少ない気がしてならない。

 こんな変なことを考えずに、少年一人と少女三人というシチュエーションで生み出される、様々な下校風景を、ちょっとニヤっとしながら楽しむのが正しい楽しみ方ではあると思う。

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