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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

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紙の本

コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液

戦争と珈琲と平和

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界の貿易全体の中で輸出総額が最も大きい商品は石油であるが、
では第2位の商品は何か?答えはコーヒー。生活に必須なわけでもない
このコーヒーという嗜好品の来歴を通して見えてくるのは、コーヒーと
言う摩訶不思議な飲み物に操られるようにして形作られた近代市民社会の
成り立ちであり、人間の活力の源泉を探る人類学的探求である。

最初に飲んだときにおいしいと感じる人は少数派のはずのコーヒーは
アルコールと違って飲んですぐに高揚感があるわけでもなく、
見た目が美しいわけでもなく、何でこんなに世界中に広まったのか
まったく持って不思議な飲み物で、その起源はイスラムのスーフィーと
呼ばれる人々のとある宗教的な儀式に端を発している、と言われている。
起源は謎めいていて、それはそれで神話的な感じで、今もわたしたちは
コーヒーマジックにはまっているのかもしれないと考えても
悪い気はしない。

コーヒーの起源を巡る諸説は様々なのだが、いまやコーヒー産業に携わる
人は1億人以上でその産業人口は世界一とも言われ、その実態は、
そのまんま近代の人間の所業の写し絵であって、作る人と飲む人の生活の
差はそのまんま世界経済の最重要課題の1つでもある。

本書はコーヒーを巡る文明の興隆と革命の勃発のめくるめくエピソードが
満載で、タイトルに偽りなく、コーヒーというモノはもしかしたら銃や
病原菌や鉄に匹敵するくらい世界史を廻すのに主要な役割を演じてきたの
かもしれないと感じさせてくれる。

人間にとって最も悲惨な場所の典型が血で血を洗う戦場だとしたら、
その反対語はカフェではないかと、わたしはひそかに思っている。
わたしたちが今飲んでいるコーヒーとその産業構造は、旧植民地での
奴隷的労働が出発点となっていることは確かなのだが、エコ的地球的な
課題を抱えることになった地球市民が、これからの正義について
考えるには、コーヒーでも飲みつつ、自由で醒めた市民として、
この「商品」が通ってきた時間と空間に思いを馳せるだけでも、
価値がある。

混沌としてきた世界で、人間だけで出来ることなんてたかが知れている。
人間以外の動物は、植物に使われたりしながら持ちつ持たれつな関係を
今も続けたりしている。人間が最も商品化してきたコーヒーと言う植物は、
人間が今後も世界の一員であり続けるための鍵をいくつか握っている。
鍵はきっと、コーヒーの側がしたたかに握っている。

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電子書籍

コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液

コーヒーの世界史

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

イスラム修行僧が覚醒を保つ為に飲み始めたコーヒー。モカの繁栄を経てオスマン=トルコの宮殿に登場し、イスラム教徒の国の居酒屋、そして欧州へ伝わっていく。

欧州に伝わったコーヒーからカフェ文化が生まれ、カフェは政治を語るサロンとなり、近代市民社会の思想が伝播されていく。

近代思想を醸成していったカフェに欠かせないコーヒーは、奴隷貿易、植民地経営によって成立する産業でもあった。コーヒーの産地においては、土着の社会システムが破壊され、経済も破綻していく。

現在では当たり前のように愛飲されているコーヒーの歴史に思いを馳せたい時、開きたい一冊。繰り返し読んでみたい。

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紙の本

コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液

コーヒーにまつわる歴史を知るのに良い一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

コーヒーに関するマニアックな知識が手に入ります。コーヒーの起源に始まり、コーヒーにまつわる歴史がこれでもかと書かれています。これだけ濃い内容の本は他に見たことがありません。普段、コーヒーを飲んでいる方なら、楽しんで読むことができるでしょう。

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