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考えることの科学 推論の認知心理学への招待 みんなのレビュー

  • 市川伸一 (著)
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紙の本

考えることの科学 推論の認知心理学への招待

思考のレッスン2

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:後藤和智 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人間は論理的にものを考えるといわれており、また、子供の考えることは前論理的だといわれる。しかし、果たして本当にそうなのだろうか。
 例えば、会議や話し合いなどで相手の顔を見て、その顔つきからその人が信頼するに足る人であるかを判断する、ということは、果たして論理的といえるか。または、マスコミにおけるいわゆる「今時の若者」を報じるものでは、渋谷とか原宿、あるいは秋葉原などに出向いて、「「今時の若者」はみんなこんな感じだ」と論評してみせるものが多いが、それは果たして論理的といえるだろうか。あるいは、「レタスには食物繊維が多く含まれている、だからレタスをたくさん食べなければならない」と考えている人も、もしかしたら少なくないかもしれない。
 我々が普段何気なく行っている行為である「考える」ことについて、本書は認知心理学の立場から近接している。本書によると、一般に「推論」と呼ばれる行為は、基本的に自分の知識や経験に立脚している、という。これをボトムアップ型の推論という。また、「推論」はそれまでの環境や文脈によって行われることもあり、これをトップダウン型の推論という。我々は、このようなトップダウン型の推論とボトムアップ型の推論を同時に行うことによって、先を予測することができる。しかし、思考にはバイアスやステレオタイプがつき物である。なので、人間の思考は時として論理的なものから逸脱したり、あるいは失敗する。
 本書は、確立・統計に関する推論も取り扱っている。例えば、コインを何回か投げる試行で、4回くらい連続で表が出ると、「もうそろそろ裏が出るだろう」と考える人は少なくないだろう。しかし、コインを投げて表が出る確率と裏が出る確率はともに2分の1であり、連続して表(あるいは裏)が出るという「偏り」が出たほうが、かえって自然である。逆に人間に乱数表を作らせると、「乱数」にこだわるあまり変なものができてしまう、という。
 こうやって「考えること」に、心理学的な側面から一定の「意味」が与えられることによって、我々の「考えること」に対する「考え」は深まっていくのではないか。もちろん、本書を読むことによって、我々が即座にバイアスやエラーを排して考えることができるわけでは断じてない。しかし、「考えること」の構造を理解することによって、物事に対して一定の距離をとって、あるいはちょっと立ち止まって考えてみる、という態度を養うことはできるかもしれない。
 蛇足だが、ベストセラーとなった正高信男『ケータイを持ったサル』(本書と同じ中公新書!)の第5章を信じ込んでしまっている人は、ぜひ本書の第1章を読んでいただきたい。正高氏が「ウェイソンの4枚カード問題」で壮大なヘマをやらかしていることがわかるはずだ。
 (〈思考のレッスン〉の1はダレル・ハフ『統計でウソをつく法』(講談社ブルーバックス)、3は谷岡一郎『「社会調査」のウソ』(文春新書)の書評に掲載してあります。)

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紙の本

考えることの科学 推論の認知心理学への招待

「考える」ということはどういうことかを科学的に解き明かそうとしています!

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、認知心理学について知りたい方々にとっては、絶好の一冊です。それほど分量もなく、とても読みやすい平易な文章で書かれています。特に、認知心理学のテーマである「考える」ということについて、科学的な検証が行われ、その意味が解き明かされていきます。教育関係者や教師を目指す学生さんには、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。

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