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電子書籍

英語達人塾 極めるための独習法指南 みんなのレビュー

  • 斎藤兆史 (著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

英語達人塾 極めるための独習法指南

日本人全員が英語ができるようになるなど夢想すること自体,馬鹿げている。

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る


第1章 入塾心得
第2章 音読―新渡戸稲造に学ぶ
第3章 素読―長崎通詞に学ぶ
第4章 文法解析―斎藤秀三郎に学ぶ
第5章 辞書活用法―岩崎民平に学ぶ
第6章 暗唱―幣原喜重郎と岩崎民平に学ぶ
第7章 多読―新渡戸稲造と斎藤秀三郎に学ぶ
第8章 丸暗記―西脇順三郎に学ぶ
第9章 作文―岡倉天心と西脇順三郎に学ぶ
第10章 視聴覚教材活用法
第11章 その他の独習法
第12章 英語教材の選び方


斎藤兆史(よしふみ)は58年(栃木県)生まれ。栃木県立宇都宮高等学校,東大(文)卒,大学院修士課程修了。インディアナ大学(M.A.),東大教養学部(専任講師,90年,32歳),ノッティンガム大学(Ph.D.,39歳)。東京大学総合文化研究科(教授,09年,52歳)。専門は英語文体論。私が読んだのは,『これが正しい!英語学習法』,『英語達人列伝』,『日本語力と英語力』(齋藤孝との対談)など。翻訳書も多い。


趣旨は,“英会話程度でギャーギャー騒ぐな,しっかり正統派の勉強せぇ”。この著者には『努力論』という題名の著作もあり,そのスタンスは旧来的という表現に価値判断があるとすれば,保守的と言うべきか。著者には全く同意する。2011年から小学校5・6年生に対して英語を導入するという教育制度に見られるように,私も英語教育がおかしな方向に進んでいるという危惧がある。小学校のうちは,英語学習なんてどうせ不完全にしかできないだろうし,漢字や九九なんかが完全にできればそれでいいよ。と私は思うが,読者の皆さんはどう思われますか?


この本の特徴は,読者を「読者」と呼ばず,「入塾生」と呼んでいること。また,塾長を自称する著者は,自分を爆弾処理班と位置付け,花火ができるくらいの素人に“近寄るな!”とか言っている(183頁)。う~~ん,自分でも認めている通り,こりゃエリート意識丸出しだわ。,


英語教育の在り方に関しては,古典的著作と言える平泉渉・渡部昇一(共著・対談)『英語教育大論争』を読むべきだと思う。小学校英語の導入に伴い,茂木『文科省が英語を壊す』,鳥飼『危うし!小学校英語』,市川『英語を子どもに教えるな』,果ては津田『英語下手のすすめ』などのような反対論が湧きでてきた。一方で,楽天やユニクロなどの新興企業は社内言語を英語にしたし,在来大手企業の代表格としてパナソニックなどは雇用対象を日本人に限定しなくなった。なんだか,中央公論編集部・鈴木義里(共編著)『論争・英語が公用語になる日』に現実味が増してきた。


要するに,知的思考力を備えた日本人が英語をしゃべるようになれればよいのだ。ということであれば,これは私の私見(卑見?)だが,英語がろくすっぽ話せない官僚どもを解雇するというのはどうだろうか? 日本人全員が英語ができるようになるなど夢想すること自体,馬鹿げている。そういう意味で,やっぱり爆弾は「爆破処理班」に任せた方がいいと僕なら思う。


(1175字)

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紙の本

英語達人塾 極めるための独習法指南

読み物としてはわるくないけど,実践にはイマイチ

4人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヨネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文体論学者による英語指南書.

 でも,フタをあけてみると,なんだか散漫.しかも権威主義くさいです.著名人や文学者から英語のよくできたひとを選び出してきて,「エライひとはこうやって英語ができるようになったんだ.見てみなよ,こんな英語,キミには言えも書けもしないでしょ.この人はこうやって英語をモノにしたの.だから,シンドくてもこのやり方をしなさいね」というトークをくりかえします.すすめているやり方のひとつひとつにはこれという異存はないけど,これじゃ指南にならないですよ.

 とくに,「名文」を暗誦しなさいという第6章には首をかしげます.作家の文章をいくつか抜き出してきて和訳をつけて,チョロチョロっと豆知識を披露しておしまいです.断片的にはその「名文」の分析があるけれど,つぎの2つのことがないので,学習者にとっては実践的な価値がありません.

・第一に,どういう点で「名文」なのかわかりません.内容・修辞・音調がよい現代語の文章を基準にするというけれど,じっさいに引用している文章のどういうところがそうなのか.内容・修辞・音調の3点について,ちゃんと記述してほしいところです.例文のよしあしがひとつひとつわかるくらいのひとなら,もはや指南の必要はないわけです.文体論学者としてのウデはそこにふるうべきであって,

 《間投詞(専門的に言うと談話標識)》(p.78)

とか

 《(専門的に言うと認知的)隠喩》(p.74)

とか,ジャーゴンをムダにつかうのにふるうべきじゃないと思います.そして,

・第二に,自分で暗誦するのによい文章がどんなものなのか,指針をもてないってこと.結局,「名文」を選ぶ基準がわからないわけです.推奨する暗誦本のリストもあるけれど,こういうふうに「オレについてこい」しか言ってないのは,どうかと思います.

 英語力を高めたい人にハッパをかける本ではあるけれども,手ほどきにはあまりならない本です.


garden B

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