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電子書籍

生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系 みんなのレビュー

  • 著:本川達雄
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系

生物多様性とは?そして私とは?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書を読んでまず印象的だったのは、地球上の物質のほとんどが生物多様性の恵みで生まれたものであるという事実である。われわれの利用する食物や衣類の多くが生物由来ということはわかるものの、たとえば鉄やコンクリートさえも、バクテリアなど特定の生物の介在なしには現在のような形として存在しえないということには驚かされた。生物多様性は生物以外の物質にまで、多様性を及ぼし、地球環境に変化と美しさをあたえているのである。
 また第三章「サンゴ礁と生物多様性の危機」では、サンゴと褐虫藻との共生関係が、「海のオアシス」とよばれ「海のバイオームの中で最も生物多様性の高い」サンゴ礁の見事な自然を生み出した過程が論じられている。作者は、現在世界中で、サンゴ礁の生物多様性が奪われつつあることに警告を鳴らす。
 このほかにも、進化の歴史の中で生物がたどってきた多様化の歴史など、生物多様性についての豊富な知識がつまった本書は、生物学のそして環境科学の啓発書としてもおすすめである。しかし本書において最も興味深かったのは、生物多様性の議論からさらに進んで、「私」とは何か、つまり自我の問題にまで踏み込んだ最終章である。
 生物学は、生物の共通性を追い求め続けてDNAにたどり着いた一方で、生物種の多様性も扱ってきた。多様性は種の中に存在する個体についても同様であり、われわれ人間だけでなく、有性生殖をおこなうすべての生物が、この世にただ一つしかない個性を有している。特に人間においてはそれこそが、人格と尊厳をもったかけがえのない存在という概念の根拠ともなっている。
 だが、一人ひとりの人間にとっての自分つまり自我とは何であろうか。作者は、現代人にとってのそれは「われ思うゆえに我あり」のデカルト的自我の概念に由来するという。それは、身体と意識にもとづいて自己と他とを区別し、他を利用しながら自己の生存を維持しようとする存在である。
 しかし、ここでいう自他の境界とは何なのか。たとえば、身体と食物の境界を引くことはむずかしい。また、家族や友人などさまざまな社会とのつながり、さらには地球とそこに生きるさまざまな生物との関係を無視して自分というものを理解することはできない。そのように、自我というものは、自分の肉体もその一部である生物・地球環境と一体化した何かである。そこでは自分が自分がと、己を第一に考えること自体が無意味に思えてくる。作者は、このように述べて、それを裏づける現代の哲学や宗教思想にもふれている。引用文献の中には、世界を我と汝という相互的な関わりの観点からとらえたマルティン・ブーバーの『我と汝』もある。
 生物学者による最後のこのような議論はいささか畑違いという気味もないではないが、人間とは何か、私とは何かという哲学的問題に対する重大な示唆をあたえてくれるものであることはまちがいない。

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紙の本

生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系

多様性を否定するのも多様性

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半が専門的で取っ付きにくいが、後半の生物多様性についての部分は考えさせられるところがあった。結局オスカー・ワイルドだかが言っていた「人間にとって快適なものだけが自然だ」ってところに落ち着くしかないのかもしれない。本川先生のユーモア足りないと思ったら、講演記録がもとの本らしい。先生のユーモアじっくり推敲されたものなのだと意外に思った。

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紙の本

生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系

生物の可能性

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よよん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書で書かれている事は、地球上のほぼ全てに生物が関わっており、生物無しではなし得ない事ばかりであるということ。生物の無限の可能性が読み取れるものとなっている。

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