不埒な求愛~退屈王のお妃選び~ みんなのレビュー
- 池戸裕子, イラスト:氷堂 れん
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電子書籍不埒な求愛~退屈王のお妃選び~
2014/07/25 19:30
タイトルに工夫が欲しかった
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
狼レースの賭けに負けて見知らぬ仮面の男と一夜過ごすこととなってしまったライラは、家に代々伝わる薬でその夜の記憶を消してしまう。
ライラの父も国王シアード相手に賭けで負け、秘伝の秘薬の処方箋を持っていかれてしまった。秘薬を売ることだけが傾いた家を救う手だてだったのに。
そんな時お城から、シアード王の結婚相手を決める選考会に参加するよう通知が来た。処方箋を取り戻す絶好の好機と選考会へと参加する。そこにシアード王が現れライラに「一度こうして触れてみたかった」とせまってきて。
ライラにだけ特別な態度のシアード王の本心が分からず戸惑うライラ。また、シアードの言動が一夜を過ごした仮面の男を思い出させて----。
ヒロイン・ライラは一見遊び人のシアード王にどんどん心が傾いていくのに、シアードから「愛人になれ」等と言われて苦しみます。ライラは運命の悪戯で純潔を失ってしまったけれど、本当は心から愛し愛される人と添い遂げたいと思っているので、愛人という立場を受け入れることが出来ません。
ライラのどんどんシアードに魅かれていく心や、でも好きになってはいけないと自分の気持ちを押さえようとするその切なさとじれったい感がとても良かったです。
シアードもチャラ男かと思わせてカッコイイところを見せるなど、ヒロインと一緒になって好きになってしまいそうでした。
エロシーンや文章全体の表現が綺麗な所も良かったと思います。
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