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龍帥の翼 史記・留侯世家異伝 みんなのレビュー

  • 川原正敏(著)
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みんなのレビュー24件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (22件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
24 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

「お前が死ぬか…私が死ぬか…それまで哭かぬ」

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

劉邦のがっかり感がにじみ出てます。劉邦にとっては埋伏の時でしょう。張良にとっては復讐の時、暗躍が始まります。墓暴きに焼き討ちに略奪に生き埋めにやりたい放題なんだから理由なんかつけなくても、張良ぐらいしれっと殺しちゃえないの…、物語にはならんけど。

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紙の本

「敵も…見方も殺します」

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

秦滅亡。ここまでは、すべてが張良の手の平のうえで踊ったでしょうか。関中を手に入れ劉邦が関中王ってことにはならんからこの物語は面白い。ここからは、その知略を劉邦の為に…。

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紙の本

「豊ってそんなに大事?何処?」

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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっと軍師としての第一歩ですか。諸葛亮みたいに大活躍するんだよね、たぶん。漫画で軍団戦の迫力や陣形の戦術を描くのは難しいからなぁ~。トウ攻略戦も、う~んって感じかなぁ。修羅の門の様に行くかどうか…。

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紙の本

「ううん、龍だよ…愚な龍」

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

張良が全てにおいて完璧だと嘘くさくなるところを、黄石を使って純粋な少女の言うことを疑ってはいけないよって感じで納得させてしまっている、うまいなぁ。あとがきで何かと言い訳?を書かれているけど、史実が読みたい訳じゃないので行間だろうが妄想だろうが面白い話をお願いします。紀元前の史実なんてあってないようなもんだしね…。

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紙の本

「上手く行きますかな…。私では出来ぬ策です」

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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

ワザと川を背に布陣、後世に名を故事成語として残す戦です。桶狭間のように狭い道は、大軍にとって鬼門ですね。范増は除きましたが、まだ大軍と項羽は健在、次なる一手は…。

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紙の本

「お願いに来ただけだったから。助けてほしい劉邦と張良を」

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項羽が暴虐の限りを尽くし、逃げ惑う劉邦。天を味方につけ、権謀術数で敵を離反させる張良。張良の策を補完する黄石と窮奇、歴史の行間を埋める物語が秀逸です。

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紙の本

「豎子(こぞう)は與(とも)に謀るに足らん」

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鴻門の会。超有名なお話ですね。あとがきにいろいろ解説が書いてありますが、文章だとさらっと流せるところでも画にしようとすると難しいところもあるんですね。特に違和感はありませんでしたが…。そんなところまで知識が及ばないんです。

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紙の本

「良は…、私と窮で護る」

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関中に入りました、まだまだ、先は長いお話ですが…。最後はちょっとドキッとしました、まさか黄がねぇ~。やっぱり、この物語の要は黄石なんだってあらためて思いましたよ。

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紙の本

「あ、これは天啓」

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張良が主人公なんだから仕方がないんだが、劉邦側の話は地味だねぇ。やっぱ、項羽の派手な戦闘シーンの方が面白い。張良の鬼謀もいいんですが、いかんせん説明ばっかりで…。

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紙の本

「四凶の一つ、翼の生えた虎」

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今度は、項羽と劉邦ですか。もちろん本家の司馬版は読んだ事が無く、漫画の横山版を読んだ邪道派ですが、たのしみです。副題の留侯世家(りゅうこうせいか)の留侯は張良のことだそうだ。劉邦と出会った場所が留で、恩賞として留に報じられたから留侯だそう。

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紙の本

「この臆病者。己と戦をしろ。戦をしろぉ!」

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政戦両略、張良の鬼謀が成り、戦の天才韓信の奇策が決まる。兇王の圧倒的な武を支える腹心の一人を討ち取り楚の首を締め上げる包囲網が徐々に完成しつつあり…。さぁ、緊迫感マシマシの最終盤です。

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紙の本

「ここから、漢王の逆襲を始めたいと存じます」

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斉の調略は、なかなかの読み応え。張良の策とはいえ、れき生の覚悟もそうだが、その死すらも計略の一部として、後顧の憂いを覗く韓信の覚悟もまた…。逆襲の時は来ましたが、相手はあの兇王…。

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紙の本

「なかなかやるな…壮士。しかし」

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劉邦じゃなくて張良の最大の危機でしょうか。項羽と樊将軍の一戦も四凶窮奇の奮戦も見どころです。諸将が撤退に成功したという記述だけでここまで物語を構成しますか…流石の歴史の行間を埋める物語です。

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紙の本

「軽々しく流すな。それが、大丈夫と認めた側の責任だ」

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綱渡りもいいとこ劉邦。いつ詰んでもおかしくない状況を張良の鬼謀…賭けかな、で命拾いしてます。ああ、そういえば居たなぁっていう二人が、策を担ってます。

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紙の本

「娘…大きくなったなぁ。そろそろ笄、着けてもいい頃か?」

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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る

彭城の大敗からやっと復活、張良…凄いなぁ。漫画みたい。張良と范増の化かしあいと韓信の国士無双ぶりの始まりです。木おうふの話は覚えてないなぁ。

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