國崎出雲の事情 みんなのレビュー
- ひらかわ あや
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紙の本國崎出雲の事情 1
2010/07/30 08:01
歌舞伎かわいい
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少時に愛らしい容貌と華のある演技で未来を嘱望されていた女形・出雲少年。両親の別居以降舞台から降りていたのに母の勝手で不本意ながら父方へ預けられることになったが、女顔で男にモテまくるのもみんな歌舞伎のせいだとグレている出雲にとって舞台へ復帰なんてありえないはずだった。
「男の中の男になる!」
そんな可愛い顔でキメられても(*・∀・*)
少女顔であっても心は男の子なので気風がいい気持ちいい主人公です。歌舞伎への引っかかりはあるも人を喜ばすことが好きで捻じ曲がった人間にも真摯に向き合うまっすぐな性格。癖のある梨園の御曹司を次々に堕としていくのだから笑うしかないwww。
作者は歌舞伎の取材もしているらしく舞台の場面では題目のさわりなど知識が得られるけれど、深くは掘り下げられずギャグとしてのテンポとオチに安定感があります。
コミックスは中高生の女子に人気が高いらしい。
何よりサンデーの力の入れっぷりがはんぱじゃない......。
帯は女形を強調する煽りと裏面には登場人物紹介
初版特典はカバー下どころかカバー裏面にまでイラストを載せる始末
煮えてる、と思ったのは「椿ナイトクラブ 」以来です。
紙の本國崎出雲の事情 2
2010/07/25 02:08
そんな彼にもうメロメロ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
入口は実家のためにだったり、処分を回避するためだったり、仕方なく務めることになる舞台だけれど、準備をしていくうちに、誰かのために舞台を成功させたいという積極的な理由に変わっていく出雲。そんな彼の姿勢に、関係する人たちはもうメロメロになる。
実際の歌舞伎はほとんど見たことがないから、何が正しい芝居で何がダメかなんて分からないけれど、歌舞伎の演目のさわりについては少し知ることができる。
紙の本國崎出雲の事情 1
2023/10/29 20:22
歌舞伎そのものにも興味が持てる!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の男の娘っぷりに悶えるだけでなく、歌舞伎にも詳しくなって観に行きたくなる作品です!たくさんのイケメンたちにも目移りする笑
紙の本國崎出雲の事情 11
2016/03/13 22:07
出雲の成長
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フカシマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歌舞伎業界から干された出雲が挑戦せざるを得なくなった、大御所との激ムズ舞台を頑張って満足のいく形にしようとする。もう一つの舞台では、仲良し五人組が自分たちで舞台を企画する。
どちらも出雲が慣れない役柄に挑戦していて、出雲のいい部分がとてもよく出ていた刊でした。小話もとても面白かったです。
紙の本國崎出雲の事情 11
2015/09/30 11:28
女形と向き合い始めた出雲
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間国宝である幸嶋屋庵寿郎に見初められた國崎出雲は、彼が出演する「壇浦兜軍記」の観劇に誘われる。彼の演じるのは遊女「阿古屋」だ。琴、三味線、胡弓の三つを奏でる美しい姿に魅了された國崎出雲だったが、幸嶋屋庵寿郎の提案で、千秋楽に三味線で共演することになってしまった。
僅か一週間の間に、庵寿郎以外演じることの出来ないという「阿古屋」のさわりだけでも身につけなければならない出雲は、自分らしい演技とは何かという問いに直面することになる。
これまでのマンネリ展開を脱し、歌舞伎、そして女形というものに真摯に向き合い始めた出雲は、皇加賀斗や菅原梅樹・松樹、栂敷紗英らを巻き込み、「青砥稿花紅彩画」、白波五人男の弁天小僧菊之助で、女形と立役の境界線にも挑む。
なんか面白くなってきたよ。
紙の本國崎出雲の事情 10
2015/09/18 16:30
狂気を孕む演技
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生徒会室に入り浸る歌舞伎役者の篠竹禄、子役上りの俳優である桐矢臣アイドルの八薙要を取り込んできた國崎出雲の前に現れたのは、彼らのリーダーである歌舞伎役者の白木菊雄だ。全身を手錠で拘束した彼は、何か問題を起こし、歌舞伎界から一年の謹慎を食らっていたらしい。
白木菊雄の危険さを懸念する菅原梅樹は、出雲が関わる前に排除しようとするものの失敗。二人は「野崎村」で、國崎出雲がお染、栂敷紗英が久松、そして白木菊雄がお光で共演することになる。そう、彼は女形と立役を兼ねる役者だったのだ。
大切な仲間である皇加賀斗を傷つけられ、白木の部屋に乗り込んだ出雲は、彼の歌舞伎にかける狂気と寂しさを垣間見ることとなる。
そして、梨園の幹部、幸嶋屋の庵寿郎が登場することで、出雲の歌舞伎界での立場も、大きく変動することになっていきそう。
生徒会シリーズの最後。初めて女形の役者が敵役として登場したので、これまでに無い展開が楽しめたようにも思う。そしてラストの展開で、ここしばらくのマンネリ展開から抜けられそうな予感。
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