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電子書籍

海街diary みんなのレビュー

  • 吉田秋生
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みんなのレビュー92件

みんなの評価4.6

評価内訳

92 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本蟬時雨のやむ頃

2008/10/05 13:28

進化し続ける作家

28人中、28人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

祖母が亡くなり、残された鎌倉の家に住む三姉妹のもとへ、
子供の頃、家族を捨てて出て行った父親の訃報が届く。

当時の母の苦しみを知るため、複雑な想いを抱える長女。
お父さんが死んだと聞かされても、なにも感じないことに戸惑う次女。
死顔を見ても、知らないオッサンだと言う三女。

葬儀で三姉妹は、存在すら知らなかった中学生の四女に出会う。
すでに母を亡くし、父親を看取り、頼りにならない継母を気遣い気丈にふるまう四女。
いったいこの中学生の少女は、
悲しみや寂しさ、やりきれない想いをどこに吐き出してきたのだろうか。

彼女を甘える存在であるべき子供に還し、家族として迎えたのは三姉妹だった。
末っ子が、出会って間もない姉たちと暮らすことを決断するのに十分なエピソードが、
とてもとても印象的である。

鎌倉の生活に、姉たちとの日々に、少しずつ慣れていく少女。
彼女を受け入れ、見守り、自分たちも様々なことを乗り越えていく三姉妹。
なんでもない毎日を、ときに印象的に切りとっていく物語だ。

もうすぐ続きの巻が出るはずで、久しぶりに1冊目を読み返してみた。
胸が締めつけられるような感覚はあいかわらずで、吉田秋生のすごさを思い知る。

大ヒットした『BANANA FISH』の連載を終えた頃、彼女が何かのインタビューで語っていた。
この作品の連載中から、ベタなこと、こっ恥ずかしいと思っていたことが、
開き直って描けるようになったかなと。

デビュー時からとても器用に作品をまとめ、短い中にも必ず心を打つものを残してきた彼女が、
たしかに近年、ストレートなセリフを書くことが多くなったように思う。
短編を描くときに、それが弊害になったりしないのかと気をもんだが、
まったくのとり越し苦労だったことが、すぐにわかる。

重いテーマをあいかわらず軽やかにまとめあげ、そのくせ「物足りなさ」など感じさせもしない。
昔の作品のほうがよかったなどとは言わせない、ベテランの実力なのだと思う。

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紙の本蟬時雨のやむ頃

2007/06/18 21:58

人と出会うということ、人と交わるということ。

20人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトウジョン - この投稿者のレビュー一覧を見る

鎌倉を舞台に、ある家族とその周辺の人々のそれぞれの関係・他人との交わりの姿を細やかに描いた物語。
父の女関係が原因で両親が離婚。その後母も再婚を機に実家を出、残された3人姉妹は祖母とともに古い家に暮らし続けた。
厳格だった祖母が亡くなり、それぞれが成人した今も3人姉妹は鎌倉の家に住み続けている。
そんなある日、別れたきり会っていない父の訃報が突然に届いた。
相続の件もあるし是非、と言われて訪れた父の居所は山形の田舎。そこで3人は父の娘だという中学生に迎えられる。
そう、彼女は3人の義理の妹になるのだった・・・・・。
これが表題作である「蝉時雨のやむ頃」。
他に次女とその恋人との偽りを描いた「佐助の狐」、4人目の妹がメインの友情モノ「二階堂の鬼」が収録おり、どれもテーマは一貫して“人と人とのかかわり”である。
家族・男女・友情・・・それぞれの交流の形が、決して重過ぎない筆致で明るく軽やかに描かれている。
なにより3姉妹(後、4姉妹)の家庭での姿が実に自然で魅力的。
特に好きなのは3人が台所に座り込んで自家製の梅酒を味見しているシーンなのだけれども、家族であり気のおけない女友達であり・・・という雰囲気がとても心地よく感じられる。
ベテラン・吉田秋生だけにストーリーそのものが安定感のあるこなれ具合なのは勿論だけれども、さらに鎌倉という舞台そのものも演出効果に一役買っているように感じる。
港町であり古都であり、洒落た都会のようで情緒的な町並みでもあり、海の明るさと暗さが印象的で象徴的なようでもあり。
普遍的なテーマを描いたこの作品にこれ以上なく相応しい舞台だと思った。
性別、世代にかかわらず多くの人に読んでもらいたい作品である。
家族や友人や恋人や、身近な人たちに対してふいに感謝の念がわく・・・・、そんな気にさせてくれる作品は貴重だと思う。

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紙の本真昼の月

2009/02/04 19:56

鎌倉の四姉妹シリーズ第2巻。切なくて、心にしみる話やねんなあ

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幸(さち)、佳乃(よしの)、千佳(ちか)の香田三姉妹のもとで、ともに暮らすことになった浅野すず。中学生の彼女が山形から鎌倉に来て、家族のひとりとして次第に馴染み、溶け込んでゆく姿を描いた第1巻もよかったけれど、この第2巻もいいですねぇ。切なくて、じんと心にしみる話の味わいが素晴らしく、途中で何度か、目頭が熱くなりました。

◎すずが、佳乃の彼氏の謎を探る・・・・・・「花底蛇(かていのじゃ)」
◎すずと、友達の美帆(みほ)が、お互いの気持ちをぶつけ合う・・・・・・「二人静(ふたりしずか)」
◎すずに思いを寄せる風太(ふうた)の気持ちと、足を失くした裕也(ゆうや)の気持ち、ふたつの気持ちが交錯する・・・・・・「桜の花の満開の下」
◎香田姉妹の祖母の七回忌。幸と、家を捨てて出て行った母・都(みやこ)が衝突する・・・・・・「真昼の月」
 以上、四つの話を収めています。

 すずの気持ち、風太の想いを中心に話が進んでいく最初の三つの作品もよかったけれど、一番読みごたえがあって、「重いけど、深くて切なくて、ええ話やあ」と感動したのは、おしまいの「真昼の月」でした。仲違いした母との確執など、色んなこと考えて悩む幸姉(さちねえ)の姿に、ズドン!ときたから。

 幸とすずが肩を寄せ合う絵に、佳乃と千佳の声がかぶさる一コマ。姉妹の絆、家族の絆が見事に描き出されていて、胸が締めつけられました。姉妹が寄り添うこの構図、第1巻『蝉時雨のやむ頃』にもありましたっけ。表題作の中、町を見下ろす石段の上で。

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紙の本陽のあたる坂道

2012/08/19 20:36

とても大切な時間だったと思えること

11人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桔梗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

鎌倉を舞台に 周囲の人とのかかわりを通して成長していく四姉妹 
それぞれの姿や想いをゆるやかに描いた物語

この第3巻は 末妹すずの可愛らしい初恋と長女の幸の恋の話が中心

幸の付き合っている彼には 心を病んでしまった別居中の妻がいる 
妻の心が壊れたのは彼の激務のせいで そのために彼も妻を見捨てられずにいる

そんな彼と過ごす時間は 楽しいのだけど きっと後ろめたさもあり
小さな幸せと一緒に痛みや不安をたくさん抱え 
折れそうな自分をぐっとひとりで支えながらの日々だっただろう

人の想いのベクトルというのは 常に一定の強さで同じ向きではなく
ちょっとしたはずみでズレてしまうというのはよくあること
タイミングが違えばまた別の結果になったのではないか
もしあの時―…そんなことを後から悔いても仕方ないんだろう
それでもその変化を認めて受け入れて 自分の力でなんとかやってかなきゃいけないわけで


『それでも楽しかったあの時間 あれはいったいなんだったんだろう』

幸の心に浮かぶ大きな疑問

けれども それは無意味で無駄な時間なんかじゃなく とても大切な時間だったと思えるように
ゆっくりと でもしっかりと 自分の進む道を見つけて歩みを進める幸の姿が いい

悩んだり 迷ったり 笑ったり 泣いたり
どうしようもないことだってある
でも 終わりなんかじゃない 終わりじゃないと信じて
私たちは 陽のあたる坂道を登っていくんだろう

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紙の本真昼の月

2008/10/16 13:14

真昼の月の下で

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

祖母亡き後母も父も去った鎌倉の家に残された3人姉妹と、異母姉妹の妹が共に暮らすようになって一段落したのが前作。第二巻となる本書は平凡で、だけどその時、その彼女自身にとっては重要な、其々の事情を抱えた「出来事」が現れては消化されていく。
4人姉妹とも年齢が離れているから扱う話題も問題も様々。だからこそ読者にとってはどこかしら共感するところがあるに違いない。何よりここにある出来事も事件も事情も、行き着く先は私たちの最も身近で厄介な存在、家族にあるからだ。
吉田氏にとってきっと鎌倉は題名にあるとおりDiary、つまり日々の出来事、平凡な日常だ。そこには家族も友達も恋人も居て、「真昼の月」のように気がつかないけれどいつも近くで同じときを過ごしているのだ。
そしてもう一つ、真昼の月には意味がある。
表題作には自分たちを捨て家を出た母と彼女たち姉妹、ことに母を許せない長女との軋轢が描かれている。真昼の月、それは気がつかないほど見慣れた日常、身近な人というだけでなく、私たちが知らず知らずのうちに傷つけてしまう誰か。それすら認識していない、いっぱいいっぱいなこの心だ。
そして家族は多くの人にとって、そういう真昼の月なのだろう。
既刊『ラヴァーズキス』の、家族だからこそたまらないこともある、というあの言葉が思い返される。
家族だからこそ、あまりに身近で気兼ね無いはずの存在だからこそ、どうにも身動きが取れなくて空回りしてしまうことが、きっとある。
だから、たまには真昼の空に月を見つけてみよう。
なかなか見えなくても、見つけるのが難しくても、きっと、必ずそこには月が私を見守っているのだから。

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紙の本恋と巡礼

2017/05/14 12:31

成長

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

年1なのですが、しっかり姉妹が成長していくのを感じます。一歩踏み出す勇気を思い起こされます。

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紙の本あの日の青空

2016/01/31 18:43

丁寧に

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当に丁寧に描かれているシリーズ。
4姉妹それぞれの恋、決意、変化。
周囲の人々の心の傷も優しさも、普段の生活の中に挟み込まれて染み入ってくる。

その中でも すず をいつでも気にかけて支える風太がいい。
将来が楽しみ。

姉たちそれぞれの恋に進展が、と思いきや、一人に嵐到来かな。
気になるところで続く。

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電子書籍海街diary 8 恋と巡礼

2017/09/09 10:09

青春

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉田秋生さんの作品はなぜこんなに瑞々しいのか。一つひとつの描写、風景も人物も表情も心情も、本当に素晴らしい。そして、巻数が増えてもまったくだれてこないことにも驚かされる。

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紙の本恋と巡礼

2017/05/07 16:46

落ち着くところに落ち着いていくの巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

チカちゃんのドン引きする話で終わった前巻からの..なのでどうなるのだろうと
思っていたら、お姉ちゃんズたちもおさまるところに収まって、今回は
ほっこり、なんだか家族の温かさを感じられるとても良い余韻のあるお話しでした。
「ご縁がある」っていい言葉、いただきました。

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電子書籍海街diary 8 恋と巡礼

2017/04/30 00:26

温かい気持ちになれた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カメちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

すずちゃんとお姉ちゃんずの関係の深さが更に感じられる感です。
鎌倉に来て1年ちょっとなのに、安心して出掛けられ、いつでも帰ってこられる場所を得たすずちゃん。

お姉ちゃんずやすずちゃん、周りのみんなの姿を見ていると、家族や人の縁は時間や血じゃ無いんだと、改めて感じました。

新しい命も芽生え、益々これからが楽しみな巻です。

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紙の本恋と巡礼

2017/04/19 05:06

まだ続きを読んでいたい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『海街』も8冊目。 ゆっくりとではあるが、確実に時間は流れていく。
もしかして、4姉妹が一緒に暮らすことがなくなる時期が、この物語の最終回?
それはせつなすぎるので(時期的にももうすぐだと見えてしまっているので)、もうちょっと続きを。 他の人たちのこの先も気になるし。
それで「えっ、こんなところで終わるの?!」というなにげない場面で終わってほしい。
それでも、彼女たちの日常は続く。 そう信じていられる物語だから。

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電子書籍海街diary 7 あの日の青空

2016/01/29 21:26

進展にどきどきします。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

四姉妹の恋模様が一気に進展して、すっきり&読み応えありました。すずの進路も方向が見えてきた反面、新たにひと波乱起きそうな意外な(失礼)ネタもあり、次巻がまた楽しみ。

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紙の本群青

2013/04/20 22:12

本当に素晴らしい!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポワソン ブリュ - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズはいつも人として大切なことを教えてくれるけど、今回も「生と死」とそれに向き合う人たちの苦悩とそれを乗り越えること、をじっくり語ってくれた。

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紙の本蟬時雨のやむ頃

2018/07/30 00:25

名作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

「BANANA FISH」はこの作者の代表作、名作だ。全くテイストは違うけとこのシリーズも傑作だと思う。どっちが好きかは好みによるだろうけど、今の私にはこの作品のほうがずっしりと来る。読者が年齢を重ねていくと、より味わい深く読めると思う。

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紙の本真昼の月

2018/07/30 00:04

だめな大人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

1巻ですずの義母がなんじゃこりゃって人でしたが、幸達の母親もダメ親だった。自分のことで精一杯。長女である幸と母親との確執。でもこのお母さんの普通にありそうなだめっぷりがなかなか心に刺さる。4姉妹の生活って、意外に親がいないぶん、平和なのかも。

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