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電子書籍

Dの魔王 みんなのレビュー

  • 柳 広司(著), 霜月 かよ子(著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

大胆かつ華麗なアレンジ、霜月マジックが楽しめる「ジョーカー・ゲーム」が絶品。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スパイたちの活躍を描いた柳 広司の連作短編集『ジョーカー・ゲーム』。五つの短編の中から、最初の「ジョーカー・ゲーム」と、二番目の「幽霊(ゴースト)」を取り上げて、霜月かよ子が作画した本書。質・量ともに、「ジョーカー・ゲーム」の読みごたえが格別。実は昨日、図書館から借りてきて、柳 広司の原作を読んだばかりだったのですが、霜月かよ子の大胆かつ華麗なアレンジに接して、「やるもんだなあ」と堪能させられた次第。楽しめました。

 大胆かつ華麗なアレンジ、その一。原作よりも、三好少尉(D機関のスパイのひとり)を大きくクローズアップして描いている。こうすることで、佐久間中尉に象徴される戦時の常識、軍人の思想や行動とは全く異なるスパイの個性を浮き彫りにしている。特に、三好が口の端でにやりと笑う絵が印象的。
 大胆かつ華麗なアレンジ、その二。漫画の冒頭で「あれっ?」と意表を衝かれたのだが、原作とは違う順番にして、話を提示、展開させていったところ。原作と比べて、この漫画版のほうが、シリーズ最初の話として掴みやすい気がした。
 大胆かつ華麗なアレンジ、その三。原作にはない漫画の描写が、作品の雰囲気にぴたりとハマっていたところ。なかでも見事だったのが、ラスト、佐久間の肩に桜の花がひとひら、舞い落ちるシーン。心憎いばかりの漫画家の想像力に、唸りました。

 この「ジョーカー・ゲーム」と比べると、もうひとつの「幽霊(ゴースト)」ははっきり、物足りなかったですね。原作のほうが、数段、面白かった。ただし、漫画のラスト三頁は、原作とはまた違うひねりが加えられていて、そこは気が利いているなあと。

 『ジョーカー・ゲーム』の原作のあと三編、「ロビンソン」「魔都」「X X(ダブル・クロス)」を、霜月かよ子がどんな風に描いて見せてくれるのか。殊に、一押しの「X X(ダブル・クロス)」の霜月・漫画バージョンが楽しみ。

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スパイたちの駆け引き、心理攻防戦がスリリング。ぞくぞくと楽しませてくれます。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本陸軍に秘密裏に設けられたスパイ養成所「D機関」。その長は、“魔王”の異名を持つキレ者、結城中佐。彼の手足となって暗躍するスパイたちの活躍を描いた連作短編集『ジョーカー・ゲーム』に、霜月(しもつき)かよ子が絵を付けた本シリーズ。前巻では、「ジョーカー・ゲーム」と「幽霊」の二篇が収められていましたが、本巻には「ロビンソン」(全四話)と「魔都」(一話収録。次巻につづく)が収録されています。

 まず、本巻でメインとなる「ロビンソン」から。敵方の諜報機関に捕えられ、拘束されたD機関のスパイが取り調べを受ける。機関のボスである結城の意図を推し量りながら、敵方に何とかダメージを与えようとする。その辺りの丁々発止、密室の中での心理攻防戦がスリリングに描き出されていたところ。ぞくぞくしましたね。反転する白と黒、光と影のコントラスト。取調室での絵の数々は、表と裏がくるりと入れ替わり、のるかそるかの騙し合いに火花を散らすスパイのコアな部分をくっきりと捉えていて、読みごたえがありました。

 「魔都」は、私の記憶違いでなければ、原作とは別の人物の視点でもって描いています。それと、事件そのものは同じでも、読み手に提示する順番をがらりと変えている気がします。出だしを読んだ限りですが(「第壱話」のみの収録なので)、『ジョーカー・ゲーム』での原作をもう一回読んで、その辺、読み比べてみたくなりましたね。

 いずれにしても、次の第3巻が楽しみです。

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