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電子書籍

センチメントの季節 みんなのレビュー

  • 榎本 ナリコ
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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.3

評価内訳

6 件中 1 件~ 6 件を表示

永遠の少年

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投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

彼女の作品で一番好きなのが、野火ノビタ名での『ハルオ』とこの4巻に入っている『永遠の少年』。サッカーが大好きだけど、続けるところがない女の子と怪我でサッカーができなくなった青年のラブストーリー。でもテーマは愛ではなく、失われてしまったものへの愛惜と失ってしまったもの同士の共感。彼女は、青年漫画誌でメジャーデヴューして一貫してHシーンばかりを描き続けているわりには、本質は「マイノリティの寂しさ」なんですよね。その本質が出ていて僕はこの作品が好きです。ただ自傷的な部分ばかり、これでもかっと執拗に描くのは、不健全で疲れます。

彼女は、あとがきで「男勝りの才能を持っているのに、成長して女になってしまったばかりに、男の子(主人公)と同じグラウンドに立てなくなる女の子をみるとぐっと来る」といっていたが、男性でありながら僕もぐっと来るのです。那州雪絵さんの『天使とダイヤモンド』も好きだったなぁ。男っぽかった女の子はみんな見事に、主人公の恋人となって折り合いをつけるんだけど、それって凄く切ないよなぁ。だって、自分は生涯物語の主人公にはなれないという宣言ですからね。

彼女たちの、サッカーをしたいとか野球をしたいという希望を断念しなければならなかった時の気持ちってどんなものだったのだろう。これは夢の「断念」の物語。世界は、成功者に満ちています。けれでも野球好きな子供が誰もがイチローになれるわけでもなく、サッカー好きな子供がベッカムや中田になれるわけでもありません。そんな「断念」を繰り返して、人は大人になっていくものです。けれど、成功者を推奨する現代グローバルな競争社会では、成功の影に捨てられた夢を省みることはありません。弱いものだけが知る真理がある、という言葉がありますが、僕もまさにそう思います。立身出世を国是とする近代社会では少年や男性と違い「少女」というカテゴリーは、そういう意味で断念の連続です。

僕はフェミニズムがあまり好きではありませんが、中島梓さんの評論「コミュニケーション不全症候群」や彼女の評論を読んでいて、受身で男性の狩りの対象である「少女」は、大変だと思います。だって「タッチ」の南ちゃんは、かっちゃんの代わりにマウンドには立ちませんもんね。不良マンガなんか、すべて置物飾りですし。少年青年漫画を見るとその画一的扱いは、もはや笑うしかないほどですもんね。それゆえの、美しさというのもまた逆にあるのだろうけれども。蛇足ですが栗本薫さんの「真夜中の天使」という傑作小説は、この非支配者の側が、愛というものを通して、支配者との関係を逆転して行く部分にあります。

甲子園などのスポーツは、ぬきがたく「男社会の象徴」なので、甲子園で優勝を目指す少女やサッカーをやりたい女性というだけで、違和感を感じてしまう。インド人の女の子がサッカーをしたくて頑張る『ベッカムに恋して(英題はベッカムのように曲げろ)』が、そもそも映画になってしまうのも、その困難さが大きいからだと思う。そして、当たり前に「できることをする」よりも、「できないことに挑戦する」からこそ、物語になるんだろうけど。

僕としては、永遠の少年のままではなく、サッカーが好きな女の子が困難と闘って、成長して、自分を見出す「ところ」をこそ書いて欲しいが、著者の描きたいテーマと外れてしまうんだろうな。 自傷系の主人公をこれでもかって連続して書き続ける榎本ナリコさんは、正直言って食傷気味です。自傷系はいかにもナルシシズム的で同時代的ですが、袋小路を感じるので、クリエイターは「その先」を目指すべきだと思います。しかし繊細に人の心を弾圧するものに対して敏感に感じる作者の視点は、嫌いではありません。

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「自分をまだ少女だと信じて疑わない狂気の老女」のように踊る……。

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投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「あいつ、いつもあんなの付けて歩いてんのか。
男の子も身軽なわけではないんだね」

いまの自分に居心地の悪さを感じている少女
たちの物語。

海が怖い水泳部の少女。
援助交際が親にバレて、田舎に預けられた少女。
男みたいな自分にコンプレックスをもっている少女。

ほんとうの自分は?
そういう思いに揺れ動いているのは、なにも少女だけではない。
このマンガでは、彼女たちと援交するオヤジたちも、もう一人の主人公なのだ。
だから、おおぜいの人に受け入れられたのだろう。
けっして、セックス描写が過激なだけのマンガではないのである。

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センチメンタルな鎮魂歌!

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投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「春は毎年めぐるのに、あたしたちの春は、もう二度とめぐらない。あたしは初めて、行く春を惜しんだ」

好きだった喫茶店のマスターが援助交際をするオヤジだった。
肉体関係でひきとめていた彼氏と高校が別々になって、別れる予感がしている。
自由奔放で憧れていた友人を切り捨ててしまった。

このマンガは、いつまでもこのままではいられない少女たちの物語だ。

この物語は、過ぎ去っていくもの、色あせてゆくもの、めぐってしまう季節への鎮魂歌、だ。

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あなたには、わかりますか?

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投稿者:TGW - この投稿者のレビュー一覧を見る

 このテの週刊マンガ雑誌には面白い作品があるが、これはその中でもある意味で異色の存在。テーマは中学〜大学の、いわゆる青春期の性だ。単行本4巻まで1話完結だったが、5巻以降一冊一話となった。
 とにかく登場人物の性格付けがリアルっぽいのだ。取り扱われるテーマのために敬遠なさる方もおられるかもしれないが、冷静に見つめてみるとこの作品(群)に登場するひとりひとりにそれぞれの個性がきらめいて(あるいは蠢いて)いる。世代ごとに作品の捉え方は分かれるだろうが、読む人の体験や思い出に直接にリンクすることはまず間違いない。
 …だが、この巻で取り扱われる話は少し(私自身からは)遠かった。思わずうなるような感性を持ちながら実感からは離れている、という感じか。
 青少年による凶悪犯罪などが横行しますますわからなくなってきた「最近の若いもの」たちを、理解する一助になるかもしれない。

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短編

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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵柄もそうだがリアリティがすごくあって何とも言えない。どの短編も思春期特有って感じで、ハッピーエンドじゃない。

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十代

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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

知ることが汚れることだとすれば、高校生は清らかでいられるぎりぎりの年代かもしれないですね。
何も知らない子供でもない。
でも知りすぎて汚れた大人とも違う。
その間にいるから魅力的で男の人は夢中になるんでしょうね。

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