“水上勉”の電子書籍一覧
“水上勉”に関連する電子書籍を67件掲載しています。1 ~ 30 件目をご紹介します。

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(レビュー:19件)
- 税込価格:781円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2016/08/19
- 丹波の山奥に大工の倅として生れ、若くして京の植木屋に奉公、以来、四十八歳でその生涯を終えるまで、ひたむきに桜を愛し、桜を守り育てることに情熱を傾けつくした庭師弥吉。その真情と面目を、滅びゆく自然への深い哀惜の念とともに、なつかしく美しい言葉で綴り上げた感動の名作『櫻守』。他に、木造建築の伝統を守って誇り高く生きる老宮大工を描いた長編『凩』を併せ収める。

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(レビュー:2件)
- 税込価格:660円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2010/07/02
- 露ぶかい山繭の村、奥信濃の有明から、京都の西陣に奉公に上り、美しい風光の中で、雅やかな西陣の女へと磨かれてゆく刈田紋。つづれ職人・松吉と密かに愛し合い、心惹かれながらも、日本画壇の長老・今畑冬葉の後妻となった紋は、夫の死後、何処へともなく失踪する……。愛憎に絡まれた哀しい女人の物語を、伝統美あふれる西陣つづれ織の世界を背景に、情感豊かに描く長編小説。

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(レビュー:2件)
- 税込価格:550円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2016/11/11
- 映画化もされた不朽の名作がここに甦る!
昭和20年代半ば、京都で遊郭の娼妓となった片桐夕子、19歳。貧しい寒村生まれが故、家族のための決心であった。哀れに思った女主人・かつ枝の配慮により、西陣の大旦那に水揚げされそのまま囲われる道もあったが、夕子は自ら客を取り始める。最初の客で頻繁に通ってくる修行僧・櫟田正順、夕子との仲を疑われている彼が前代未聞の大事件を起こした――。

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(レビュー:20件)
- 税込価格:528円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2011/06/01
- “軍艦頭”と罵倒され、乞食女の捨て子として惨めな日々を送ってきた少年僧・慈念の、殺人にいたる鬱積した孤独な怨念の凝集を見詰める、直木賞受賞作『雁の寺』。竹の精のように美しい妻・玉枝と、彼女の上に亡き母の面影を見出し、母親としての愛情を求める竹細工師・喜助との、余りにもはかない愛の姿を、越前の竹林を背景に描く『越前竹人形』。水上文学の代表的名作2編。
- 税込価格:1,320円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 商品タイプ:セット商品
- 北国の女の物語の全1-2をセットにした商品です。大正3年、青森県尻屋崎で遭難した船から、ただ一人生き残った赤子があった。その子は沖子と名付けられ、観音堂守りのもとで育てられたが、長じて材木問屋の女中として働くことになる。沖子の美貌と陰日向ない働き振りは誰からも好かれ、17歳の年に番頭の伊助と結婚するが、運命の悪戯は沖子に無情だった……。暗い宿命に耐えて生き抜く女の哀しさと美しさを謳いあげる...全2巻〉

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 若狭の山村に祖母とつましく暮らしていた村瀬ふくが、男女の仲にうるさい田舎をあとに、京都の町へ出たのが19歳の秋。多情の血を継ぐふくは、勤め先の工場で出会った初めての男・田島の子を宿すが、それを知った田島は突然、姿をくらます。やむなく腹の子を堕ろし、呑み屋、ホテルの女中を転々とし、男遍歴を重ねるふく。そして偶然にも田島に再会したふくは、幸福な結婚を夢見るのだが‥‥。男たちへの愛に命を賭けた女の哀しい...

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 大正3年、青森県尻尾崎で遭難した船から、ただ一人生き残った赤子があった。その子は沖子と名付けられ、観音堂守りのもとで育てられたが、長じて材木問屋の女中として働くことになる。沖子の美貌と陰日向ない働きぶりは誰からも好かれ、17歳の年に番頭の伊助と結婚するが、運命の悪戯は沖子に無情だった。新婚生活もわずか4ヵ月にして、終止符をうたれた。夫急死の悲しみの中に、翌年生まれた伊太郎を抱えた沖子は、各地を転々...

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 大正3年、青森県尻屋崎で遭難した船から、ただ一人生き残った赤子があった。その子は沖子と名付けられ、観音堂守りのもとで育てられたが、長じて材木問屋の女中として働くことになる。沖子の美貌と陰日向ない働き振りは誰からも好かれ、17歳の年に番頭の伊助と結婚するが、運命の悪戯は沖子に無情だった……。暗い宿命に耐えて生き抜く女の哀しさと美しさを謳いあげる哀切ロマン。〈上下全2巻〉
- 税込価格:1,320円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/07/26
- 商品タイプ:セット商品
- 石を抱いた樹の全1-2をセットにした商品です。巨木は、地中深く、石を抱いているものだ。……名門・布施学園の理事長・布施英之は、樹木を愛し、学園のマンモス化により、緑が失われていくのを憂えていた。折しも20年の歳月を経て、敗戦の混乱のうちに、生き別れた息子が姿を現わす。大地にしっかり根を張ろうと、父と子それぞれに歩む道を描く、感動の長編問題小説。生き別れた息子との再会、親子の運命……水上文学のロマン...
- 税込価格:3,300円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/07/19
- 商品タイプ:セット商品
- 風を見た人の全1-5をセットにした商品です。強い季節風の吹き下す、新潟県の石曾根で生れた真崎ちよは、幼い頃に父を失い、貧しい娘時代を過す。しかし、不幸な青春の中にあって恋を知り、やがて妊娠する。だが、愛する男は軍隊におり、男の両親はその責任から逃れようとする。「別れ」の人生を送ってきたちよが、誰にも恥じない陽の下道を選んで生きようとする、哀切きわまりない長篇ロマン。<全5巻>

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(レビュー:12件)
- 税込価格:715円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2016/10/07
- 昭和二十五年七月二日未明、鹿苑寺金閣は焼亡した。放火犯人、同寺徒弟・林養賢、二十一歳。はたして狂気のなせる業か、絢爛の美に殉じたのか? 生来の吃音、母親との確執、父親ゆずりの結核、そして拝金主義に徹する金閣への絶望……。六年の後、身も心もぼろぼろになって死んでいった若い僧の生を見つめ、足と心で探りあてた痛切な魂の叫びを克明に刻む長編小説。

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(レビュー:36件)
- 税込価格:572円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2016/10/07
- 著者は少年の頃、京都の禅寺で精進料理のつくり方を教えられた。畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜をつくる――本書は、そうした昔の体験をもとに、著者自らが包丁を持ち、一年にわたって様様な料理を工夫してみせた、貴重なクッキング・ブックである。と同時に、香ばしい土の匂いを忘れてしまった日本人の食生活の荒廃を悲しむ、異色の味覚エッセーでもある――。 ※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録して...

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(レビュー:2件)
- 税込価格:671円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2016/07/22
- 東京掘留の洋服問屋社長石田寅造の謎の失踪。そして、遠く離れた福井県若狭海岸での、小学校教員笠井早男の断崖からの転落死。一見脈絡のありそうもないこの二つの事件が、旧友の死に疑問をいだく新聞記者小宮と警察の手で、ひとつに結びつけられたとき……。風光絶佳の秘境・若狭猿谷郷の怪奇に、宿命に呪われた人間たちの呻きと業の深さを浮彫りにする、戦慄のサスペンス長編。

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(レビュー:5件)
- 税込価格:880円
- 出版社:集英社
- 販売開始日:2015/08/07
- NYの日本料理店で成功をおさめた芦田夫妻は、三十年ぶりに帰国。老後をふるさと若狭で暮らしたいと考えたからだった。だが、美しかった里は、原発銀座へと変容し、過疎化の問題を抱えていた。大自然につつまれて安らかに逝きたいと願う夫婦が、ふるさととの再会で見たものは――。急激に変貌する日本に戸惑いながらも、安息の地を探し求める一族の物語。
- 税込価格:1,298円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2015/08/05
- 商品タイプ:セット商品
- 飢餓海峡の全1-2をセットにした商品です。樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。

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(レビュー:12件)
- 税込価格:649円
- 出版社:新潮社
- 販売開始日:2013/05/15
- 樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。
- 税込価格:880円
- 出版社:Shinsui-ebooks
- 販売開始日:2012/10/25
- 原作者より…弱いカエルの世界にも、思いあがったのがいて、高い木へのぼってひと冬をすごす話を書いたのである。作品には、諸行無常がないではない。弱肉強食の虫やくもや、鳥やその他の動物の、喰われて死に、また生きかえってゆく思想が語られているはずだが、こういう仏教的なしめくくりも、大人の世界のことでむずかしいからという考えもあろう。が、私の体験では、これはむずかしい理屈ではないのだった。子供にきいてみたま...

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- 税込価格:838円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2012/10/01
- 『平家物語』の無常の世界に、みずから仏教体験をもつ作家水上勉が挑んだ作品。12世紀末の「末法」の世の動乱期に翻弄された人々のドラマ、とりわけ、わが世を謳歌した平家一門の没落と、女性たちの悲劇はあわれをさそってやまない。
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(レビュー:2件)
- 税込価格:495円
- 出版社:文藝春秋
- 販売開始日:2011/03/01
- 頭の鉢が異常に大きく、おでこで奥眼の小坊主・堀之内慈念は寺院の内部になにを見、なにをしたか。京都の古寺、若狭の寒村、そして滋賀の古刹を舞台に、慈念の漂流がつづく。著者の体験にもとづいた怨念と、濃密な私小説的リアリティによって、純文学の域に達したミステリーである。昭和36年上期(第45回)直木賞を受賞した第一部の「雁の寺」につづく「雁の村」「雁の森」「雁の死」の四部作に新たに加筆し一冊に収めた、著者...

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- 税込価格:1,353円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2020/07/31
- 念仏に生き、83歳で一生を終えた、下駄職人・浅原才市。下駄作りの際に出るかんな屑に書き残した、1万首に及ぶ信仰の歌……。「わしのこころわ わやわやで/くもともとれの/きりともとれの/かぜともとれの」……無名の庶民の営為に心惹かれて、その謎めく生涯を深く追究した、伝記小説「才市」。一所不住・清貧孤独に徹した良寛の境涯に迫る「蓑笠の人」。信仰を主題の力作2篇。

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(レビュー:1件)
- 税込価格:550円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2020/01/09
- 作家人生の礎(いしずえ)となった地を、随筆と絵で辿る。
『雁の寺』『五番町夕霧楼』『金閣炎上』他、京都を舞台にした水上作品はいかにして生まれたか――。
僅か九歳で京都の寺に預けられた著者が、精神形成期を過ごしたこの地を、《愛憎もつれあって、悲しみも喜びも、吸いこんでいるつめたい土壌の街だけれども、いつまでたっても、この古都は私から消えぬ。》と綴る。

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 若狭の国の貧しい農家に生れた栂尾さくは、琵琶湖の北端にひっそりと水をたたえた余呉の湖の近くの蚕の糸とりの家に、糸取り娘として奉公に出る。そこで、同じく若狭出身の宇吉にめぐり会うことにより、さくは新たな運命の糸にもてあそばれていく……。三味線糸生産地の風土を背景に、悲痛な女人像を浮かび上がらせ、哀しみと詩情をこめて描いた人間愛が、哀切な琴の音をひびかせる長編ロマン、悲恋物語。

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 村瀬ふくから妊娠を打ちあけられた田島は、突然、姿をくらます。ふくは、やむなく腹の子を堕し、その後、呑み屋、バーのやとわれマダム、ホテルの女中など、職を転々として苦労をかさねる。そして、偶然にも田島と再会したふくは、昔と違っている田島を発見し、幸福な結婚を夢みるようになっていた……。女の哀しみと怒りを、心やさしく描いた傑作。〈全2巻・下巻〉
- 税込価格:1,320円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/23
- 商品タイプ:セット商品
- 火の舞いの全1-2をセットにした商品です。若狭の山村に祖母とつましく暮らしていた村瀬ふくが、男女の仲にうるさい田舎をあとに、京都の町へ出たのが19歳の秋。多情の血を継ぐふくは、勤め先の工場で出会った初めての男・田島の子を宿すが、それを知った田島は突然、姿をくらます。やむなく腹の子を堕ろし、呑み屋、ホテルの女中を転々とし、男遍歴を重ねるふく。そして偶然にも田島に再会したふくは、幸福な結婚を夢見るのだ...

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/09
- 扁平足で脚が短く、あひるのようにペタペタと歩く、少年・庄吉。9歳の彼の姿は、どことなく剽軽でもの哀しい。その孤独な歩みのたびに、背の鈴の音が響く。戦地の中国・満州で父を失い母と生き別れ、戦後ひとり荒廃した日本へひきあげた庄吉。敗戦直後の東京の焼野原で、母を求めて彷徨い、四国の田舎で生きていく。運命の神に翻弄されながら、やがて来るつかの間の再会。だが、それが永遠の別れへの旅立ちとなった……。...全2巻>

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/09
- 花代の元丹那・榎本の焼死、その息子・定行の自殺、花代の病死など、真崎ちよの身辺には不幸な事件が相次ぐ。ちよは花代の跡を継いで「おきな」の女将になったものの、おる日突然、娘・弥千枝が失踪、心中死体となって発見される不幸に見舞われる。自分と同じような道を歩んだ娘の死により、さらに深い孤独の中を歩むことになる、長編ロマンの最終巻。〈全五巻〉
- 税込価格:1,320円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/09
- 商品タイプ:セット商品
- 野の鈴の全1-2をセットにした商品です。扁平足で脚が短く、あひるのようにペタペタと歩く、少年・庄吉。9歳の彼の姿は、どことなく剽軽でもの哀しい。その孤独な歩みのたびに、背の鈴の音が響く。戦地の中国・満州で父を失い母と生き別れ、戦後ひとり荒廃した日本へひきあげた庄吉。敗戦直後の東京の焼野原で、母を求めて彷徨い、四国の田舎で生きていく。運命の神に翻弄されながら、やがて来るつかの間の再会。だが、...全2巻>

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/08/09
- 主人公の少年は、作者自身の分身ででもあるのだろうか。……敗戦直後の日本へ飄然とかえってきた庄吉は、浮浪児になりながらも、一生懸命に行方知れずの母を探し続けている。荒廃した東京の焼け跡で、大人たちにもまれて生きる庄吉の姿を、作者は温かい眼差しで見る。哀しい鈴の音が少年の背中にひびく愛の名作長篇。

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/07/26
- ガンに倒れた妻の見舞に明け暮れ、学園の醜い内部抗争に悩む、名門学園の理事長・布施英之の前に、くちなしの花のような雰囲気の漂う光子が、問題生徒の姉として出現した。妻が死んで、別府の障害児施設で健気に働く息子を訪ねた英之は、新しい人生を夢見るのだが……。根なし草に似た現代人の孤独を、哀調豊かに描く感動の名作。人間の抱え持つ奥深い悪を描いた、水上文学の魅力の源泉を明かす長編小説。

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- 税込価格:660円
- 出版社:講談社
- 販売開始日:2019/07/26
- 京都の畳職人・谷捨蔵は、昔に比べると仕事がめっきり減ってしまった。近代化の波が、畳業界をも襲ったのである。しかもあと継ぎ息子は、畳なんかはもう前代の遺物だといって、家業をかえりみず、バンドにうつつをぬかしている。50年も畳一筋に生きてきた谷捨蔵の憂鬱は、深まるばかりである……。という表題作のほかに傑作8編を収録。
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