“中上健次”の電子書籍一覧
“中上健次”に関連する電子書籍を45件掲載しています。1 ~ 30 件目をご紹介します。
P+D BOOKS 天の歌 ~小説 都はるみ~
- 税込価格:715円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2022/09/08
- 人気絶頂で引退宣言の背景に中上健次が迫る。
「春美は普通の子と違います」
浪曲が好きだった北村春美の母は、春美の才能を信じて“うなり”を教え込み、それによくこたえた春美は全国規模のコンクールで優勝。翌年、都はるみとしてデビューすると、「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」「好きになった人」と毎年のようにヒットを飛ばし、当代随一の歌手に上り詰めた。
ところが...
中上健次 電子全集17『エッセイ集 1980年以降』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/08/18
- 昭和から平成へ…作家としての覚悟と決意を語った「もうひとつの国」等、中上の“最後の叫び”が凝縮された1巻。
『時代が終り、時代が始まる』は、昭和の時代のカウントダウンが開始された頃のエッセイ。一九八七年、沖縄国体ソフトボール競技会場で起きた「日の丸焼棄事件」に反応した作家は、時代の潮目を読むアンテナを備えた一人のシャーマンでもあった。
長篇エッセイ「もうひとつの国」...
中上健次 電子全集4 『エッセイ集 1960年代~70年代』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2016/07/15
- 中上健次は、評論、エッセイの書き手としても類い希な才能を発揮した作家だった……。彼の初心が窺える詩編にも注目!
ここに収めた諸篇からは、彼の初心とその持続の跡を窺うことが出来る。長編エッセイ「犯罪者永山則夫からの報告」(『鳥のように獣のように』)は、一九六八年に無差別連続ピストル射殺事件を起こした犯人で後に作家になった同世代の青年への根底的な問いであり、同時に自身へと差し向け...
中上健次 電子全集2 『紀州熊野サーガ2 オリュウノオバと中本の一統』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2016/05/20
- 「路地」の語り部オリュウノオバが伝える中本の一統の生と死――『千年の愉楽』という「近代小説」の突然変異。
「近代小説」の終焉の予感から、近代以前に遡る「物語」的要素の再導入によってその停滞を打破しようとした中上健次は、『千年の愉楽』で「路地」の産婆オリュウノオバを登場させた。彼女がこよなく愛する中本の一統に属する「路地」の貴種たちは、二十五歳という若さの盛りで次々に劇的な死を遂げる。オム...
P+D BOOKS 熱風
- 税込価格:715円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2015/11/13
- 中上健次、未完の遺作が初単行本化&電子化!
1個3億円のエメラルド3個を携え、ブラジルから来日したオリエントの康の遺児タケオは、新宿で「中本」の一統である“毒味男”や、オリュウノオバの甥っ子である“九階の怪人”と出会う。
“毒味男”の一味は、最初に地上げ屋の斎藤順一郎を焼き殺したが、彼らの周囲をGメンが嗅ぎ回り始めので、一味はと共に紀州・新宮へ舞い戻る。...
P+D BOOKS 火まつり
- 税込価格:770円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2022/08/10
- 世間を震撼させた猟奇事件に中上健次が迫る。
海と山に囲まれた熊野の寒村。そこでひときわ広い土地を所有する池田家の長男・達男は、小さいころから悪行が絶えず、猿の肉を食べたり、神事に使う魚を獲るなどやりたい放題。それでも面と向かって文句を言う者は誰もいなかった。
そんななか、何者かがハマチの養殖場に重油を流して地元に大損害を与える事件が発生。次いでぼや騒ぎまで起きた...
小学館電子全集 特別限定無料版 『中上健次 電子全集』
- 税込価格:0円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2018/01/05
- 小学館電子全集ビッグバンキャンペーン特別限定版。
“紀州熊野サーガ”と呼ばれ、ひとつの血族と「路地」のなかの共同体を中心に物語群を創出
した中上健次。戦後生まれとして初めての芥川賞(第74回)受賞作『岬』と、産婆「オリュウノオバ」の目を通して、「路地」世界を神話的世界観で描いた『千年の愉楽』から「半蔵の鳥」を全文、エッセイでは、中上と同年代だった永山則夫について綴っ...
【全1-2セット】全対話集
- 税込価格:4,281円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/11/17
- 商品タイプ:セット商品
- 全対話集の全1-2をセットにした商品です。梅原猛、角川春樹、吉本隆明、石川好…文学、歴史、思想等について中上健次が熱く語る対談集を完全収録。
『君は縄文人か弥生人か』の対談相手・梅原猛とは、晩年近くに交友があった。死の半年前の1992年5月、故郷・和歌山県新宮市で、中上は梅原、原田芳雄(俳優)らを招いて、御燈祭りセミナーを企画したが、腎臓癌治療のため慶応病院に緊急入院、やむな...
中上健次 電子全集20『全対話集 II』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/11/17
- 数多くの対談をこなした作家・中上健次。文学者、女優、アーティスト、音楽家……、96の“危険”な対談&座談を完全収録。
1980年までに編年体の「全対話」を2冊刊行した中上健次は、数多くの対談をこなした作家として知られ、徹底的に時代と相渉る作家の試行錯誤の跡そのものであった。
文学者だけではなく、ある時は女優と、ある時はアーティストと、またある時は音楽家と作家は飽くこ...
中上健次 電子全集19『全対話集 I』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/10/20
- 梅原猛、角川春樹、吉本隆明、石川好…文学、歴史、思想等について中上健次が熱く語る対談集を完全収録。
『君は縄文人か弥生人か』の対談相手・梅原猛とは、晩年近くに交友があった。死の半年前の1992年5月、故郷・和歌山県新宮市で、中上は梅原、原田芳雄(俳優)らを招いて、御燈祭りセミナーを企画したが、腎臓癌治療のため慶応病院に緊急入院、やむなく参加を見合わせることになった。
中上健次 電子全集18『未完の中上ワールド――開かれた終焉へ』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/09/15
- 中上文学の終焉。“運命の男女”の愛を描き映画化もされた『軽蔑』、アジアへと増幅する長大な未完作『異族』を収録。
『軽蔑』は完結した中上最後の小説。死の前月(1992年7月)に刊行され、2011年廣木隆一監督、高良健吾、鈴木杏の共演で映画化された。風俗店の踊り子・真知子と地方の資産家の息子で暴走族上がりの放蕩児カズさん。「これから高飛びだぜ」の一言で運命の扉を開く二人だが、カズ...
中上健次 電子全集16『中上健次 大いに語る』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/07/21
- ポスト・モダン社会での“小説作法”について語る講演録「小説を阻害するもの」等、中上の発言、人生相談等を収録。
『現代小説の方法』は、一九八四年に都内千代田区神保町の東京堂書店で行われた連続講座の記録。いま、小説はいかに可能か。紀州熊野サーガ(物語群)の頂点、『地の果て至上の時』を書き終えた作家が、改めてポスト・モダン社会においてあり得べき小説作法について語る。
『中...
P+D BOOKS 大洪水 上・下巻 合本版
- 税込価格:1,265円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/06/23
- 待望の上・下巻合本版!!
中上健次、もう一つの遺作も初の電子化!
「路地」の解体時期に父親(浜村瀧造の朋輩・ヨシ兄)殺しに手を染め、「路地」から逃れた鉄男は、やはり夫・セキグチジュンを殺した女・セキグチマリと出会う。女は鉄男にそれまでと異なった衣装を着せ、ジュンと名付け、ジュンという<物語>を背負わせる。
マリが精神病院の患者同士として知り合っ...
中上健次 電子全集15『増殖する物語世界 未完作品群』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/06/16
- 中上晩年の未完3作『大洪水』『熱風』『南回帰船』では、「路地」の末裔らが、海外へと増殖していく……。
『大洪水』は、かつての「路地」世界から逃れ出た鉄男(浜村龍造の朋輩・ヨシ兄の息子)が、リー・ジー・ウォンの変名で登場、シンガポール、香港と渡り歩き香港社会を操る黒幕・ミスターパオに出会う。「路地」解体の時期に父親殺しを行ったこの主人公は英語を流暢に使いこなすプレーボーイで、中...
中上健次 電子全集14『ジャズと演歌と都はるみ』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/05/19
- 「浪花節とクラシックの奇跡的な綜合がジャズだ」と語る中上の音楽観とジャズへの思い、“友”都はるみとの交友を描く。
『天の歌 小説 都はるみ』は、現代の歌姫に捧げられた半生記的実名小説。中上健次と都はるみは、作家と歌手という仕切りを越えて人間として親密な友愛を育んだ。中上は「普通のおばさん」に戻りたいと芸能界を去った都はるみの、歌手復活の影のプロデュ-サーでもあった。文学と芸能...
中上健次 電子全集13『紀州熊野サーガ5 虚構空間の更新と移動』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/04/21
- 「路地」なき世界での“血の因果”を表現した3作品『十九歳のジェイコブ』『野性の火炎樹』『讃歌』を収録。『十九歳のジェイコブ』は、初期の『十九歳の地図』の姉妹編と位置づけられる作品。ジャズとドラッグとセックスに溺れる未成年者の魂の奥底からの叫び、殺意へと結晶する日常世界からの脱出の回路。自らを取り巻く全世界の否定願望は、その具体的な方法を持たない若者にとって、歪(ゆが)みながら一方的に増殖する。それ...
中上健次 電子全集12『オルガナイザー中上健次の軌跡』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/03/17
- 今も開催される「熊野大学」など中上が熊野で立ち上げた三つの文化組織。「熊野とは何か」という問いの全貌がここに。
ここに収められたのは、全て作家が故郷・和歌山県新宮市で語り、行い、書き綴ったもの。自ら地元で立ち上げた文化組織は、1970年代末の「部落青年文化会」に始まり、「隈ノ會」、「熊野大学」と規模を拡大した。なかでも「熊野大学」は、1992年の作家の死後も現在に至るまで、合...
中上健次 電子全集11『韓国・アジア篇』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/02/17
- 韓国の熱気に魅了され、その「路地」に「発情した」中上の韓国ほかアジア関連小説、エッセイ、対談を一挙掲載。
『物語ソウル』は荒木経惟とのコラボ作品。写真は全てソウル市街を撮ったモノクロ。蒸発した夫を探しにソウルに出てきた女は、ヨンドンポの路地に住みつき、やがて反体制派の大物政治家Kの暗殺を企てる義賊・チャンギルに出会う。ベトナム帰還兵らを率いる一党に加わった女はKに接近、だが銃...
中上健次電子全集10 『物語文学への越境』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2017/01/20
- 中上健次“物語文学”『宇津保物語』『重力の都』と未完作『鰐の聖域』を収録。『重力の都』は谷崎へのオマージュでもある。
『宇津保物語』は、同名タイトルの日本最古の長編物語の翻案作品。本編は親子四代にわたる琴の伝承譚(たん)。中上が注目したのは、「北山のうつほ」で育った仲忠の異能と、この物語的なトポスとの関係であった。エッセイ「賤者になる」(『風景の向こうへ』所収)で作家は、「う...
中上健次 電子全集9 『初期作品集II 路地世界の生成』
- 税込価格:2,141円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2016/12/16
- 芥川賞受賞作『岬』の前奏曲ともいえる『蝸牛』ほか、『羅漢』『蛇淫』等の短編17作収録。中上飛躍前夜の昂奮がここにある!
短篇『蝸牛』は、芥川賞受賞作『岬』の前奏曲のような作品。クライマックスで主人公は、ヒモになっている女の「義足をつけた兄」の家に押しかけ、こぶ付きの女のために、「なんとかしたれよ、なんとか…」と喘ぎながら、突発的に彼を刺殺する。『岬』で語られた秋幸の姉の夫が被...
【全1-2セット】初期作品集
- 税込価格:4,281円
- 出版社:小学館
- 販売開始日:2016/12/16
- 商品タイプ:セット商品
- 初期作品集の全1-2をセットにした商品です。芥川賞受賞以前の初期作品を収録。「路地」を舞台とした作品の生成前夜・若き日の中上ワールドが凝縮される。
中学生時代の作文で後の中上ワールドの原点を記した『帽子』、兄の自殺をはじめて語り、紀州熊野の自然と戯れる少年の瑞々しい感性を綴った『一番はじめの出来事』、最初の芥川賞候補作品『十九歳の地図』など、「路地」を舞台とする作品の生成前夜...
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。