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恋とポテトと文化祭 Eバーガー2
第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞し、デビュー以来人気シリーズを連発中の神戸遥真氏による、アルバイト×恋愛青春小説、第二巻!受験に失敗して落ち込んでいたのに、夏休みにひ...
恋とポテトと文化祭 Eバーガー2
恋とポテトと文化祭 (Eバーガー)
商品説明
第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞し、デビュー以来人気シリーズを連発中の神戸遥真氏による、アルバイト×恋愛青春小説、第二巻!
受験に失敗して落ち込んでいたのに、夏休みにひょんなことからファストフード店でアルバイトを始めることになって、モノクロだった生活が一変した優芽。でもある日、そんな優芽をささえてくれていたあの彼の笑顔が優芽ではなく違う人に向けられたのを見た優芽は・・・
心の中で、パチンとスイッチを入れる。
いつもは下ろしている肩に届く髪は二つに結び、頭には音符の刺繍があるバイザー。
グレーの半袖シャツに、黒のパンツ。
シャツの胸ポケットには、『守崎』って名前のシールと、できるようになった仕事の証である動物のシールが貼ってある名札。
今の私は、Eバーガーの店員。
中学生の頃、自分を変えたかった私は演劇に憧れていて、演劇部のある新(にい)宿(じゅく)幕(まく)張(はり)高校を受験した。けど受験には失敗、演劇部のない作草部高校に通うことになったのだ。
やりたかった演劇もできないしって、うじうじしているうちに高校デビューに失敗した。けどアルバイトを始めて、演劇じゃなくても自分を変えることはできるんじゃないかって気づいた。
だから働くときはいつも、違う自分を演じるつもりで心の中でスイッチを切り替える。─本文より。
目次
プロローグ 5
1 どうかなさいましたか? 8
2 ご注文はお決まりでしょうか?37
3 勤務時間中なのでご遠慮いただけますか? 81
4 ただ今ご用意いたしますので、少々お待ちください。
5 イートインでお願いします。141
6 ご来店ありがとうございます 173
7 エピローグ 203
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『恋とポテトと文化祭』
2020/08/13 19:33
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一希望ではない高校に入学し、居場所のないぼっち生活をしていた守崎優芽(ゆめ)
偶然が重なって夏休みからはじめたEバーガーでのアルバイトをきっかけに、少しずつ世界が広がっていく
2学期が始まり、中間テストの勉強に、文化祭の準備にと充実した毎日を送る優芽は、クラスで仲良くしてくれている深田さんに、優芽も思いを寄せる源くんが好きだと告げられる
「文化祭、いいきっかけだと思うんだよね。
源くんのこと呼び出すのとか、協力してもらえないかな?」
……もっと早く、自分の気持ちを深田さんに伝えておけばよかった。
私のバカ。
優芽の活躍もあって大盛況の文化祭当日
裏庭で源くんと深田さんを見かけて動揺する優芽を、思わぬ人物がデートに誘う
もしかして、これが「付き合う前にデートする」ってヤツ……?
生まれて初めて、男の人からデートに誘われた。
《恋×アルバイト×友情の青春小説!》──帯のコピー
思う恋、思われる恋の行方が気になって、「読むと元気になれる“恋ポテ”シリーズ」は第3巻『恋とポテトとクリスマス』につづく
「どうかなさいましたか?」
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「勤務時間中なのでご遠慮いただけませんか?」
「ただ今ご用意しますので、少々お待ちください。」
「イートインでお願いします。」
「ご来店、ありがとうございます。」
各章のタイトルにあしらわれたEバーガーの接客フレーズ
本文でどこに使われているかも見どころのひとつ