電子書籍
タイトル通り
2021/09/01 22:24
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投稿者:Tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさしくタイトル通り
息つく暇もないほど面白い
になっているね。
特に紫の上後半のほうで
紫の上vs六条御息所の怨霊との場面が
面白かった。
読んで字のごとく、評価は二重丸。
紙の本
雅な世界に潜む闇
2022/01/10 16:35
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『源氏物語』の登場人物をキャラ読み。行間を読むっていうか、ほぼ妄想で埋まってます(笑)
キャラ別に読むと、いかに光源氏が女性を不幸にしてきたかが浮き彫りになりますね。
紙の本
おもしろい
2021/12/01 19:08
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典の長編小説の源氏物語が、わかりやすくてよかったです。話の展開の面白さなど、興味深く読むことができました。
紙の本
源氏物語
2021/06/18 16:28
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投稿者:sor - この投稿者のレビュー一覧を見る
源氏物語が好きなので、どのような感じかなって思い、買ってみました。そしたら女性の視点から書かれていて、興味深い内容でした。たしかに!女性だったら!って思ってしまいました。色々な視点があり、面白かったです。
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源氏物語に出てくる女性たちを一人一人とりあげ、どんな気持ちで生きていたのかを小説部分と解説部分で掘り下げている短編集。葵の上、藤壺の宮、六条の御息所、夕顔、末摘花、朧月夜、明石の上、紫の上。
読みやすく、現代にも通ずる思いを共感させて源氏物語をより身近に感じさせてくれる。こんな気持ちだったのか、と改めて個性豊かな姫君たちの気持ちが浮かびあがっていて、とても面白かった。
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源氏物語を知らない人はいないと思うけど、読んだ人は少ないでしょうね。という私も、授業でちょっと習った以外は全く読んだことがありません。かといって今から読む気力も…。そういう人でも気軽に読めるのがこの本です。
この本では、葵の上、藤壺、六条の御息所というように、光源氏を取り巻く姫君がそれぞれの章の主人公になっています。そして、その主人公の姫君の心情にスポットが当てられ、筆者の推察も加えながら、現代人にも分かりやすく、共感できるように語られていきます。
うまいのは、その章で脇役として登場してきた姫君が次の章で主役となるような構成。それぞれが別々のストーリーのようで、うまく話がつながり、一つの出来事を多面的に見られるのは、読者としてありがたいですね。源氏物語について全く予備知識がない人も、安心して読むことができます。
また、章のあとにすぐ解説が入り、筆者がその姫君をどう解釈したかが語られます。厳密な議論はされていませんが、原典と筆者の解釈をごちゃ混ぜにすることなく、ストーリーをとらえることができます。
物の怪が登場するのがやや興醒めですが、それでも現代人に通じるラブストーリーとして、源氏物語を改めて見直すことができるよい本です。
※原典との比較が私にはできないので、★4つとしました。
※単行本で、以前に読んでいるのを忘れていました(^^;。
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光源氏にまつわる8人の女性について、
それぞれの女性を主人公に据えた上で、
それぞれの女性に係わる原典について、
作者独自の視点での解釈、補足および、
よぃ意味での、つじつま合せを施して、
光源氏の、元服から壮年期までを、
連続短編調で時系列に描いており、
「源氏物語」の入門書としても、また、
1つの作品としても、よかったです…。
作風は、
教科書的なお堅ぃ現代語訳でも、
桃尻語的な砕けた現代語訳でもなく、
ごくふつぅの口語体で書かれており、
読み易かった点も、好感触でした…。
そのお蔭もあってか、
8人の女性の、それぞれの人となりが、
とても身近で、かつ人間味が感じられ、
「源氏物語」や光源氏に対する、
どことなく、神秘的な先入観が、
程よく変わったかもしれませんね…。
でも…、
だからと言って、全訳を読むまでには、
まだまだなりまてんが…f(^_^;)
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昔は公○の漫画でよんでなんとなく理解した源氏物語。
文章にするとこんな感じなんだ、と面白い。
イケメンに翻弄されるのはいつの時代も同じなんだと、
苦笑い。
同時に、1人の書き手によりこれだけあまたの女性が書き分けられているのがすごい。
本書はごく一部の抜粋なので、原書はもっとたくさんの女性との恋沙汰が描かれているのだろう。
そう考えると、紫式部ってやっぱすごいと思わざるを得ない。
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大人もぞっとするグリム童話の由良弥生さんの手にかかると源氏物語もこうなるんだ!ほお~と、久しぶりに他の源氏物語との違いを探しながら読み進めました。
登場するのは葵の上、藤壺、六条の御息所、夕顔、末摘花、朧月夜、明石の上、紫の上。中でも夕顔と末摘花は独自の解釈での展開でおもしろかった。
夕顔の女房右近、末摘花の女房大輔の命婦の描かれ方が人間味あふれていたかな…そんなイメージは今まで持っていなかったので。
原作に近い作品だと、その場面場面でもっと複雑につながっていたりするんだけど、バッサリと女君と源氏の君との関係にしぼって展開するから読みやすかった。
・・・けれど、源氏物語の面白さはもっと深いところにあるかな~ということで☆二つ。
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とても雅で、美しい作品でした。
由良さんの想像も入っているとは思いますが、そんなことを言ってしまえば、源氏物語の真実は紫式部のみぞ知ることですもんね。
人それぞれ、いろんな見方があるから面白いのだと思います。
桐壺帝が、藤壺と源氏の密会に気づいていた、というシーンが印象的でした。
切ないですよね。
この場面を、桐壺帝は鈍感で何も気づかなかった という事にしている方々もいらっしゃいますが、気づいていたバージョンの方がドラマチックで好きです(笑)
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光源氏を取り巻く姫たちの愛憎と憂いがドロドロと物語られている。源氏物語は古典で読めば、きらびやかな平安時代の宮中だけと思っていたが、実は今の世とは変わらない恋愛模様(今以上の恋愛事情)を含んでいる。
どうにもならない現実、無常感、光源氏の周りの女性たちの怨念が伝わってくる。
もう一度、古典を読み返せば違う見方ができそう。
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源氏物語に登場するヒロイン毎の章になっているので、ヒロインへの感情移入がしやすく読みやすかった。ただ、時系列はややこしいので、自分で整理して読むとよい。
私は元々は、紫の上を推していたが、本書を読んで明石の上も推したくなった。賢いが故に、田舎出身であることの自身を卑下し、後ろ向きな正確だが、源氏の寵愛を受けてシンデレラストーリーのような展開が良かった。
源氏は、末摘花のようなブサイクや明石の上のような田舎出身にも寵愛を与えるので、人物像を何とも掴めていない。
この時代の風習や文でのやり取りも分かりやすく書かれているので、世界観も理解できて面白かった。
この物語の内容を子供の頃に習わないのは、色恋や艶めかしい表現が多いからだろうか。
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紫式部の源氏物語です。初めて読みました。ひかるの君、光源氏の物語。そうとう凄いですね。奈良中期の宮廷の世界。物語としては2点かな。