「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/09
- 出版社: 共和国
- サイズ:20cm/209p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907986-20-9
紙の本
鏡のなかのボードレール (境界の文学)
著者 くぼた のぞみ (著)
詩人ボードレールと、その褐色の恋人ジャンヌ。「ジャンヌ・デュヴァル詩篇」からクッツェーの小説「恥辱」までをたどり、クレオール文化の諸相を透視する。アンジェラ・カーターの短...
鏡のなかのボードレール (境界の文学)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
詩人ボードレールと、その褐色の恋人ジャンヌ。「ジャンヌ・デュヴァル詩篇」からクッツェーの小説「恥辱」までをたどり、クレオール文化の諸相を透視する。アンジェラ・カーターの短篇「ブラック・ヴィーナス」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
現代詩の始祖にして19世紀最大の詩人、シャルル・ボードレール。その恋人ジャンヌは、カリブ海出身で白人と黒人の混血女性でした。著者のくぼたのぞみさんは、詩人がかの女に捧げた「ジャンヌ・デュヴァル詩篇」を中心に語り、それらを訳し直しながら、さらにノーベル賞作家クッツェー『恥辱』へと、その思索を開いてゆきます——まるで割れた鏡の断片に、ふたりの姿が映し出されるように。それらの詩篇は、本邦初の女性訳『悪の華』ともなっています。
また、かの女を主人公にしたアンジェラ・カーター(Angela Carter)の傑作短篇「ブラック・ヴィーナス」(Black Venus)も新訳で収録。ボードレールを《世界文学》として読みかえるための、とても贅沢な1冊になりました。
新シリーズ[境界の文学]第1弾。【商品解説】
目次
- 01、コンスタンシアの葡萄酒より
- 02、エキゾチックな香り
- 03、髪と猫
- 04、日本語とジャンヌへの眼差し
- 05、鏡、あるいはジャンヌの瞳
- 06、鏡のなかのボードレール
- 07、ボードレールと日本
- 08、『悪の華』と翻訳──詩と抒情詩の違い
- 09、J・M・クッツェーのたくらみ、他者という眼差し
- 10、ボードレールになってみる
著者紹介
くぼた のぞみ
- 略歴
- 〈くぼたのぞみ〉1950年北海道生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。翻訳家。詩人。著書に「記憶のゆきを踏んで」「愛のスクラップブック」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む