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紙の本
恋道行 書き下ろし長篇時代小説 2 (角川文庫)
著者 岡本さとる (著)
御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、追われる身となった千七とおゆき。二人は逃避行を続けるうち、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く…...
恋道行 書き下ろし長篇時代小説 2 (角川文庫)
恋道行〈二〉
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商品説明
御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、追われる身となった千七とおゆき。二人は逃避行を続けるうち、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く…。時代恋物語、完結巻。【「TRC MARC」の商品解説】
運命的な恋に落ちた絵草紙屋の店番・千七と、茶立女のおゆき。
御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、裏社会の大立者・鬼政一家に追われる身となった。
二人は明日をも知れぬ逃避行を続けるうちに、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く。
やがて二人を追う鬼政達や、金の横取りを企む与力らも、その場所を探り当て、これに大金を隠した盗賊も絡み、瀬戸弁財天に悪党たちが集うが……。
「脂がのりきっている岡本さとるの一、二を争う素晴らしい仕事。この物語、すでに映画を超えている」
――崔洋一氏(映画監督)
著者真骨頂の時代恋物語、大興奮の完結巻!【商品解説】
著者紹介
岡本さとる
- 略歴
- 1961年、大阪市出身。立命館大学卒業。松竹株式会社入社後、新作歌舞伎脚本懸賞に入選。1986年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後フリーとなり、「水戸黄門」などの時代劇脚本を執筆。現在も舞台作品の脚本、演出を数多く手がけている。2010年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。著書に「新・剣客太平記」「居酒屋お夏」シリーズ、『花のこみち‐戦国絵巻純情派』などがある。
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感動は薄かったです。
2019/07/28 06:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻目同様に、深みがあまり感じられない連中に読み手が付き合わされるといった印象の作品です。
結局、なんだったの?と思ってしまいます。
人を殺してしまうという事件に巻き込まれながらも、底抜けに明るい二人が新しい人生に向けて踏み出すところで話は終わっています。
なんだか、あまり心地よい終わり方ではなくて、いっときの恋に燃え上がって道行を果たした二人が、地道で堅実な生活を営んでいくかどうか…私には期待薄な終わり方でした。