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紙の本
一日三食絶対食べたい 2 (アフタヌーン)
著者 久野田ショウ (著)
氷河期を迎えて滅びかけた世界――。生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、病弱なリッカはやせ細っていく...
一日三食絶対食べたい 2 (アフタヌーン)
一日三食絶対食べたい(2)
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- 税込価格:2,119円(19pt)
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商品説明
氷河期を迎えて滅びかけた世界――。
生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。
ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、
病弱なリッカはやせ細っていくばかり。
彼女に1日3食おいしいものを食べさせてあげたい……
クズだけど、ダメだけど、イヤだけど、大事な君のために働かなくては!
2巻の内容は…
★家族が生きているなら、家族と暮らしたほうがいい。
そう主張するユキと、ユキと一緒にいたいリッカ。対立する二人の決断は。
★社会人の悲哀は氷河期でも変わらない…
入社したての新人は、仕事をうまく回せないのだ!
山積みの仕事! 過ぎていく時間! どうしたらいいんだ!?
★余暇の不足した世界だけど、人間らしく生きたい。
そうだ、露天風呂を作っちゃおうぜ~~~!
などなど。
世界は滅亡寸前だけど、お腹は減るし、毎日は続く。
氷河期の寒空の下、ゆるっと楽しく生きる人々を描く第2巻。
父親と、その息子役を担わされたアンドロイドの
絆を描いたSF傑作短編「宇宙のライカ」
(アフタヌーン2017年春のコンテスト四季大賞受賞作)も収録!
【商品解説】
著者紹介
久野田ショウ
- 略歴
- 2015年『三途の川でワルツを』で「アフタヌーン四季賞2015年秋のコンテスト」萩尾望都特別賞受賞。
2017年『宇宙のライカ』で「アフタヌーン四季賞2017年春のコンテスト」四季大賞受賞。
2018年『一日三食絶対食べたい』で連載デビュー。
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後半の短編をぜひ読んで欲しい
2022/02/01 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
滅茶苦茶イイ!この気持ちをどう表現したらいいのやら。
この巻では先輩のスギタさんの心の成長がとても良いんだけど、それよりもほぼ3分の1を占める短編「宇宙のライカ」が最高にイイ!
これは本当に沢山の人に読んで欲しい作品。
人間の為に造られたロボットの悲哀、健気さ、彼ら自身の幸せは何なのかを描いた傑作だと言いたい。いや言い過ぎかもだけど、とにかく好きです。
ネタバレ。短編のあらすじと感想。
鉄腕アトムのように息子の代わりに造られた少年ロボットのライカは、事故から父を守って人にケガをさせ問題視され、遠宇宙の終わりない探査へ送られる。
落ち込んでいた父はライカのコピーと新しい家族を築き幸せになっていく。それを遠い宇宙で見せられ孤独に苛まれるライカ。
その後のライカとそのコピーである弟と地上の家族、それに宇宙でサポートしてくれてる無表情なルンバロボ、それぞれの感情が、ドラマが、瞬間ごとに心を突いてくる。
僕としてはずっとコピーだと思ってた地上のロボが共有する部分が有りつつも一個の人格だったんだなと気づかされたシーンが全てを持っていったな。でも全シーン良いです。
あんまりハードル上げ過ぎるのもなんだけど、僕は大好きです。
つーかライカなんて名前にしたらそりゃこうなるよと思ってたら、ライカよりもずっと幸せに生きた。ある意味元ネタのライカの救済の物語と言ってもいいかもしれない。
僕は猫派だけど、ロボと犬が共通して持っている忠誠心の物語が大好きで、その二つの要素を(犬要素は少ないけど)併せ持つこの短編は最高にツボです。
オススメ。