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紙の本
紅のアンデッド (講談社文庫 法医昆虫学捜査官)
著者 川瀬七緒 (著)
東京都内の一軒家で、すさまじい量の血の痕と切断された左手の小指3本だけが発見された。殺人とも断定できずにいる中、法医昆虫学者の赤堀は、解剖医と大幅に違う被害者の死亡月日を...
紅のアンデッド (講談社文庫 法医昆虫学捜査官)
紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官
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商品説明
東京都内の一軒家で、すさまじい量の血の痕と切断された左手の小指3本だけが発見された。殺人とも断定できずにいる中、法医昆虫学者の赤堀は、解剖医と大幅に違う被害者の死亡月日を推定し…。警察ミステリー。〔2018年刊の一部を加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
東京都内の古民家で、おびただしい血痕と3本の左手の小指が見つかった。住人の遠山という高齢夫婦とその客人のものと思われたが、発見から1ヵ月経っても死体は見つかっていない。いっこうに捜査が進展しない中で岩楯警部補は、相棒の鰐川と事件現場を訪れ近所の訊き込みを始める。他方、法医昆虫学者の赤堀は科捜研を再編成した「捜査分析支援センター」に配属されていた。法医昆虫学と犯罪心理学、技術開発部の三つが統合された新組織だ。赤堀は所属のせいで事件現場には立ち入れなくなったが、今回の被害者の死亡推定月日を、解剖医の出した5月20日前後という推定から大きく外し、虫の分析によって6月1日午後3時から4時の間と言い切る。さらに、同僚となったプロファイラーから、重大な分析がもたらされるが……!【商品解説】
著者紹介
川瀬七緒
- 略歴
- 1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、’11年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。ロングセラーとなった人気の「法医昆虫学捜査官」シリーズには、『147ヘルツの警鐘』(文庫化にあたり『法医昆虫学捜査官』に改題)『シンクロニシティ』『水底(みなぞこ)の棘(とげ)』『メビウスの守護者』『潮騒のアニマ』『紅のアンデッド』『スワロウテイルの消失点』の7作がある。そのほかにも『桃ノ木坂互助会』『女學生奇譚』『フォークロアの鍵』『テーラー伊三郎』『賞金稼ぎスリーサム!』など多彩な題材のミステリー、エンタメ作品がある。
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指が!
2024/01/25 14:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌だなあ、この始まり、と思いながらも読了しました。遺体の死亡推定月日が解剖結果からは、5月20日。しかし、赤堀さんは虫の分析によって6月1日午後3時から4時の間と時間まで言い切ります。ここがすごいところですね!