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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/31
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-528590-9
読割 50
紙の本
競争の番人 2 内偵の王子
著者 新川 帆立 (著)
九州事務所への転勤を命じられた公正取引委員会の審査官・白熊楓。いわくつきの部署に配属され、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース・常盤と呉服業界の内偵に乗...
競争の番人 2 内偵の王子
競争の番人 内偵の王子
05/02まで通常1,617円
税込 809 円 7ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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商品説明
九州事務所への転勤を命じられた公正取引委員会の審査官・白熊楓。いわくつきの部署に配属され、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース・常盤と呉服業界の内偵に乗り出し…。『小説現代』連載を加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】
謎の脅迫状に巨大カルテル、恋の予感も……この業界も私もヤバい。
ドラマも絶好調! 霞が関でも話題沸騰の「公取委」ミステリー。
著者より)全国の働き者に捧げます。仕事帰りの豚骨ラーメンのような一冊です。―新川帆立
公正取引委員会の審査官、白熊楓は、九州事務所への転勤を命じられる。ところが配属先は、前任者が次々と離職しているいわくつきの部署だった。上司のパワハラ、人員不足、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース、常盤とともに、呉服業界の内偵に乗り出す。内偵を進めるなかで、巨大なカルテルの可能性が浮上。本局第六審査長(通称ダイロク)のメンバーたちも博多にやってきて、調査を開始するが……。呉服業界を覆うぶ厚い雲を、白熊たちは取り払うことはできるのか? 『競争の番人』シリーズ第2弾、新天地で開幕!
「法律の描写がファクトに忠実だ」と、公取委職員もうなる物語。担当記者のバイブルにしたい。―毎日新聞社会部 柿崎誠
お仕事小説の真髄は、当該職業従事者ならではの矜持を描くことにある。その矜持──公正取引委員会が「競争の番人」たるゆえんが明かされた瞬間、小説自体がひと回り大きな変貌を遂げた。この小説は、古き良き、今どき新鮮な「正義のヒーロー」を出現させる試みだったのだ。主人公は中央(霞ヶ関)から地方へと転勤したものの、中央の仕事の下請けであらざるを得ないことから、仕事に対し苦悩と葛藤を抱く。そして二転三転する厚みあるストーリーをくぐり抜けた先で、主人公が正義のヒーローへと変身する瞬間が現れる。この変身こそが、『競争の番人』シリーズの最大の快感であるとともに、読者へのメッセージでもある。なぜなら自分なんて「正義のヒーロー」からはほど遠いと思っているあなたもまた、変身できる、と断言してくれるからだ。―書評家 吉田大助
【商品解説】
目次
- 第一章 地方事務所
- 第二章 古巣
- 第三章 京都
- 第四章 下働き
- 第五章 花火
- 第六章 東京
著者紹介
新川 帆立
- 略歴
- 〈新川帆立〉1991年アメリカ合衆国生まれ。東京大学法科大学院修了。弁護士。「元彼の遺言状」で第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。
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紙の本
2作と言わず、なんとかシリーズ化してくれないだろか。
2023/06/19 00:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
公正取引委員会の審査官が主人公の物語第二弾。
前作が、思いのほか面白かったんで、続編への期待は高まり、しかし、その期待以上に面白かった。
本作は、舞台を東京から福岡県K市、地方事務所に移し物語が展開。調査対象は、呉服業界である。その業界の古さと、そこに加えて、人間関係が密な地方独特のしがらみが、ますます、物語を複雑に面白くする。
相変わらず馴染みない世界だというのに、ぐいぐい読ませてしまう作家のチカラ。そして、実際こうゆう「業界のズル」ってあるんだろなぁと思わせるリアリティ。
ホントに面白かった。もうこのままシリーズ化して長く続けてほしいです。
紙の本
呉服業界と地方の闇
2022/12/16 05:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州に転勤した白熊
職場ではダイロクとは違う扱いに戸惑う事も多い
呉服業界の調査をしていると、殺人事件が・・・
呉服業界の闇と地方行政の矛盾が描かれている
紙の本
白熊九州へ
2022/11/09 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京の本局から九州事務所へ転勤した白熊。新天地では呉服業界の内偵を進めるが相棒の常盤は単独行動(でも王子優秀)、事務所に戻れば上司のパワハラ同僚の嫌味と職場環境もいいとは言えない。そんななか殺人事件が起こる。(現場で白熊による物理的破壊行為あり)
巨大カルテルの可能性も浮上しダイロクメンバーも博多に合流、地方事務所の悲哀を感じながらも闇に食らいつく白熊。
地方のしがらみ、ほの暗さを感じる権力。地方では国会議員より県議のドンの方が影響力あったりするし。常盤も開き直ってる様でそれらに捕われてるのかな。
今回は小勝負の出番も辛口発言も控えめ、少し物足りませんが白熊がダイロクに戻って来たので次作もあるでしょう、舌鋒鋭い活躍を待ってます。
紙の本
地方のお役所の闇
2023/06/03 10:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州に転勤になった白熊さんが、呉服業界を調べていたところ殺人事件が起きるわ、職場では中央から来たということで意地悪されるわで右往左往しつつ、何とか道を切り開いていく話。地方の役所の中央に対するコンプレックスや地方ならではの闇が描かれていて、こういう風なのかもなぁと思いながら読みました。なんだかんだ言いつつも今回も小勝負くんが助けてくれていて、白熊さんと小勝負くんの今後が楽しみです。
紙の本
スッキリできない公取委
2023/02/22 06:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察や検察のようには 、強制的に捜査が出来ない公取委。
なんかモヤモヤするんだけど、そこを我らがヒーロー白熊がこじ開けていく。
白熊は九州に転勤になって、同僚ともしっくりこなくモヤモヤした毎日を送っていた。
そんな時調査していた呉服屋の主人の殺人事件が起こる。
殺人,暴力団,政治家などストーリーを広げて、最後は大きな手柄をあげてメデタシめでたし。
電子書籍
お仕事ミステリー
2023/08/16 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
公正取引委員会の審査官である白熊楓は、九州へ転勤。ところがその配属先は、前任者が次々と離職していて、つまり上司のパワハラです。その上、殺人事件が発生……ただ、それを隠そうとするのはなぁ。ここが気に入らなかったです
紙の本
感覚がおかしい
2022/10/30 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力団排除に頑張るのは理解できるけど、そのために
殺人犯の友人をかばうとか、他人が犯人であるかのように偽装するとか、狂ってる。
その人間は、何も変わらず生活し続けると。