お迎えに上がりました。 ２ 国土交通省国土政策局幽冥推進課 （ジャンプコミックス JUMP COMICS+）

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国交省にある秘密の部署、それは幽冥推進課。
そこに着任した新人公務員・朝霧夕霞。

コインロッカーで出会った子供の幽霊が、母親に伝えたかった言葉とは？
道路の真ん中に取り残されたお稲荷さんの、願解きの謎とは？
そして、限界集落で暮らす老人の、亡き妻への想いとは？

どの話もウルウルものです。
特に、最初のお話の子供の言葉には、涙が止まりませんでしたません。
コインロッカーに捨てた母親に対し、恨みつらみの言葉でいっぱいの筈なのに...

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そうなのよ。
亡くなってしまった存在が、今もなお、そばで見ていてくれるとしたなら、もうめったなことはできないのよね。
何せ相手はいつでもどこでも見ていられる可能性があるし、何なら心の中まで見られているかもしれない。
人の目があるからちゃんとするというのはどうかと思うけど、その存在が大切であればあるほど、その存在が悲しむことはできなくなるだろう。
でもなあ。だけどなあ。どんなに取り繕っても、その存在にはすべてを見抜かれてしまうように思うのよね。
なんせ心の中まで見られてしまってるのかもしれないし。
そうなれば、変に隠すことなく、堂々と自分らしく生きたらいいのかもしれない。
自分に恥じない生き方なら、その存在に見られても恥ずかしくない生き方になるのかなと思う。
難しいけどね、自分に恥じない生き方なんて。