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くらまし屋7
2022/06/14 20:10
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
くらまし屋シリーズもあっという間に第7弾。相変わらずの決闘シーンの迫力がたまりません。早く第8弾が読みたくなりました。
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赤也の過去
2021/08/28 15:46
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤也が一世一代の舞台を勤め上げて過去と決別。
赤也 これにて過去と決別。
どんな形作るてまあれ区切りがついたのは良かった。
そんな舞台を泣いて見ている阿久多というものすごい構図(笑)
めんどくさいこと極まりない殺人鬼なのにこういうところは憎めないのが厄介。
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赤也の過去?
2021/02/22 16:47
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
くらまし屋の平九郎は濱村屋の吉次から父・菊之丞をあの世からくらまして欲しいという依頼される。あの世から人をくらませれないため、その依頼を断ろうとする。というのも吉次の義兄は赤也であった。赤也をくらませたのは平九郎であったため、元の生活には戻れないというくらましの掟を守らざるを得なかった。しかし、赤也は実家の窮地を見過ごせず、ある行動に出る。その行動とは・・・・・。
新しいキャラクターも登場し、平九郎にピンチが訪れる。早く次作を読みたいものです。
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202102/くらまし屋シリーズ第7弾。赤也がメイン。互いの矜持を保ちつつ、今村作品の醍醐味の一つでもある仲間の絆が強まる展開に胸アツ。舞台合戦の練られた仕掛けも、虚・同心たちとの絡みも読みごたえあって今作も非常に楽しめた。
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シリーズ第七弾。
今回平九郎に依頼してきたのは、芝居小屋「濱村屋」の若き主人・二代目吉次。
経営が苦しい「濱村屋」は、スター役者・中村富三郎を擁する「天王寺屋」と“芝居合戦”をする羽目になっていて、その合戦の裏には何か黒い思惑が見え隠れ・・。
さらに「濱村屋」は“くらまし屋“メンバー・赤也の古巣だった事が判明します。赤也は己の過去と向き合い、乗り越えていけるのでしょうか・・・。
と、いう事で、今回は赤也メインの巻です。彼の過去と、“くらまし屋”に入った経緯が書かれています。
古巣のピンチを救う為、そして己の過去(父)と決着をつける為、舞台に立つ決意をする赤也。
仲間を慮って、一人で行動しようとするのですが、平九郎と七瀬が放置するわけないですよね。結局赤也を全力バックアップする二人。このチームワークが素敵です。
赤也を“くらまし屋”と見抜いた、切れ者道中同心の篠崎瀬兵衛(本当、この人は敵にしたくないですね。良い人だけに余計そう)に危うく捕縛されそうになったり、「虚」からは怪力・九鬼断蔵がたちはだります。平九郎と九鬼の闘いはもうハラハラもので手に汗握りました。
ラストは赤也が圧巻の舞台を見せてくれて痛快でしたし、此度の件で仲間の絆が深まった気がします。
あと、今回「虚」の刺客の一人・阿久多が芝居好きで自分が好きな芝居役者を害するのを拒んだ下りが意外と彼(彼女?)にも矜持があるのだな。と感心した次第です。炙り屋もそうですが、こういういい意味でのプライドがあると思うと彼らを憎めなくなりますね。
とはいえ、彼らは強敵ですので、平九郎達に戦力の補強があればよいのは勿論です。平九郎のお師匠が見つかって力になってくれればいいのになぁと思った次第です。
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『くらまし屋』シリーズ第7弾。
今回はくらまし屋一員の赤也にスポットを当てたもの。
今までなんとなくぼかしていた赤也の過去が明らかに。
赤也は相変わらず最後の詰めが甘い男…。
そのせいで話を余計にややこしくしている。
けれどその甘さを陰ながら助けているのがくらまし屋の仲間達。
互いに足りない部分を補い合う様が実に見事。
『ぼろ鳶』シリーズもそうだけれど、今村さんの物語は仲間同士の絆の深め方がいつも心地よくてスカッとする。
赤也も表題通り艶やかな舞で見事に過去の因縁を断ち切れた。
読み終えた後、改めて表紙の絵を見ると思わずニンマリ。
あの人もこの人も、みんないるではないか。
これも今回のお楽しみの一つとなった。
帯にある言葉「人生をやり直す大舞台」。
生きている中でどうしようもなくなった時、逃げたっていいんだ。
自分が納得できれば、大切な誰かを守るためならば、何度だってやり直せるんだ。
今村さんの心からのエールを受け取った。
いつか七瀬の話も読んでみたい。
そしてまだまだ謎に包まれたアレコレは、今後のお楽しみとしてシリーズの続編を待つこととする。
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序章 第一章 濱村屋 第二章 芝居合戦
第三章 品川南区本宿にて 第四章 お節介焼き
第五章 噂の濁流 第六章 おんなの矜持
第七章 菊之丞 終章
よく見たら シリーズ第七弾 だった。
なんとなく雰囲気が分かったのでそのまま読み続けた。
出番が少なかったけど七瀬が一番、茶屋の娘が二番目のお気に入り。
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葉月十二日、巳の刻。湯島天神内宮地芝居の舞台に、瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」
――濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、驚きのあまり絶句した。
希代の女形であった菊之丞は、吉次の義父で、五年前すでに亡くなっていた。
そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ……。赤也の隠されたもうひとつの人生に渦まく陰謀。
平九郎たちが仲間のため命を賭して闘う天下無敵の時代エンターテインメント。
三十万部突破の書き下ろし大人気シリーズ、第七弾。
令和3年3月13日~15日
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くらまし屋の仲間・赤也の秘められた過去に渦巻く陰謀。平九郎たちは、仲間のために命を賭して戦う。くらまし屋稼業シリーズ第7弾。
今回は、仲間の赤也の過去を軸に敵味方が入り乱れての物語が展開し、ページをめくる手が止まりませんでした。
敵には、凄腕の奉行とともに、新たな最強の刺客も登場し、クライマックスに向けいやが応にも盛り上がる展開でした。
仲間のために命を懸けて闘う姿に心を打たれ、新たな技を研究する姿にあこがれを感じてしまいました。
強敵が次々と登場し、物語もさらにスケールが大きくなっていくようで、まだまだ楽しむことができそうです。
くらまし屋たちの今後をしっかりと見届けていきたいです。
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赤也の過去が語られた巻でした。色々複雑に人が絡み合って、今も昔も男女は難しいんだねー、と思ったり。七瀬の怒る気持ちがよく理解できました。大丈夫、確実に七瀬が格上です。戦いのシーンは変わらぬ迫力。九鬼も何とか退けて、平さん最強かと思いきや敵わない相手もいるようで、次巻が早くも楽しみです。最後、皆が揃ったシーンにほっこりしてしまいました。
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〈くらまし屋稼業〉シリーズ第七作。
今回は赤也の回。
前身は役者であろうことは想像していたが、初代・瀬川菊之丞の実子であったとは。
将来有望だった赤也が何故二代目を襲名することなく芝居の世界から消え〈くらまし屋〉の仲間となったのかが明らかになる。
芝居のために他のものを捨てるのか、大切なもののために芝居を捨てるのか。これは芝居の世界に限ったことではなく、役人のお勤めや裏稼業の世界にもあるようだ。
しかし赤也は昔から詰めが甘い。そのおかげで今があるわけだが。
今回は誰かをくらますのではなく、赤也が消えた後に二代目・瀬川菊之丞を襲名した幼い吉次と彼ら『濱村屋』を救うために『天王寺屋』の中村富三郎との芝居合戦に助っ人として赤也が極秘出演するというプロジェクト。
一度限りとは言え赤也が役者に戻るということは、『捨てた一生を取り戻そうとせぬこと』という〈くらまし屋〉の掟を破ることであり、赤也は〈くらまし屋〉から抜けようとする。
しかしこの芝居合戦には『天王寺屋』の谷町である富商の黒い思惑、そこに乗っかる幕府の重臣、さらに彼らから依頼を受けた〈虚〉に、〈くらまし屋〉捕縛に燃える道中同心と、あっちもこっちも絡んで来て赤也一人でどうこう出来る段階を過ぎていた。
赤也が一度限りの役者復活することについては心配しなかったし中村富三郎と良い勝負になるだろうことも予想はできる。ただその後、赤也が再び〈くらまし屋〉に戻ってくるのかどうかが気になって仕方なかった。タイトルも意味深だし。
この思いは平九郎や七瀬ら仲間たちも同じ。特に七瀬の気持ちを考えると不安も募る。それもあってか、七瀬はアイデアを出すだけでなく自ら情報収集に動いたりと積極的。
その結末はさて。
一方の〈虚〉だが、また新たな?刺客・九鬼断蔵なる名前通り人並外れた怪力の持ち主が現れる。
しかしそこは寄せ集め集団、一枚岩ではない。阿久多が意外にもお芝居好きだったのが良かった。
山場は赤也の舞台シーン。芝居合戦だけに様々な趣向が凝らされる。様々な追手を振り切り現場に入り、舞台が終われば再び抜け出さねばならない。
ここでも〈くらまし屋〉やその協力者たちとのチームワークが発揮される。そこは〈虚〉とは違う。
終わってみれば〈虚〉との闘いも〈炙り屋〉との絡みも続きそうだし、道中同心も〈くらまし屋〉の捕縛を諦めていない。つまり状況は何も変わっていない。
『濱村屋』の窮地も二代目・瀬川菊之丞がこれから背負って切り抜けねばならない。
それでも仲間たちとの絆は深まったようでホッとした。
『決めんなよ』『俺が幸せじゃねえって』
幸せの形は人それぞれ。分かりあえる仲間がいるだけでもありがたい。
〈羽州ぼろ鳶組〉に出てくる名前もチラホラ。そのうち本格的な絡みがあるだろうか。
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目に見えぬ潮流の中では、少数の意見は黙認されるし、賢人の目さえも曇ってしまう。それが民の恐ろしさだと一鉄は語った。
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06月-26。4.0点。
くらまし屋シリーズ。芝居の若手から、亡くなった先代を舞台に立たせて欲しいとの依頼が。。
赤也の出自に関わる物語。面白い、一気読みした。
ホロッとさせ、しかも鮮やかに逃げ切った。
次作も期待。
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芝居座の濱村屋を救うために死んだ瀬川菊之丞をあの世から連れ戻してほしいという依頼に、くらまし屋そのものへの危機がせまる。芝居はうまくいき危機はざっするが、くらまし屋の実態を講義御庭番や道中奉行配下にも知られ、虚や炙り屋などの競合が取り巻く中で、炙り屋は存続できるのであろうか?
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昔、夢枕獏の格闘シーンもすごいと思ったことがあるけれど、今村翔吾さんのそれも息をするのも忘れるぐらい凄い。それから舞台の表現も含めて、なんでこんなん描けるんやろうと思う。赤也の演技観たい!凄すぎてこれは映像化はでけへんのんちゃうやろかと思うけど、映像として観たいわぁ。