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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/20
- 出版社: 秀和システム
- サイズ:19cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7980-6028-6
読割 50
紙の本
「勘違い」を科学的に使えば武器になる 正しい話し方よりも納得される伝え方
著者 堀田秀吾 (著)
人間関係やコミュニケーション問題のほとんどが、バイアスによって生まれる誤解によるもの。バイアスの知識を深めれば問題はかなりの部分が改善される。人間関係のストレスを0にする...
「勘違い」を科学的に使えば武器になる 正しい話し方よりも納得される伝え方
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商品説明
人間関係やコミュニケーション問題のほとんどが、バイアスによって生まれる誤解によるもの。バイアスの知識を深めれば問題はかなりの部分が改善される。人間関係のストレスを0にする具体例&フレーズを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
「なんでわかってくれないの?」
「どうしてそう捉えるんだろう」
「私の意図したことと違う!」
人はコミュニケーションするとき、必ず「勘違い」してしまいます。
100%確実に誤解なくやり取りすることは不可能。
なぜなら、誰もが「バイアス」を通して物事を見ているからです。
バイアスとは「錯覚」や「ゆがみ」を指します。
茶色いサングラスをかけた人には、白い服が茶色く見えるように、
私たち1人ひとりに見えている世界は、バイアスというフィルターを通過したものです。
「大丈夫。私は、そこら辺の人よりちゃんとわかっているし、ものが見えている。」
誰もがそう思って生きていますが、もうこの時点で、
バイアスにガッツリとらわれています。
これは「優越の錯覚」と呼ばれるバイアスです。
ノースカロライナ大学のセディキーデスとストルーブの調査では、
7割の人が自分は平均以上だと考えているそうです。
でも平均以上は5割のはずですよね?
誰にもバイアスがあり、それを取り除けないということは、
私たちは勘違いなしでコミュニケーションできないということです。
しかし、それを理解できると、自分のことはもちろん相手のことも見えてきて、
ときには「〇〇のバイアスに振り回されているな」ということが見えてきます。
そうすれば、その後の会話をコントロールすることもできるようになり、
相手が喜ぶような(イヤがるような)ツボも、おおよそ把握できます。
そのため、自分自身の意思決定の質は高くなりますし、
相手にも自分の思うがままに影響を与えることもできるのです。
著者は「法言語学」という、事件の捜査や裁判で使うことを目的として、
ことばやコミュニケーションに基づいた資料(証拠)を分析する分野を研究しています。
そんな研究を続ける中で、人間関係やコミュニケーション問題のほとんどが、
バイアスによって生まれる勘違いや誤解によるものだと気づきました。
バイアスを知ることで、プライベートでも楽しくコミュニケーションが取れて、心穏やかに日々を過ごせるはずです。
さらに、ビジネスなどのさまざまなシチュエーションでは、上手に使えば強力な武器として利用することもできます。
純粋な「会話力」を磨くのはかなりの訓練が必要ですが、
必要最低限のバイアスを学ぶには、この本を読めば十分でしょう。
この本を読むだけで、コミュニケーション能力が手っ取り早く向上できるのです!
《目次》
第1章 バイアスの使い方を知って「負けない」武器としよう
第2章 科学への関心と疑念が仲間をつくり、敵を遠ざける
第3章 言語学を駆使すれば騙されない、勘違いされない
第4章 バンプ・オブ・チキン(弱者の一撃)を食らわせよう!
第5章 相手の勘違いや思い込みをゼロにする「神の伝え方」【商品解説】
目次
- 第1章 バイアスの使い方を知って「負けない」武器としよう
- 「お前の次のセリフは●●だ」 ジョジョになって他人のセリフを操ろう
- 「みんな言ってるよ、のみんなって何人いるの?」 みんな・普通・一般的・平均という幻想
- 「その考えって古くない?」 普通の概念は変わっていくものと心得る
- 「池袋で遊んでいるのはみんな埼玉県民」 キング・カズのごとく「反動蹴速迅砲」を打て
- 「何であの人、しゃべらないの?」 あえてルールを破れば主導権を握れる
- 「もしもし? 俺だけど…」 言語学は防具としても効く
- 「事実は1つ。解釈は無限」 論理的思考で「怒りの初期衝動」を抑える
著者紹介
堀田秀吾
- 略歴
- 〈堀田秀吾〉熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学オズグッドホール・ロースクール修士課程修了。明治大学教授。言語学博士。著書に「科学的に自分を変える39の方法」など。
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