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商品説明
能力における学習と遺伝の関係、利己性や利他性の問題、作業効率や創造性、人口問題…。動物行動学の「あまり知られていなさそうなこと」を分かりやすく紹介する。医療機器メーカーの冊子『知遊』掲載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
人間から見れば不思議な動物の行動が、じつは理に適っていたり進化の賜物であったりすることが、古今東西の実証研究に基づいて分かりやすく説かれる。読みながら時に感心したり声を出して笑ったり。自分たち人間の生き方に思いを馳せることも。大人のための教養的エッセイ集。【商品解説】
目次
- 福祉的な感覚――コウモリはなぜ利他的
- 動物と数――彼らは、どこまで数を数えられるか
- 氏か育ちか――遺伝と学習のはなし
- 視覚の世界を覗く――なぜ私たちは騙されるのか
- 負けて得する争い――ヤドカリの世界を見る
- 動物たちの雄と雌――雄雌の戦略の違いを探る
- 動物たちの超能力
- ――自然からの語りかけに耳を傾けたい
- 創造と発見――新しいものへの挑戦
- 躍動感に満ちたサルの世界
著者紹介
今福 道夫
- 略歴
- 〈今福道夫〉京都大学大学院理学研究科修了。同大学名誉教授。専門は動物行動学。著書に「ヤドカリの殻交換」「ヤドカリの海辺」など。
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識者が団らんで語ってくれる感じ
2018/12/12 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物行動学の実験でわかったこと、人間にも通じること。そんな話が数ページにわかりやすい言葉で書かれている。一つ一つの話は数ページ以下と短いので、空き時間にでもそんな世界もあるのか、と楽しめる。
内容は簡潔であまり深くは突っ込んでいかない。「行動学入門」という表題のように「勉強の本」としてではなく、軽~く楽しむ読み物だろう。
とはいえ、内容はしっかりしている。研究者が友人や家族が集まった時に「そうだねえ、ちょっと説明してみようか」と話しているような感じと言えばいいかもしれない。