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商品説明
16〜17世紀、カトリックの日本宣教のために作成された各種キリシタン文献を言語資料として研究するキリシタン語学の入門書。概説と最新の研究成果を紹介した理論編と、個々の文献の扱い方を学ぶ実践編の2部構成。【「TRC MARC」の商品解説】
理論編で基礎知識を習得し、実践編で文献を読み進め、豊富な図版・付録・コラム・用語説明で理解を深める、豊潤な言語学入門
1キリシタン語学の入門ガイド
16・17世紀、信長・秀吉・家康の生きた時代、カトリックの日本宣教のために作成されたキリシタン文献。日本語の歴史を明らかにするこのキリシタン文献の最新研究をふまえて、平易に解説。研究・教育でキリシタン語学に関心のある人々が座右に備えるべき入門ガイド誕生。研究上の手引きとしてだけでなく、大学生・大学院生に指導する際の手引きとしても有用。
2国際的・学際的な研究をふまえた最新解説
宣教師たちの使用言語であるポルトガル語・スペイン語とラテン語、および日本以外の宣教地域の言語を視野に入れた、Missionary Linguistics(宣教に伴う言語学)の資料として、国際的・学際的な研究がすすむキリシタン文献。その豊潤なエッセンスを、13名の執筆者が最新研究をふまえ、平易に解説する。
3理論編で基礎知識を身につけ、実践編で文献を読み進める
概説と最新の研究成果を紹介した理論編と、個々の文献の扱い方を学ぶ実践編の2部構成。相互に参照しながら実際に文献を読み進めることで、大学生・大学院生が研究テーマを見出し、レポートや論文の執筆につなげられるように構成。キリシタン文献の実例を挙げ、実際に読みすすめる。
4充実の付録・コラムと豊富な図版
カラー口絵など、多数の図版を収録。くわえてキリシタン語学に関わる重要な用語に語句解説を加える。多分野にわたるコラムや、手もとに置いて役に立つ付録も充実。【商品解説】
目次
- 理論編
- 1.キリシタン文献とその歴史
- 2.研究史
- 3.キリシタン時代の文法書
- 4.印刷技術
- 5.日本語学の枠組みを超えて
- 実践編
- 6.キリシタン語学書を知る
- 7.キリシタン文学書・宗教書を知る
- 8.キリシタン版を読んでみる
著者紹介
岸本 恵実
- 略歴
- 〈岸本恵実〉大阪大学大学院文学研究科准教授。
〈白井純〉広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。
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