「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
福岡にあった二日市保養所は、敗戦後、満州などで性暴行を受けた女性たちの中絶手術と治療が行われた場所である。二日市保養所が忘却されている実態を伝え、二日市保養所を作った文化人類学者・泉靖一らの功績を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後日本の再生は、ここから始まる。
いわゆる戦争問題は、本土大空襲、原爆、沖縄戦を中心に語られることが多い。さらに、戦後史の重要問題として、「敗戦後の引揚げ」があるが、この問題はほとんど研究対象にならず忘却されてきた。
本書は、戦後最大の戦争犠牲者=引揚げ者の苦難のうち、大陸でソ連軍等から性暴行を受けた日本の女性たちを救護(中絶処置、性病治療)し、戦後を再出発させた人々に光をあてた労作。さらに、その中心人物で、〈災害人類学〉の先駆者・泉靖一を再評価する。【商品解説】
目次
- 【目次より】
- 第1章 「二日市」からの旅
- 佐世保の光景/福岡市の無関心
- 第2章 二日市保養所の真実
- 二日市保養所の誕生/『水子の譜』の衝撃
- 第3章 証言と「問診日誌」
- 敗者の沈黙/波多江兄妹の証言
著者紹介
下川 正晴
- 略歴
- 〈下川正晴〉1949年鹿児島県生まれ。立教大学大学院博士課程前期修了。毎日新聞西部本社、ソウル支局、論説委員を歴任。韓国外国語大学言論情報学部客員教授等を経て著述業。著書に「私のコリア報道」。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む